コロナ検査、新手法申請、30分で感染判定。塩野義製薬が来月にも30分で感染判定が可能になりそうです。
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コロナ検査、新手法申請、30分で感染判定!
塩野義製薬は、8月にも新型コロナウィルスを判定する新たな検査法について、厚生労働省に製造販売承認を申請する予定という。
日本大学の桑原正靖教授らが考案した迅速診断技術「SATIC法」を応用し、30分程度で感染の有無を判断する仕組み。
政府はPCR法などと並行して使える検査方法を求めていて、早ければ秋にも医療機関などでの検査に使われる可能性が出てきた。
「SATIC法」は、95度で約2分間加熱した唾液を試薬に入れると、新型コロナウィルスを検出した場合に20~25分で変色する技術。
目視で感染の有無を判定でき、高度な制御装置や検出器、練度の高い技師が不要です。
PCR検査は、検体の採取から検査まで3~5時間近くかかるのに対し今回の新手法「SATIC法」では30分程度で済む。
塩野義製薬は日大などと開発・販売権のライセンス契約を結んでいる。
塩野義製薬は、簡単な検査キットの開発も進めており2021年前半の投入を目指す。
機器メーカーと共同で一度に数百人規模の検査ができる機器の製造も検討。
実用化されれば飛行機内で搭乗者の唾液を採取して着陸後に全員分の検査を一括で行える可能性がある。
政府は、海外とのビジネス往来を段階的に再開するため、6月にベトナムやタイなど4カ国と交渉入りを決定。
8月22日には中国、韓国、台湾など12カ国・地域を追加すると決めている。
来春には、東京オリンピックの開催を控えており入国者の受け入れ検査体制の拡充策として「SATIC法」の活用への期待が高まっている。
まとめ
今回は「コロナ検査、新手法申請、30分で感染判定!」というテーマでお送りしました。
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