2021年3月23日実施の第34期竜王戦2組ランキング戦準決勝藤井聡太二冠対松尾歩八段対局の講評と棋譜。結果は藤井2冠が勝ちました。
目次
第34期竜王戦2組ランキング戦藤井聡太二冠対松尾歩八段対局講評。
3月23日に行われた第34期竜王戦2組ランキング戦準決勝藤井聡太二冠対松尾歩八段対局の講評です。
場所は、東京・将棋会館で行われました。先手は藤井二冠でした。
本局の勝者は決勝トーナメント進出となる大一番です。
結果は藤井2冠が勝ちました。
本局では藤井二冠の4一銀打という伝説になりそうな一手が出ました。
終盤に59分の長考の後打たれた4一銀打は絶妙で「神の一手」と評価されそうです。
藤井二冠は終局後この4一銀打について
「詰めろをかけるのが、先手3四桂、先手7五桂とかも際どいですが、詰めろになっていない気がしたので、詰めろを続けるなら先手4一銀かなと思った。ただ、ちょっとその後も難解なので、進んでみないとわからなかった」
とコメントしている。
一方の敗れた松尾歩八段は
「比較的、おだやかに指す順と、激しくいくのと2通りあり、いろいろと考えてた。ちょっと、どれもうまく見通しを立てることができずに迷っていた」
「楽しみにしていた。きょうの自分の将棋は読みがいまひとつ。その点は残念です」
とコメントした。
今回の竜王戦2組藤井聡太二冠対松尾歩八段戦で、藤井聡太二冠の今年度最終戦となります。
今回は、デビュー以来ランキング戦では負けなしの藤井二冠ですが、5期連続の竜王戦決勝トーナメント進出が懸かる対局でした。
藤井二冠は、ステージが2組へと上がった今期も、ここまで阿久津主税八段、広瀬章人八段を破って連勝し、一方の松尾八段は1組に8期在籍している実力者です。
第34期竜王戦2組ランキング戦準決勝藤井聡太二冠対松尾歩八段棋譜。
第34期竜王戦2組ランキング戦準決勝藤井聡太二冠対松尾歩八段棋譜(全指し手)です。
ー将棋対局速報▲藤井聡太王位・棋聖ー△松尾 歩八段 第34期竜王戦2組
ランキング戦[横歩取り△3三角型]
第34期竜王戦2組R▲藤井聡太王位・棋聖△松尾 歩八段
藤井聡太王位・棋聖が勝ち1組昇級と決勝トーナメント出場が決まりました。
(持ち時間:5時間)
ー伝説!41銀打! 第34期 竜王戦 藤井聡太二冠 vs 松尾歩八段
ピンポイント解説 【将棋】
ー将棋4分解析▲藤井聡太王位・棋聖 対 △松尾 歩八段 第34期竜王戦2組
ランキング戦
先手:藤井聡太王位・棋聖
後手:松尾 歩八段
戦型:横歩取り△3三角型
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まとめ
今回は「第34期竜王戦2組ランキング戦準決勝藤井聡太二冠対松尾歩八段対局棋譜。」というテーマでお送りいたしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。