親中「二階派」の親中ぷりが目に余ります。かろうじて対中非難決議了承するも習主席の「国賓」来日中止要請は修正に追い込まれました。一部の知識人は財界は国際情勢がまったく読めていない。中国のマーケットが大きいからといって、いつまでも『親中』を続けるのであれば、制裁を強化する米国がはしごを外す可能性もある」と指摘する。二階派リスト紹介。
目次
親中「二階派」
自民党が「対中姿勢」をめぐって混乱している。
7月6日香港への「香港国家安全維持法」の施行を受けて、外交部会と外交調査会は、日本政府に求める「対中非難決議案」の扱いについて協議したが、「親中派」とされる二階俊博幹事長率いる二階派議員らから反発している。
とりあえず非難決議は了承した。
しかし、習近平国家主席の国賓来日に関して政府に「中止を要請する」と明記していた文面は「党外交部会・外交調査会として中止を要請せざるを得ない」との内容に修正された。
最近の日本に対する中国の姿勢も、沖縄県・尖閣諸島周辺には85日連続で、中国海警局の武装公船などが侵入している。
中国外務省高官は6日、「(尖閣諸島は)中国の固有の領土だ」と言い放っている。
中国による実効支配のもはや秒読み段階の模様。
これで、親中姿勢で、国際社会の反感をもたれれば、尖閣もあやうい。
「中国が治安維持法のようなものを制定・施行したことは看過できる問題ではない」
自民党の中山泰秀外交部会長は6日の合同会議冒頭、こう強調し、香港の「自由・民主」「基本的人権」を守る必要性を主張。
決議案は、香港ですでに多数の逮捕者が出ていることに「重大で深刻な憂慮」を表明し、中国側に「大国としての責任」の自覚を要求。新型コロナウイルスの影響で延期となっている習氏の「国賓」来日の中止を要請する内容だった。
当初、外交部会などが3日に決議文を正式決定し、中山氏らが同日午後に首相官邸を訪ね、菅義偉官房長官に提出する予定だった。
ところが、二階氏が異論を唱えて、6日に合同会議を開くことになっていた。中国外務省も「(習氏の国賓来日について)騒ぎ立てるのは無意味だ」などと反発していた。
合同会議は約2時間、非公開で行われ、会議では、二階派重鎮である河村建夫元官房長官が「多くの先輩方が努力され、積み上げてきた日中関係を壊すような文言はいかがなものか。
(決議文の文面を)修正すべきだ」などと発言。
河村氏によると、他の出席者からも慎重論が出たという。
これに対し、保守系議員らは「国家安全維持法は(外国人や外国企業も対象としており)日本にとっても懸念がある」「(中国公船が尖閣諸島周辺に連日侵入しており)習氏の『国賓』来日は、中国の主張を認めることになりかねない」などと反発したという。
最近の中国といえば、中国海警局の武装公船は7日も、尖閣周辺の接続水域に侵入した。85日連続となり、2012年9月の国有化以降で最長日数を更新している。
加えて、中国外務省の趙立堅副報道局長は6日の記者会見で、尖閣諸島について、「中国の固有の領土だ。釣魚島(尖閣の中国名)の海域でパトロールし法執行することは中国の固有の権利だ」「日本漁船が、釣魚島の領海に違法に侵入したため追跡・監視し、中国側の海域から直ちに立ち退くよう求めた」などと主張。
中国が日本の主権を侵害しているのに、どうして、与党・自民党の一部が弱腰になるのか。
「ヒゲの隊長」こと、参院自民党の佐藤正久前外務副大臣は合同会議後、「習近平国家主席の国賓訪問中止要請の決議について、一部から文言修正等の意見は出たが、大方は中止要請は必要との意見」「国賓中止要請の理由を明確化すれば良い。邦人安全にも影響がある香港安全法の責任者は習近平主席」などとツイートしている。
日本が米国に梯子を外される
二階派の親中姿勢で、福井県立大学の島田洋一教授は「米国が超党派で中国への制裁強化に関する法案を準備しているなか、日本は自民党でさえまとまっていない。」という。
「『政治の未熟さ』を感じてしまう。そもそも、『国賓』とは天皇陛下のお客さまである。二階氏の背後には財界の姿もあるようだが、財界は国際情勢がまったく読めていない。中国のマーケットが大きいからといって、いつまでも『親中』を続けるのであれば、制裁を強化する米国がはしごを外す可能性もある」と指摘した。
かりにも、国賓として習近平を受け入れれば、天皇陛下をはじめ国民総出で、歓迎しなければ、いけない。
習近平に対し、笑顔を作れる日本人が、今いるすれば、よほど異常です。
人権弾圧、虐殺、侵略。人民解放軍は別名「チャイナチ」といわれ、いまや習近平は、現代のヒットラーとも言われています。
中国のいじめ
7月8日ポンペオ米国務長官は記者会見で、中国による沖縄県・尖閣諸島周辺海域への領海侵入や南シナ海への進出を挙げ「中国は領土紛争をあおっている。世界はこのいじめを許すべきではない」と述べ、世界各国が一致して対抗する必要があると述べています。
ポンペオ氏は会見で、中国の海洋進出や、インドとの係争地域で起きた衝突などの国境紛争を挙げ「中国が主権を尊重すると満足に言える隣人は多くない」「世界はこの動きに対応するために結集しなければならない」と結束を呼び掛けています。
ところが、いじめられている当の日本が中国の御機嫌を必死に取ろうとしています。
ヨーロッパでは、ドイツのメルケル首相が、中国との貿易の利益を考え、中国と親密にして批判を受けています。
かつて、ナチスドイツが世界平和を乱した当事国なのに、中国の行動を批判できないのは、同じ歴史を繰り返すのでしょうか。
日本では、このメルケルの立場が二階幹事長率いる二階派議員です。
今後、もし二階派親中議員が台頭すれば、中国にドイツ、日本を加えた、新悪の枢軸国の誕生です。
