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トランプ氏容体に公式発表と差異「大きな懸念」と関係筋、実際は!

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トランプ氏容体に「大きな懸念」と関係筋 公式発表と相違がみられます。実際はどうでしょうか?新型コロナウイルスに感染したドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領の専属医らは3日、トランプ氏の容体は「とても良好」だと発表しました。だがトランプ氏の容体に詳しい情報筋は、同氏のこれまでのバイタルサイン(生命徴候)には「大きな懸念」があり、今後の48時間が重要となるとの見解を示しています。トランプ大統領には日本でも承認されたレムデシビルやアメリカでも臨床試験中の治療薬が投与されていることが新たに分かってきました。

トランプ氏

トランプ氏

目次

トランプ氏容体に公式発表と差異「大きな懸念」と関係筋、実際は。

トランプ大統領夫妻

トランプ大統領夫妻

 

トランプ氏容体に公式発表と差異があるようです。実際はどうでしょうか?

トランプ氏がウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)に入院後初となる記者会見を開いた専属医のショーン・コンリー(Sean Conley)医師は、トランプ氏が現在、起き上がって歩ける状態にあり、ここ24時間は発熱がないと発表。

 

そこでは、せきや鼻づまり、倦怠(けんたい)感といった症状は改善し、酸素吸入も受けておらず「容体はとても良好」だと述べた。

 

一方、トランプ氏の容体に詳しい関係者は「大統領の過去24時間のバイタルには大きな懸念があり、治療の面では今後48時間が重要となる」と述べています。

 

「全快の明確な見通しはまだ立っていない」とも述べました。ホワイトハウス(White House)は今のところこの情報についてコメントは、ありません。

 

米メディアはトランプ氏が2日の入院前にホワイトハウスで酸素吸入を受けたとの情報を伝えていたが、これについて問われたコンリー医師は、検査を受けた1日とウォルター・リード入院後には酸素吸入は行われなかったとのみ言明した。

 

実際のところ酸素吸入が行われていれば、症状は重篤といえます。今のところ発表に食い違いがあります。

 

アメリカのトランプ大統領が日本時間2日午後2時ごろ、ツイッターで自身が新型コロナウイルスに感染したことを明らかにしました。

 

メラニア夫人も陽性だということです。

感染元は側近のホープ・ヒックス氏か?

 

トランプ大統領の感染が明らかになる直前に、ホープ・ヒックス氏の感染が明らかになりました。

 

ヒックス氏は、2014年にトランプ氏の会社に入り、トランプ氏の長女・イバンカ氏のファッションブランドの広報などを手掛けていました。

 

トランプ氏の選挙陣営に加わったことから、政権でも2018年までホワイトハウスの広報部長を務めるなど、側近として登用されてきました。

 

ヒックス氏は先月30日、ミネソタ州で行われたトランプ大統領の選挙集会に同行していました。

 

アメリカメディアによりますと、ヒックス氏はミネソタ州で感染の症状が出たため、ワシントンに戻るエアフォース・ワンの機内で隔離されました。

 

ヒックス氏の陽性を受け、トランプ大統領とメラニア夫人も検査を受けた結果、2人とも陽性反応が出たということです。

ホワイトハウスの主治医は「夫妻の体調は良好で、ホワイトハウスの居住区で回復を図る。大統領の職務に影響はないだろう」とする声明を出しました。

 

アメリカでは感染が確認されれば、14日間の自宅隔離が求められています。

 

軍の最高司令官でもあるアメリカ大統領の職務を遂行できなくなれば、ペンス副大統領が大統領職を引き継ぐことになります。

 

トランプ氏は、新型コロナ軽視だった理由。

 

これまで数々の“コロナ軽視発言”を繰り返してきたトランプ大統領ですが、発言の背景に常に見え隠れするのが、11月3日に行われる大統領選です。

 

感染が広がっていないときは「インフルエンザのようなもの」などと繰り返していました。

 

しかし、世界中に感染が拡大し、アメリカに第一波が来ると、中国を名指しで批判しました。

 

これは感染防止対策に後ろ向きだった自身への批判をかわすためだとされています。

 

そして、経済活動の再開を急ぎ始めました。

 

自粛していた大規模集会も再開。

 

大規模集会を控えるバイデン氏に対抗し「コロナに負けない強いトランプ像」をアピールするためだったのでしょうか。

 

トランプ大統領がマスク着用を拒み続けたのも、支持者の中に“マスク否定派”が多いからだとされています。大統領選のため、決して崩さなかった強気の姿勢ですが、決戦1カ月前に自身が感染し、“オクトーバーサプライズ”を演じてしまうという皮肉な結果になってしまいました。

トランプ氏は、新型コロナ軽視だった理由は、大統領選を意識したとの見方もあります。

 

大統領選の投票日は、連邦法で定められていて、延期されたことは過去に一度もありません。

 

今は両陣営ラストスパートをかけるタイミングです。15日にはフロリダ州で、第2回テレビ討論会が予定されています。

 

さらに、これから1週間、全米各地で集会も予定していました。今のところ、中止が発表されたのは、2日のフロリダ州だけです。

 

アメリカの中枢を直撃した新型コロナウイルス。ロシアのプーチン大統領はトランプ大統領夫妻の回復を願って「あなたの生まれ持った活力と精神力、楽天主義で克服できると確信している」との電報を送ったといいます。

 

加藤官房長官は「トランプ大統領もメラニア婦人も体調は良好と承知しているので、今の時点でお見舞いのメッセージを発出するか決めているものではない」と述べました。

 

また、来週予定されているポンペオ国務長官の訪日についても、現時点で変更はないとしています。

 


コロナ軽視のトランプ大統領が感染・・・政権の混乱必至(2020年10月2日)

 


トランプ大統領 レムデシビルと未承認薬を投与(2020年10月3日)

新型コロナウイルスの感染が判明したアメリカのトランプ大統領は日本時間の3日朝、ホワイトハウスからヘリコプターで軍の医療施設へと向かいました。

体調も注目されるなか、大統領選挙への影響も気になります。感染発表の3日前に約4メートルから5メートルの距離で激しい議論を交わしたバイデン氏は陰性でした。

そして、トランプ大統領には日本でも承認されたレムデシビルやアメリカでも臨床試験中の治療薬が投与されていることが新たに分かってきました。

まとめ

今回は「トランプ氏容体に公式発表と差異「大きな懸念」と関係筋、実際は!」というテーマでお送りいたしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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