大型トラック運転免許を取りに行く前に見るサイトです。今の仕事から転職したり就職を考えているあなたに、大型トラックの魅力、メリット、デメリットをまとめました。大型ドライバー求人調べる前にもススメのサイトです。
目次
大型トラック運転免許取る前に知っておきたいことは、そして求人での注意点は
プロトラックドライバーとして、大型トラック運転免許取る前に知っておきたいことを、求人を見る前の注意点を挙げておきます。
工場のラインオペレータやや事務所勤務にはない自由な職業というイメージが、大型トラック運転手にはあって、それにあこがれて、転職しようとされるかたも多いと思います。
ご存知のとおり、トラック事業の自由化後、給料は下がって、とても裕福な暮らしはできないのが現状の大型トラック運転手です。
それは、おそらくあなたもご存じなことと思いますが、何も、予備知識なしで、ただ大型免許を教習所でとって、大型ドライバー求人を探して就職しても、失敗する可能性が高いと思います。
全長12mもあるあのバカでかい乗り物を走らせるのに、だれでも最初はそうですがペーパードライバーです。
荷物の集配所の積み下ろしスペース(バース)に左右の車両にぶつけないで着車しなければなりません。
でも、最近は大型ドライバーの女性トラッカーも結構います。だから、そんなに難しくなないとも言えますが、
いきなり大型免許をとって、募集のある運送会社に就職しても、あなたが男性なら女性ほど気を遣ってはもらえないでしょう。
プロトラックドライバーとして、大型トラック運転免許取る前に知っておきたいこと、そして求人での注意点とは次の3点です。①大型免許をとるタイミング、②運送会社の選び方、③運送会社に就職のとき必ず確認することです。
順を追って説明します。
大型トラック運転免許取る前に確認してほしい適性
大型トラックのドライバーに例えば転職してなろうと、運転免許を取るために自動車学校に行く前に確認してほしいのがあなたの大型ドライバーとしての適性せす。
大型トラックの運転手に向いた適性かどうかです。
と言ってもそんなに難しい話ではありません。まず、運転が好きなことです。
当たり前ですが一日600kmあるいはそれ以上走って、それでも、また翌日、運転席に座りたくなるかどうかです。
これは、あなたが今、乗用車を運転するのが好きな人ならばまずOKです。
次に、これは、これから一生ついて回るんでよく考えてほしいのですが、運転の素質です。
実は、大型トラックのドライバーには事故のリスクは付き物です。
ですが実際に事故を起こす人は、一生のうち何回も起こしますが、運転の素質のある大型トラックドライバーは一生涯無事故です。
ここでいう運転の素質は別にレーシングドライバーのテクニックではありません。
しっかり、周囲の危険を予知をした、防衛運転ができるかどうかです。
危険に対する直感が磨かれているかどうかともいえます。
こちらも、いまあなたがご自分の乗用車を運転していて、普通のスピードで普通に運転したとき、まず事故は無いと確信できるかどうかです。
例えば防衛運転では、相手のドライバーの性別・年齢・顔つきを見て即座に対応を変えます。
もらい事故だからしょうがないといっている人は、一生のうちでは必ず事故を起こしてしまいます。
それが大型トラックの事故の場合は、あなたの人生も家族の人生も変えるくらいの大きな事故になってしまいます。
そして、最後にトラックが好きかどうかです。
例えば導入画像に載せたのは、サイズが全長12m、車幅が2300mmの低床4軸と呼ばれる13t積載できる大型トラックです。全部で12輪のタイヤがついています。
私は、この姿を見るともう運転したくて心がうずきます。
理屈抜きで好きと思えるかどうかです。
比較的大型トラックのドライバーは、トラックが好きで、いつもきれいに洗車して、磨き上げてトラックを大事にしている人は事故も少ない傾向があります。
みんな理屈抜きで、好きなんですね。大型トラックが。
考えてみてください。価格で2000万円以上するメカを自分で好きに操れ、運転席は乗用車以上の乗り心地があります。
以上の三つの条件は必須です。これから、プロの大型トラックのドライバーを目指し人生を有意義にしたいんであればこの三つの条件は必ず確認してください。
もし「でも、しか」でやるんだったらコンビニの2tトラックの配送をお勧めします。
大型トラック運転免許取る前に大型免許を取るタイミングを知ろう
