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漫画家・まつもと泉死去、プロフィールや作品など!

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漫画家のまつもと泉さんが10月6日に死去しました。享年61歳。代表作に『きまぐれオレンジ☆ロード』『せさみ☆すとりーと』などがあります。プロフィールや作品一覧。

漫画家・まつもと泉作品

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目次

漫画家・まつもと泉死去

漫画家・まつもと泉

漫画家・まつもと泉

 

人気漫画『きまぐれオレンジ☆ロード』などで知られる漫画家・まつもと泉さんが、10月6日に死去されました。61歳でした。

 

2020年10月6日、入院療養中であった病院で死去。61歳没。脳脊髄液減少症による不定愁訴に苦しみながら復帰に向けて闘病を続けていたが、数年前に手術をした心臓にも不安を抱え、身体が保たなかったという。

 

10月13日、公式サイト『サイキンのまつもと』にて講評されました。

 

漫画家・まつもと泉

漫画家・まつもと泉

 

サイトでは「まつもと泉は今月6日午前0時過ぎに、かねてより入院療養中の病院にて永眠いたしました。これまで公私に亘ってお付き合いをいただきました方々、そして作品を愛してくださいました方々に心より御礼を申し上げます」とまつもとさんの死を伝えています。

松本さんは昨年11月に、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)で苦しんでいることが、公式サイトで伝えられていたが、そのことにも触れ「近年のまつもと泉は脳脊髄液減少症による不定愁訴に苦しみながらも仕事復帰への意欲に燃えて闘病を続けてまいりましたが数年前に手術をした心臓にも不安を抱えており、残念ながら身体が保たなかったようです。ただ医師によりますと、苦しむことなく睡眠中にそのまま安らかに旅立ったとのことでした」と明かされた。

漫画家・まつもと泉作品

漫画家・まつもと泉作品

 

また「なお葬儀はすでに近親者のみで執り行いましたので、お供えやご香典はご辞退いただきたくお願い申し上げます」とし、「略儀ながら書中をもちまして、まつもと泉についてのご報告とさせていただきます。あらためまして生前お世話になりました皆さまに感謝をお伝えしますとともに今後ともまつもと泉の作品を広く楽しんでいただけますようお願いをいたします」と伝えた。

 

漫画家・まつもと泉のプロフィール

漫画家・まつもと泉作品

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本名 寺嶋 一弥(てらしま かずや)

富山県高岡市出身。 1958年10月13日生まれ。職業 漫画家。

 

高校卒業後、ロックミュージシャンを目指して上京する。パートはドラムス。無類のロック好きで、シンガーソングライターの杉真理、ジェネシス、TOTOの大ファンである。

 

しかし、楽譜が読めなかったこともあってミュージシャンは断念し、デザイン専門学校に入学。

漫画家・まつもと泉作品

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専門学校在学中、高校時代の友人と2人で漫画作品を描き、いくつかの出版社に“持ち込み”をした結果、集英社「週刊少年ジャンプ」編集部の高橋俊昌(初代担当編集者)に認められ、本格的にデビューへの道を歩み出す。

 

1980年代当初、硬派・劇画・スポーツ・ギャグを主軸としていたジャンプでは、売り上げの減少を食い止めるために他誌で人気を博していたラブコメと美少女キャラの要素を取り入れる方向で模索する。

 

1981年、週刊少年ジャンプのフレッシュジャンプ賞で佳作入選。「LIVE! とってもロックンロール」「週刊少年ジャンプ」でショート短編掲載。

 

1982年、「フレッシュジャンプ」に掲載された『ミルク☆レポート』で正式デビュー。

漫画家・まつもと泉作品

漫画家・まつもと泉作品

 

1984年、「週刊少年ジャンプ」において『きまぐれオレンジ☆ロード』を連載開始。

 

それまでのジャンプにはあまり見られなかった絵柄、当時はまだ珍しかったカラースクリーントーンを多用したデザイン性の高いカラーページは注目を集め、瞬く間に人気作品となる。

 

ちば拓や桂正和とともにジャンプでのラブコメ、美少女路線を開拓。読者アンケートでは作中のキャラクターと同年代の10代を中心に男女共にバランスの良い人気を集めた。

 

レンジ・ロードの女性キャラクターで一番好きなのは「鮎川まどか」。オレンジ・ロードを描いているエネルギーの比重の70%ぐらいがまどかで、楽しいし辛いけど描くのに気合が入るし好きで描いていたキャラクターだという。

漫画家・まつもと泉作品

漫画家・まつもと泉作品

 

