CR検査の体制が、急な感染拡大に対応できたいません。検査の実施が滞っていて発症から陽性が確定するまでの期間が1週間もかかってしまう事態になっています。そして、いまだにPCR検査数が増えない原因は、関係部門の治療本位の意識が低い検査のための検査という意識があります。PCR検査数がのびない原因について。
目次
PCR検査の判定に時間
PCR検査の実施が滞っていて発症から陽性が確定するまで、の期間が1週間もかかってしまう事態になっています。
PCR検査が機能不全状態によって、感染の有無の結果の遅れが出ることは、重症化リスクを高めるたり、潜在的な感染者と感染していない人との接触機会を増やしてしまうリスクが
増大します。
医療崩壊を防ぎ、感染拡大を防止するためにも、国による民間への検査委託の拡大や
簡易検査との組み合わせによる連携が必要となります。
厚生労働省は、重症化するひとは、発症から7日以降に肺炎症状が悪化するとしています。
現状では、軽度の症状での自宅待機中に亡くなっている方や重症化している感染者も多く、みられます。
例えば、新型コロナウィルスの特効薬がないなか、アビガンが効果があるといわれていますが、専門家は、早期の投与が重要といっています。
PCR検査数の現状
4月中旬以降、PCR検査の実施数は、全国で一日当たり8000件前後が続いてきています。
そのうち民間委託会社の受託分は2000件ほどで、残りは、国立感染症研究所などの
公的機関です。
民間検査数は2月下旬まで0で、PCR検査数も極端に低く、PCR検査を受けたいという要望に答えず、「感染研」の利権確保ではないかと主張する専門家もいました。
例えば、みらかホールディングスなど、国内の主要な検査会社の検査能力の合計は、
1日当たり約4000件とまだ余裕があります。
PCR検査数が増えない原因
民間へのPCR検査委託が進まない原因は、スピードより実績を重んじる医療界の慣行があるとの指摘もあります。
その原因となっているのが、各自治体の指定病院は、PCR検査を民間の検査会社ではなく地方の衛生研究所に依頼する傾向が目立っています。
こうした中、例えば長野県では、県が優先度に応じて民間か、行政かの検査委託先を
決める方針ですが、まだ、こうした自治体は少なく、結果的に、PCR検査のハードルを高くしてPCR検査数が伸びない原因になっています。
現状では、熱が出て気分が悪いといった程度では、すぐには、検査が受けられない状態です。
こうした中、京都大学では、「無症状であっても公費でPCR検査を受けられるようにすべきだ」という声明を発表しています。
簡易検査キットとの連携検査
香港や韓国では、簡易キットも連携させたPCR検査の大量実施が行われています。
日本でも楽天が4月20日法人向けに新型コロナウィルスの感染の可能性がわかる自宅でできる検査キットを発売しましたがさっそく医師会が「採取の方法が不適切であれば結果は信頼できず、混乱を招く」という意見を出しています。
結局医師を介さない検査は普及に大きな壁が
ありそうです。医師は、自分たちの領域が侵されることに過剰に拒否反応をしめす性があります。
現状、PCR検査を受けるハードルが高すぎるので、それが改善される間だけでも簡易検査キットと連携が必要です。
今、簡易検査キットの信頼性が問題視されていますが、これも運用のしかた次第です。
陰性結果は、あてにせず、陽性結果に対してだけ、治療のアクションをとる手も考えられます。
陰性の場合でも、隔離はとりあえず行うということです。
まとめ
今回は、「PCR検査が機能不全、検査数も伸びない原因にも【結果まで1週間も】」というテーマでお送りしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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