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芸術

舞踊評論家の山野博大さん死去、プロフィールや著書など!

投稿日:

2021年2月5日舞踊評論家の山野博大さんが死去しました。享年84歳。プロフィールや著書に『踊る人にきく―日本の洋舞を築いた人たち』。舞踊関係者による「まよい句会」、「The Dance Times」主催など。

山野 博大

山野 博大

舞踊評論家の山野博大さん死去。

2021年2月5日舞踊評論家の山野博大(やまのはくだい)さんが右総腸骨動脈瘤(りゅう)破裂のため死去しました。享年84歳。葬儀は近親者で行う。喪主は妻和子(かずこ)さん。

 

山野博大さんは、東京都出身で、 新聞や雑誌に劇評や解説を多数執筆。国内の各種文化賞の選考や舞踊コンクールの審査員を務めた。2006年に文化庁長官表彰を受賞。

山野 博大

山野 博大

山野博大のプロフィール

1936年東京下町出身。舞踊評論家。

1959年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。

慶応大在学中から新聞や雑誌で評論活動を展開する。

1957年から評論活動をはじめる。新聞、雑誌等に公演批評、作品解説等を執筆。

文化庁主宰の文化庁の審議会委員として、文化芸術関連評価・選考委員や主査を数多く歴任。

文化勲章、文化功労者などの選考、推薦に関わる一方で、埼玉全国舞踊コンクールやNBA全国バレエコンクールなど伝統ある国内舞踊関連の賞やコンクールコンクールの選考、審査にもあたっている。

橘秋子賞、服部智恵子賞、ニムラ舞踊賞など舞踊各賞の選考にあたる。
埼玉全国舞踊舞踊コンクール、あきた全国モダンダンスコンクール等の審査員をつとめる。

有明教育芸術短期大学で舞踊史を講義。舞踊批評塾主宰。

新国立劇場刊行『日本洋舞史年表』編集に参画。

武蔵野音楽大学、有明教育芸術短期大学にて舞踊史の教育に携わっている。

2006年、永年にわたる舞踊評論活動の功績により、文化庁長官表彰を受ける。

2014年、編著書「踊る人にきく」を三元社より刊行。

2018年、文化庁創立50周年功労者記念表彰を受ける。

国内外の膨大な舞踊関連データを集積分析し、緻密な論理で評論活動を行う理論派評論家として国内最高の権威者という定評があります。

山野博大

山野博大

山野博大の著書。

踊る人にきく 日本の洋舞を築いた人たち

編著書『踊る人にきく―日本の洋舞を築いた人たち』(2014年、三元社刊)。

踊る人にきく 日本の洋舞を築いた人たち

踊る人にきく 日本の洋舞を築いた人たち

 

石井漠、伊藤道郎、高田せい子、江口隆哉、…日本のダンスのパイオニアの多くは若くして海外に飛び出し、西洋の最新ダンスに触れるとすぐに、自らのオリジナルな舞踊で世界を瞠目させた。帝劇誕生に始まる日本のダンス史100年を伝える踊り手たちのオーラル・ヒストリー。

目次 : 第1部 日本の洋舞一〇〇年―舞踊を語り伝える仕事/ 第2部 ダンス=人間史(石井漠と江口隆哉の平行する延長線上に位置して/ 高田せい子の時代/ 大らかな夢の世界に生きた伊藤道郎の生涯/ 前衛の闘士津田信敏、日本的叙情の体現者桧健次を師に持つこと/ 小森敏、藤井公、東京創作舞踊団を語る/ 石井小浪のもとで過した幼き日々 ほか)/ 第3部 資料(人名録/ 年表)

 

舞踊関係者による「まよい句会」同人。

舞踊関係者で作る「まよい句会」。この句会は50年近い歴史を有する。故人となった貝谷八百子、谷桃子、志賀美也子、有馬五郎、庄司裕らもメンバーだった。句作は二の次で、おしゃべりと飲み食い優先の句会が今も年に1,2度、神楽坂で開かれている。

The Dance Times
日本の舞台に次々と登場してくる舞踊を批評し、リアルタイムで皆様にお届けします。

the dance time

the dance time

ー     The Dance Times

昨年のThe Dance Timesの山野博大氏の舞踏講評をご紹介します。

December 26, 2020
松山バレエ団『くるみ割り人形』

松山バレエ団の『くるみ割り人形』は、序曲のところでシュタールバウム家の玄関先の様子が、長い時間をかけてたっぷりと描かれる。クララ(森下洋子)らが外に出てクリスマス・パーティーにやって来る客たちを迎えるのだ。ドロッセルマイヤー(鄭一鳴)もそりに乗って雪道をやってくる。大勢の出演者を使って場面をこしらえることが多い演出・振付の清水哲太郎が、その特長をまず最初の場面で見せた。

クリスマス・ツリーが飾られたパーティー会場は大賑わい。客たちの踊りがあり、ドロッセルマイヤーが、ヨーゼフ人形(本多裕貴)、クラウス人形(垰田慎太郎)、ブリギッテ人形(岡村由美子)を踊らせて子どもたちを楽しませる。ドロッセルマイヤーからくるみ割り人形をもらってクララは大喜び。しかしそのうちにクララは眠くなってしまう。

クララの夢の中で、くるみ割り人形(大谷真郷)と玩具の兵隊たちとねずみの大軍の戦争が始まる。このあたりも清水哲太郎の演出は大勢のダンサーを使い、両者の戦いは一進一退。ついにくるみ割り人形とねずみの王様(垰田慎太郎)の決闘となる。あわやというところで、クララはねずみの王様にスリッパを投げつけ、くるみ割り人形が勝つ。クララと、くるみ割り人形が変身したアマデウス王子は、雪の女王カタリナ(石津紫帆)と雪の天使たち(藤原夕子、鎌田美香、鈴木彩ら)に見送られて玩具の国を目指す。

清水哲太郎版『くるみ…』最後のディベルティスマンでは、大谷真郷の慎重なサポートを受けて森下が大勢のダンサーの中心にぴたりと収まった。河合尚市指揮の東京ニューフィルハーモニック管弦楽団の演奏が、森下の演技のテンポをしっかりとフォローした。

(山野博大 2020/11/15 東京文化会館 大ホール)

引用:The Dance Times

まとめ

今回は「舞踊評論家の山野博大さん死去、プロフィールや著書など!」というテーマでお送りいたしました。

優れた舞踊評論家山野博大さんは、希少な逸材でした。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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