富士宮市のPCR検査「ウオークスルー方式」スタート。ウオークスルー方式を採用し、医師より検体を採取。これにより、かかりつけ医師の紹介でPCR検査が迅速に受けられることとなった。場所は、富士宮市救急医療センター内駐車場。
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富士宮市のPCR検査ウオークスルー方式
静岡県富士宮市は5月18日、新型コロナウイルス感染を専門に調べる市独自のPCR検査場を開設した。
同日から予約を受け付け、3件の申し込みがあった。かかりつけ医を通じて、予約を受け付けている。
これまでに主に市内で開業する計39人の医師がPCR検査への参加を表明しているという。
採用したウオークスルー方式は密閉されたボックスから医師が腕を出し、患者の検体を採取する。同方式採用により、医師の感染リスクを下げることにもつながるという。
市医師会の永松清明会長は「インフルエンザの時期の対応も考えていく必要がある。その際にも市のPCR検査場があれば対策を立てやすい」と語った。
感染が疑われる場合には従来通り、帰国者・接触者相談センターに相談し、帰国者・接触者外来を受診する流れが基本。
市独自のPCR検査場は従来のルートから漏れた患者を対象とし、かかりつけ医を通じた予約で受け付け、順次検査を進めていく。市のPCR検査は保険診療対象。
PCR検査の増加による感染拡大対策に寄与
これまで、静岡県富士宮市では、市内に保健所がなく、隣の富士市にPCR検査の相談をする必要があったが、話し中状態が多く、電話が通じにくく、さらに市内の公立病院も感染対策病院ではなく、新型コロナウィルスの早期対応が難しかった。
今回のウオークスルー方式のPCR検査を導入したことで、通常の感染が疑われる場合の従来通りの手順「帰国者・接触者相談センターに相談し、帰国者・接触者外来を受診する」に加え、かかりつけ医を通じた予約で受け付けでPCR検査が迅速に受けられることになる。
富士宮市のウオークスルー方式PCR検査場所
富士宮市救急医療センター内駐車場
住所:静岡県富士宮市宮原12-1
まとめ
今回は「富士宮市のPCR検査ウオークスルー方式導入」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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