米カリフォルニア州のサンディエゴ動物園で2021年3月19日、2歳の娘を連れて柵を乗り越え、ゾウ舎に侵入したホセ・ナバレッテ(Jose Navarrete)が逮捕された。このとき、この侵入者に怒ったゾウが猛突進する動画がとらえられた。
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動物園で2歳娘を連れて柵を乗り越えた父親にゾウが猛突進。
米カリフォルニア州のサンディエゴ動物園で現地時間3月19日午後4時20分頃、2歳の娘を連れてゾウ舎に侵入したホセ・ナバレッテ(Jose Navarrete)25歳が逮捕された。
動物園で2歳の娘を連れたホセ・ナバレッテがゾウ舎に侵入し、ゾウに襲われそうになった。
ホセ・ナバレッテ親は娘を連れて逃げ、ゾウは射殺されることはなかったものの、父親の身勝手な行動に来園客らは怒りを露わにしていたという。
警察によると、ホセは娘を抱いてゾウが飼育されているエリアの柵を乗り越えて、雄のアフリカゾウと記念撮影しようとしたそうだ。
当時のホセの様子を来園客が動画に撮影しており、メディアによって公開された。
動画ではゾウ舎に侵入したホセが、娘を抱いてゾウの前で写真撮影のためにポーズをとっているが、背後には雄叫びをあげたゾウが突進してきた。周りから「気をつけろ!」と叫ぶ声が聞こえる中で慌てたホセが逃げようとするも、柵の近くで抱いている娘を地面に落としてしまった。
興奮したゾウは地面に倒れている娘に近づくも、ホセは無我夢中で娘を抱き上げてすぐに柵の外へ逃げ出すことができた。
しかしホセはその後、娘を危険にさらしたことで警察に逮捕された。
目撃者のロリ・オルターレさん(Lori Ortale)によると、柵を乗り越えるホセに向かって「やめてちょうだい!」と叫んでいる女性がいたという。さらにロリさんは「周りからは『ゾウが突進してくるぞ』という声があがり、その直後にゾウが彼に向かってきたのです」と言います。
逃げ切ったホセだったが、彼の娘は恐怖におののき泣いていたそうだ。この様子を見ていた来園客は親子に怪我がなかったことにホッとするも、ホセの行動に対して怒りを露わにしていたという。
動物園のスポークスマンは、ホセは写真を撮りたかったので、象のエリアに入ったと言いました。
ゾウはアフリカの雄牛ゾウで、被害はありませんでした。
また動物園側は「親子はアフリカゾウとアジアゾウがいるエリアに不法侵入しました。ゾウも親子もともに怪我などはありません」と声明を発表した。
ホセの逮捕後、娘は母親と一緒に自宅に帰ったそうだ。ホセは現在、保釈金10万ドル(約1090万円)が設定されて拘留中だという。
柵を乗り越えた父親にゾウが猛突進の動画。
象が2歳の娘と一緒に囲いに入った男を起訴した後の衝撃的なニアミス。
ーShocking near-miss after elephant charges man who entered enclosure with 2-year-old daughter
サンディエゴ動物園で幼児の娘を囲いの中に連れて行った男に巨大な象が突撃。
ーHuge elephant charges at man who took his toddler daughter INSIDE
enclosure at San Diego zoo
まとめ
今回は「動物園で2歳娘を連れて柵を乗り越えた父親にゾウが猛突進の動画!」というテーマでお送りいたしました。
禁止された行為で、自分の娘もゾウも危険にさらしてしまったこの男性もしっかり反省
してほしいものです。
とにかく、皆が無事でケガも無くなによりでした。
最後までご覧いただきありがとうございました。