しかしまどかを描く時、描いては消しを繰り返すのでとても時間が掛かるキャラクターで、『きまぐれオレンジ・ロード』で何が印象に残っているかというと「まどかを描いていた」ことだという。

 

1988年、「スーパージャンプ」初月刊号から『せさみ☆すとりーと』を連載。

 

漫画家・まつもと泉作品

漫画家・まつもと泉作品

 

1993年、竹書房「コミックガンマ」新年号から大倉らいた原作で『BLACK MOON』の作画を担当。

 

1994年、ジャンプJブックスで 寺田憲史との共同原作で小説『新きまぐれオレンジ☆ロード』を制作。

 

1996年、東芝EMI(現EMIミュージック・ジャパン)と共同でデジタルコミックCD-ROMマガジン『COMIC ON』を発売。プロデュース業と作家陣の一人二役を兼ねる。以降、紙媒体の雑誌からデジタル・メディアでのマンガ制作に発表の場を移す。

 

漫画家・まつもと泉作品

漫画家・まつもと泉作品

 

1999年6月、2000年初めから「スーパージャンプ」で数年ぶりの新連載の予定だったが、原因不明の体調不良により延期となった。

 

結局、その病気が4歳の時に遭った交通事故が原因の脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)であったことが判明。ブラッドパッチ(硬膜外自家血注入)治療を受け、以前より体調は改善されたという。

 

2007年10月19日、母校の富山県立高岡工芸高等学校で講演をした。

 

2010年1月10日、「NHKニュースおはよう日本」に出演、自らの持病である脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)や自身の今後の活動に関して語った。

 

2011年7月1日 – 4日、ロサンゼルスで行われた『アニメエキスポ2011』に15年ぶりに参加した。

漫画家・まつもと泉作品

漫画家・まつもと泉作品

 

2011年7月21日、若いころからファンだった杉真理のライブを楽しんだ後、知人の紹介で杉と対面を果たし感激。記念撮影をしたことをブログに掲載した。

 

2015年3月26日、心房細動の持病を持っていることを明らかにし、4月3日より8日まで入院して手術を行った。

 

2016年8月27日、同年4月末に駅で男性とぶつかり頭部を強打し、脳脊髄液減少症が再発したこと、3ヶ月間寝たきりの状態で自宅療養をしていたことを公式サイトで明らかにした。

漫画家・まつもと泉作品

漫画家・まつもと泉作品

 

PCなどを操作することが困難であるため暫くはそれらには触れず治療に専念した。

 

2017年11月19日、公私ともに親交のあった鶴ひろみが同年11月16日に死去したことに対し、まつもとは療養中の身を押して追悼のコメントを自身の公式サイト掲載した。

 

2018年10月1日、1年1ヶ月ぶりにブログを更新。2年に及ぶ闘病生活を経て活動再開を宣言。

 

2019年2月、杉真理デビュー40周年アルバム「MUSIC LIFE」リリースを記念したスペシャルサイトに祝辞コメントを寄稿。

 

漫画家・まつもと泉の作品一覧

漫画家・まつもと泉の作品一覧

きまぐれオレンジ☆ロード

せさみ☆すとりーと

新きまぐれオレンジ☆ロード(小説)

Graffiti(短編集)

BLACK MOON(作画)

カッパ・トゥ・ザ・ティーチャー(原案、監修)

エンジェルグラフィティ 〜あなたへのプロフィール〜(キャラクターデザイン)

EE(漫画)

幕末綿羊娘情史(予定)

DIGITAL SHORT CONTENTS(フルカラー短編集)

GRAPHIC ANTHOLOGY(フルカラー画集)

公式ファンブック第1巻「Recurrence」(インタビュー、ネーム集)

公式ファンブック第2巻「Orange Blossom」(インタビュー、ネーム集)

漫画家・まつもと泉の動画

 


Reportage de TV-Tokyo sur Izumi Matsumoto (まつもと泉) fin 2009

闘病記で新たなスタート
漫画家 「まつもと泉さん」

2009年12月12日放送: 「きまぐれオレンジロード」で人気を博した漫画家を、突然襲った体の不調。 原因が分からず引きこもる日々を救ってくれたものとは…。 そして再びペンをとったその作品とは…。


MANGA姉っくす!Vol.21【ゲスト:『きまぐれオレンジ☆ロード』 まつもと泉先生】

まとめ

今回は「漫画家・まつもと泉死去、プロフィールや作品など!」というテーマでお送りいたしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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