今、アメリカは、ウイグル人虐待、香港国家安全法、新型コロナ問題で本気で中国共産党と戦おうとしています。
経済的にも共産党に関係した中国企業と関係を絶とうとしています。
日本は、中国に組するか、アメリカと一緒に民主主義を守るかの二者択一に迫られています。
中国共産党は、対郊外のやり方のパターンは非常に狡猾でよく知られています。
北京の悪い行為を批判する人を侮辱または攻撃する。その後、緊張の高い状態を非難し、通常の関係に戻ることを、行動を何一つ変えずに提案する。しかし、今回は通常の関係に戻ることはない。
今回は、アメリカとその同盟国は中国が折れるまでやるつもりです。
日本は、アメリカを選ぶか、中国を選ぶかです。答えは明白です。
親中二階派とは
二階派の派閥正式名は志帥会(しすいかい)と言います。
自由民主党の派閥で通称は二階派と呼ばれ亀井派→伊吹派→二階派と流れをくんできました。
二階派は、拡大路線をとり、郵政造反組復党問題で自民党を離党した議員や民主党などの他党出身者を自派に引き入れた。
郵政問題を巡っては、自民系無所属の長崎幸太郎が2013年に、小泉龍司が2014年に二階派特別会員となり、2017年10月に正会員となり、復党した。また、自民党を除名されていた綿貫民輔の復党を二階派主導で党に働きかけ、復党を実現させた。
つまり、離脱議員を寄せ集めて親中派にしているようである。
他党出身者では民主党を離党した山口壮が2013年12月に客員会員として入会し2015年1月に入党した。2016年夏には元復興大臣の平野達男が、2017年9月には元みんなの党代表の浅尾慶一郎がそれぞれ自民党入党と二階派入りを果たしている。
最近は、この手法で元民主党環境大臣の細野豪志が最初無所属のまま特別会員として入会させ、最終的には、地元静岡の自民党支部が大反対している中、入党させてしまった。
静岡では相当反発している。いわば、地元で長年貢献した吉川議員を見捨てた形になっている。
公認争いも厭わない二階派の拡大路線については、他派からは強い反発があったものの]、二階は「自民党が謙虚に受け入れるだけの雅量がなきゃダメだ」「仲間がそろってこそ、大きな力になる。それが政治だ。派閥政治のどこが悪いのか」と言っている。
入党後、おそらく中国系の政治資金まみれにして、親中派にしたてていくにかもしれない。
二階派議員リスト
親中二階派議員リストは以下の通り。
伊吹文明(12回、京都1区)
二階俊博(12回、和歌山3区)
河村建夫(10回、山口3区)
林幹雄(9回、千葉10区)
今村雅弘(8回、比例九州)
平沢勝栄(8回、東京17区)
山本拓(8回、比例北陸信越)
江崎鉄磨(7回、愛知10区)
桜田義孝(7回、千葉8区)
福井照(7回、比例四国)
小泉龍司(6回、埼玉11区)
武田良太(6回、福岡11区)
谷公一(6回、兵庫5区)
長島昭久(6回、東京21区)
山口壮(6回、兵庫12区)
吉川貴盛(6回、北海道2区)
鷲尾英一郎(5回、新潟2区)
金田勝年(4回・参院2回、秋田2区)
伊藤忠彦(4回、愛知8区)
伊東良孝(4回、北海道7区)
松本洋平(4回、東京19区)
佐藤ゆかり(3回・参院1回、比例近畿)
大岡敏孝(3回、滋賀1区)
小倉將信(3回、東京23区)
勝俣孝明(3回、比例東海)
門博文(3回、比例近畿)
小林鷹之(3回、千葉2区)
武部新(3回、北海道12区)
宮内秀樹(3回、福岡4区)
岡下昌平(2回、比例近畿)
神谷昇(2回、比例近畿)
小林茂樹(2回、奈良1区)
鳩山二郎(2回、福岡6区)
泉田裕彦(1回、新潟5区)
小寺裕雄(1回、滋賀4区)
繁本護(1回、比例近畿)
出畑実(1回、比例南関東)
中曽根康隆(1回、比例北関東)
中曽根弘文(6回、群馬県)
鶴保庸介(4回、和歌山県)
衛藤晟一(3回・衆院4回、比例区)
片山さつき(2回・衆院1回、比例区)
三木亨(2回、比例区)
岩本剛人(1回、北海道)
清水真人(1回、群馬県)
進藤金日子(1回、比例区)
宮崎雅夫(1回、比例区)
細野豪志(静岡5区)
二階派議員詳細動画です。
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ー二階派議員全50名リスト一覧読み上げます!【テロップ付き】
国賓来日の意味
前回中国の国家主席が、国賓として来日したのは、2008年の胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席でした。
来日した際には日本政府は儀典上で最も格式が高い「国賓」待遇で出迎え、天皇、皇后両陛下と会見しました。
前回の、胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席の時の写真を見ていただければわかります。
この胡錦涛が習近平に置き換わった映像が全世界に配信されます。
この時も、日本の歴史教育を批判して、しっかり演説しています。
日本はまるで叱られた子供のようでした。
中国は、国賓来日を、フルに政治利用します。かつては、天安門事件のイメージを払しょくするために使われました。
そして、そのあとは、何もなかったかのように反日を中国国内の政治のために使いました。
つまり、恩も義理もない国なのです。中国は。
まとめ
今回は「親中二階派の意見と二階派議員リスト」というテーマでお送りしました。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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