大坂なおみさんが、サルの画像をツイート。これを「見て見ぬ振りするサルの画像をツイート」と誤解。「俺たちをバカにしてる!!」 との反感を買ったのに、本人は困惑。サルの画像meme(ミーム)の意味。
目次
大坂なおみ、サルの画像をツイート
プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手が、自身のツイッターに投稿した猿の画像(Monkey Puppet)について誤解を受けてしまっていることに弁明した。
事の発端となったのは、大坂選手が2020年6月23日に投稿したあるツイート。その中で大坂選手はカメラから視線を逸らしている2枚の猿の画像を投稿したが、コメントはなにもつづられていなかった。
これより前に、大坂なおみ選手は、アメリカで起きた白人警官による黒人殺人事件がきっかけとなった「黒人人種差別」に対して意見を述べていて、人種差別抗議デモに関連し、ツイッターを通じたびたび自身の考えを表明して、ネット上でこれに対する批判も出ていた。
そこに、大坂なおみ選手が、この、猿の画像(Monkey Puppet)を投稿。
このツイートが一部ネット上で、「見ざる、聞かざる、言わざる。」。問題を見て見ぬふりをする日本人を揶揄したものではないかと問題視されていた。
指摘を受け、大坂選手は同日深夜に再びツイッターを更新し、この画像について英語で、
指摘を受け、大坂選手は同日深夜に再びツイッターを更新し、この画像について英語で、
「I’ve never seen more misunderstanding in my life.」(訳:私の人生でこれ以上の誤解を見たことはありません)と誤解であることを訴えていました。
大坂なおみ、サルの画像をツイートの意味
大坂なおみ選手の猿の画像(Monkey Puppet)の意味は、meme(ミーム)です。
「見ざる、聞かざる、言わざる。」。問題を見て見ぬふりをする日本人を揶揄した意味は全くありません。
主に困惑したときに使っているようです。
海外のネット上で流行しているmeme(ミーム)のひとつでした。
「猿の人形」は、子供のテレビ番組の猿の人形をイメージしています。ミームとして使用されている同じ人形を撮影した画像がいくつかありますが、一般的にそれらはすべて、人形がショックを受けている、緊張している、または悲しんでいるように見えます。
通常、画像は特定のシナリオを参照するキャプションと組み合わせるか、ポスターの反応を示す視覚的な方法として使用されます。
monkey puppet memeの原点
実際の人形は、1959年から1988年にかけて放映された日本の子供向けテレビ番組「おおきくなるこ」(英語)の登場キャラクターでした。
ミームは、インターネットのスペイン語圏で最初に普及しました。通常、日常の煩わしさを表すキャプションがあり、サルの人形が悲しくて訴えかけるような画像が表示され、画像の下に「いいえahora、porfavor」(「今はしないでください」)という言葉が置かれています。
オリジナルのテレビ番組のクリップが英語の字幕付きでYouTubeにアップロードされ、最終的に反応GIFに変換されました。
monkey puppet memeの意味
さまざまな状況でサルの人形のさまざまな画像が使用されているため、このミームの意味は大きく異なります。
全体的に、猿の人形は主に反応画像として使用されます。
使用する写真とコンテキストに応じて、画像はポスターのショック、悲しみ、混乱、または不快感を表すことを目的としたものであり、本物または皮肉なもののいずれかで表示することを目的としたものでした。
スペイン語を話すインターネットでの猿の人形の意味はより固定されており、画像は通常、小さな不便のために運命を訴え、人形の悲しみと無力の双曲線のコントラストからユーモアを描いている誰かを説明するために使用されます。
monkey puppet memeの元になった動画
さるが、困惑して「「いいえahora、porfavor」(「今はしないでください」)」という表情をする15秒の動画です。
ー No ahora por favor – Origen del meme
さらに、驚き、困惑の瞬間のmonkey puppetの動画です。
ー Surprised Monkey (MEME)
まとめ
今回は「大坂なおみ、サルの画像をツイートが誤解、本当の意味。」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。