大型トラック運転免許取る前に大型免許をとるタイミングですが、私のお勧めは、自動車学校に通う経済的な余裕があれば、まず大型免許を取ってしまって、運送会社に就職をお勧めします。
なぜかというと、いったん中型免許のまま、運送会社に就職すると、大抵4tトラックを運転することになりますが、大型トラックへの転向が難しく、いったんやめるしかないことが多いからです。それほど今運送業界は人手が足りません。
4tの中型トラックの運転手でもいいのですが、やはり、給与でも差がありますし、長距離運転では、乗り心地が全く違います。
ですので私のお勧めは、すぐに大型免許を取得してペーパードライバーの形で運送会社に就職し数か月間4tの中型で慣らさせてもらいます。
その後大型トラックに乗務するのが一番いいと思います。
いきなり大型乗務のパターンもありますが、教習所サイズとは違うので不安な場合は4t乗務から始めるのが良いと思います。
もしくは大型トラックなら乗務ルートを比較的易しいルートに限定してもらう手もあります。
大型トラック運転免許をとって運送会社の求人を見る前に運送会社の選び方を知ってこう。
運送会社は、大手、準大手、中小運送会社の3タイプがあります。
それぞれ特徴があります。
まず、大手運送会社は、西濃運輸、日本通運、ヤマト運輸など誰もが知っている運送会社です、。
特徴は、給料は走行距離のわりに高めです。
ボーナスも期待できる場合もあります。そして、運行管理がしっかりしていて、通常は寝る間もなく走らされることはありません。
そして、高速での速度は大型貨物の法定速度80km/hをしっかり守っています。
これは最近はタコメーターがデジタル化され、スピードオーバー急発進急加速などの運転で減点法で採点されてしまうので、結果的に80km/しか出せません。
これはかなり苦痛です。ちなみに私には務まりません。
がっちつ管理されるからです。息が詰まります。
次に準大手ですが、これはトラックの保有台数が目安として50台以上ある運送会社です。
この辺からそれぞれの会社によって、違いが出ます。
比較的に運行管理もまずまずそれなりで、スピードも高速で90km/hくらいは何もとやかく言われません。
そして、大手同様大型ドライバーの質も比較的高く、私は、最初はこの準大手をおすすめします。
業務用運行車、つまり緑ナンバーの業務運行の場合、4時間走行した場合30分の休憩が義務づけられています。
大手ではもちろん遵守されていますが、この準大手でも守られているところが多くその点でも安心です。
大型トラックの事故は8割以上が2時間走行後に起きるといわれています。この4時間運行して30分の法定休憩は安全上大事です。
そして、最後がトラックの保有台数が50代以下の中小の運送業者です。この中小運送業者は要注意です。
死ぬほど走らされて給料あまりくれない所はここです。
ですが、それぞれの運送会社によって違いが大きいので、もし就職して「やばい」と感じたらそれはあなたのわがままではありません。
本当にやばい場合が多いです。
過労のあまり追突事故を起こしその場で現行犯逮捕され、人を殺し交通刑務所に入ることになったらそれこそ洒落になりません。
大型トラック運転免許取って求人で事前に運送会社に必ず確認すること
大型トラック運転免許取って求人で事前に運送会社に必ず確認することです。
休日の日数とか、ルートとか、社会保険とか一般的なことは当然確認するでしょう。
それ以外でて、特に中小の運送会社に就職するとき、必ず確認しておくべきことがあります。
それは、事故をしたとき、その相手の補償、自分のトラックの修理を、運送会社が出してくれるかどうかです。
これらの弁償をドライバーにやらせる会社が多くあります。
とんでもない話ですが。
もちろんこのような都合の悪いことは、大抵は入社してから知らされます。
これで、事故を起こし何年もの期間、数百万円を少しずつ給料から引かれている人も実際います。
そこまでいかなくても、会社側は、対物保険に免責20万を入れると、保険料が安くなるので上限の20万を免責の保険に入り、事故をしたドライバーに払わさせるところもあります。
実際、例えば運転に不慣れなあなたが、客先の集配所の積み下ろしスペース(バース)で隣のトラックにちょっと接触してミラーを壊しただけでもう10万弱くらいはすぐに行ってしまう世界です。
接触して相手車のコンテナをこすれば100万円コースです。
