2021年4月27日実施の第79期名人戦七番勝負第2局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段対局の講評と棋譜。
目次
第79期名人戦七番第2局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段対局講評(1日目)
渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する将棋のタイトル戦、第79期名人戦七番勝負第2局が4月27、28日に福岡県「麻生大浦荘」で行われました。
第1局では斎藤八段が逆転勝利を収めて迎える第2局。斎藤八段が一気に2連勝するのか、それとも渡辺名人が勝利して成績をタイとし、番勝負はあらためて五番勝負となるのか。
前局は斎藤八段が先手番で、矢倉の将棋となりました。中盤の長い膠着状態を打開して仕掛けていったのは斎藤八段。
しかし渡辺名人のカウンターが見事に決まり、渡辺名人が優勢になりました。
ところがそこから斎藤八段の驚異的な粘りが始まります。自陣に駒をどんどん打ち付け、容易に土俵を割りません。
第2局で先手番は渡辺名人。最近の渡辺名人は初手▲2六歩の採用が続いています。公式戦で▲7六歩と最後に突いたのは約半年前の対局。そこから12局連続で▲2六歩と突いています。 ▲2六歩は相手が△8四歩と突いてきたら角換わりか相掛かり、△3四歩なら横歩取りにしようという手です。
▲2六歩△8四歩の出だしとなった直近の対局は、4月16日に行われた第92期ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント準決勝の山崎隆之八段戦で、渡辺名人は角換わりを採用。
勝利しています。 一方、斎藤八段は▲2六歩には△8四歩と突くことがほとんど。
第79期名人戦七番2局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段対局(1日目)棋譜。
ー将棋対局速報▲渡辺 明名人(0勝1敗)ー△斎藤慎太郎八段(1勝0敗)
第79期名人戦七番勝負第2局 1日目[相掛かり]
第79期名人戦七番勝負第2局▲渡辺 明名人△斎藤慎太郎八段
封じ手となりました。
(持ち時間:9時間)
ー第2局初日! 第79期 名人戦 渡辺明名人 vs 斎藤慎太郎八段 封じ手予想&検討
【将棋】
まとめ
今回は「第79期名人戦七番勝負第2局渡辺明名人対斎藤慎太郎八段対局棋譜(1日目)。」というテーマでお送りしました。
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