米テキサス州プレシディオ郡の地方裁判所で現地時間2021年2月9日、ある民事没収に関する法廷審問がZoomを介して行われた。ところがこの審問が始まるやいなや、弁護士が子猫の姿で登場。子猫に扮していたのはロッド・ポントン弁護士(Rod Ponton)で、うっかりZoomのフィルター機能がオンになっていたが、フィルター機能の外し方が分からず、そのまま続けることになった動画。
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ロッド・ポントン弁護士がZoomでの裁判に子猫の姿で登場。
米テキサス州プレシディオ郡の地方裁判所で2月9日、ある民事没収に関する法廷審問がZoomを介して行われた。
ところがこの審問が始まるやいなや、弁護士が子猫の姿で登場。子猫に扮していたのはロッド・ポントン弁護士(Rod Ponton)で、Zoomのフィルター機能がオンになっていた。
ロッド・ポントン弁護士と言えば、過去には連続殺人犯の嘘を暴いた敏腕弁護士で知られていますが、Zoomでの裁判に子猫の姿で登場してしまった。
この場は、アメリカの厳粛な法廷の場で、可愛い子猫の姿で現れたロッド・ポントン弁護士が注目されています。
この法廷審問がウェブ会議サービスのZoomを介して行われ、Zoomに子猫の顔になるようにフィルター設定がされていた。
これには他の弁護士も唖然としたようだが、審問を主宰するロイ・ファーガソン裁判官(Roy Ferguson)は落ち着いた様子で「ポントンさん、ビデオの設定でフィルターがオンになってるようですよ。外した方がいいのでは…」と声をかけた。
以下次のような会話が続いた。
ポントン弁護士「いやぁ、外そうとしてるんですが…、私の声が聞こえます?」
ファーガソン裁判官「聞こえていますよ。それはフィルターがかかってるんだと思います。」
ポントン弁護士「そのようなんですが、どうやって外すか分からなくて…、今秘書が外そうとしてるんですが、なかなか…。もうこのまま続けて頂いても私は構わないんですけど…。私はちゃんとここにいますし、私は猫ではありませんし。」
ポントン弁護士扮する子猫は目を潤ませながら必死にファーガソン裁判官に、フィルター機能をオフにしようしていることを訴えていた。これには今まで真面目な表情を浮かべていた他の弁護士も思わず笑いがこぼれてしまった。
このやりとりは1分ほど続いたが、のちに無事フィルターが外れて通常の法廷審問が行われたとのことだ。『The New York Times』によると、この審問が終了した1時間後にポントン弁護士のもとへメディアの取材依頼の電話が殺到したという。同地方裁判所の公式YouTubeチャンネルに、審問の様子を記録した動画が投稿されメディアが一斉に注目したようだ。
そして今回の原因については、当時秘書のパソコンを使っていたと明かしており、どうやら秘書の娘がZoomのフィルター機能をオンにしたままだったために起こったようだ。
ちなみにポントン弁護士は、1980年代初頭にアメリカを震撼させた600件以上もの未解決殺人事件の犯人だと自白した連続殺人犯のヘンリー・リー・ルーカスを担当したこともある敏腕弁護士である。
ルーカスの残忍な事件は映画化されており、当時ポントン弁護士は見事ルーカスの嘘を暴いて、未解決殺人事件の進展に貢献した凄腕弁護士としても知られている。
ロッド・ポントン弁護士がZoomでの裁判に子猫の姿で登場の動画。
テキサス西部の弁護士は、友好的な猫の顔を巻き込んだズームコール中に予期せぬ注目を集めました。
「私は猫ではない」弁護士がキティズームフィルターで立ち往生していると裁判官に告げる。
ー‘I’m Not a Cat’ Lawyer Stuck in Kitty Zoom Filter Tells Judge
弁護士は、ズーム通話中に誤って猫フィルターをオンのままにします:「私はここに住んでいます、私は猫ではありません!」
ーAttorney accidentally leaves cat filter on during Zoom call: ‘I’m here live, I’m not a cat!’
視聴:「私は猫ではありません」:弁護士がズーム訴訟中に子猫フィルターモードで立ち往生する。
ーWatch: ‘I’m Not A Cat’: Lawyer Gets Stuck In Kitten Filter Mode During Zoom Court Case
まとめ
今回は「敏腕ロッド・ポントン弁護士がZoomでの裁判に子猫の姿で登場の動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。