とにかくトラックは部品が高いので、こんな運送会社にいたら、夜も眠れません。
そして、支給される給与が高いと思ったら走る距離が半端ではない所もあります。
もちろん4時間走行した後の法定の30分の休憩などあってないようなものです。
こういう所の経営者は、社長という肩書を持っていても、運送事業を行って起きた事故も利益を生むための経費であることを分かってません。
真面目に、かかった事故の損害の分は損したと考え、自分は外車を乗り回しています。
経営者とは言えないような連中です。
以上、今回は、大型トラック運転免許を取る前に見れば参考になること、求人前に見ておけば失敗しない就職ができるコツをまとめてみました。
このシリーズとして、「初心者の大型ドライバーが一年間は気を付ける運転テクニック」をまた近いうちに書きます。そちらもよろしくお願いします。
大型トラック運転免許を取って求人情報を見る前に知っておきたいメリットデメリット。
大型トラック運転免許を取って求人情報を見る前に知っておきたいメリットデメリットについてあなたにお伝えします。
大型トラックの魅力は、乗って体感しなければわからない魅力があります。
その前にまずは、デメリットです。
デメリットは万が一事故を起こしてしまった場合、その結果は相当なものになってしまうことです。
大型トラックドライバーは、皆覚悟して日々、運転しています。
ですが、中小運送会社の中にはブラック的な会社もあり、あまりにも乗務が過密で、「いつ事故を起こしてもおかしくない。」という開き直りで乗務している大型ドライバーもいます。
前に求人情報を見る前に確認してもらいたことで、紹介しましたが、決して求人情報の給与欄だけにつられず、運行管理、事故のときの補償などは必ず確認してください。
求人情報を探すときの一つの目安が、常時、大型ドライバーの求人をしているところは危険です。
事故の話に、戻りますが、大型トラックの場合、総重量が20tあります。
こんな重量で追突事故を起こせば相手はほぼ無くなります。
私は、日々、大型トラックの事故は注意深く確認しています。
例えば2019年に起きた都内での踏切事故では、2日も電車をとめ、事故を起こしたトラックドライバーは即死。この事故も私なりに、原因を考えたりしています。
狭い道に入り込み右折ができなくなって、踏切に半分トラックの頭を突っ込み起こした事故です。
絶対にあってはならないことです。
ですが、あなたが先に紹介した、大型トラック免許を取る前の三つの条件に当てはまればこの事故の問題はクリアーできます。
もう一つのデメリットが、積む荷物が多いので、積み下ろしの手間です。
これも、積む荷物によって、だいぶ違います。
フォークリフトの免許があれば、好条件の仕事が見つかります。
フォークリフトの免許は3万円程度でとれます。
あとは、積み荷が、宅急便、ゆうパックなどであれば、ワゴンなので相当楽です。
とりわけ郵便の輸送は、待ち時間もほとんどなく、おすすめです。
避けたいのが、生鮮物の運搬や積み下ろしに手作業のある仕事です。
次に、メリットですが、何よりも他の人は体験したことのない地上3mの別世界が待っています。これは、最高です。
そして、価格にして2500万円もする大型メカをあなたが自由に操縦できます。
前進で7足、補助ブレーキ2系統最新の技術が搭載されています。
走行も中型4tよりも安定していて、普通に操縦すれば横転事故はありえません。
4t車両は作りが不安定で、例えば東名高速の御殿場当たりの坂のあるカーブでは、横転の恐怖もあります。
そして、中型車よりも運転が快適です。運転席キャビンも中型より広いです。
そして、中距離、長距離運行であれば、自在に移動でき自由になれた気分がります。
今、例えば東京にいても、数時間後には仙台にいたり。
もちろん当たり前ですが給料が中型より高いのもメリットです。
最後にまとめですが、私は大型トラックをおすすめします。
今あげたデメリットは、すべて克服できるからです。
事故にしても、例えば、おなじ大型車両でもなぜバスは事故がほとんどないかを考えれば
わかります。
そして、しっかり求人情報でリスクのない運送会社も見つければ大丈夫です。
運転については別記事で初心者のための、大型ドライバー運転で知っておくこと
と事故を限りなく無くす運転を、ご紹介します。
少し待っていてください。
今回は最後まで読んでいただきありがといございました。