AmazonプライムCM出演中の三浦瑠麗氏への抗議が殺到しています。理由は三浦瑠麗氏の主張する「徴兵制」論です。ネットでは#Amazonプライム解約運動に発展しています。
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三浦瑠麗「徴兵制」問題とは何か?
AmazonプライムCM出演中の三浦瑠麗氏への抗議が殺到しています。理由は三浦瑠麗氏の主張する「徴兵制」論です。ネットでは#Amazonプライム解約運動に発展しTwitterトレンド入りしています。
2020年8月16日午後から深夜にかけて、Twitterに「#Amazonプライム解約運動」なるハッシュタグが登場。
現在放映中のAmazonプライムビデオのCMには、国際政治学者の三浦瑠麗氏が出演中。
ダウンタウンの松本人志さんと共演しているCM動画です。
ー みんなはじめてる、プライムビデオ。
三浦氏はかねてより日本の徴兵制導入について論じており、2019年1月に刊行された著書の『21世紀の戦争と平和』(新潮社)では、副題に「徴兵制はなぜ再び必要とされているのか」と徴兵制を真っ向に論じています。
これに、対し、#Amazonプライム解約運動で炎上している人にとっては、「徴兵制」はかなり拒絶感があるようです。
「徴兵制導入」を公言している三浦氏のCM起用について、反対する側から登場した「#Amazonプライム解約運動」でCMに起用したアマゾンの批判にまで及んでいます。
三浦瑠麗の「徴兵制」主張
三浦瑠麗氏の主張する「徴兵制導入」について最近では言論サイト『論座』で同志社大学特別客員教授の阿川尚之氏と対談。「歴史的には軍が暴走するというのが常識だけれども、むしろシビリアンが暴走してはいないかと」「自衛隊という実力組織を持つ以上は、日本も軍と国家の関係という問題から逃れられるわけではありません」と語り、「市民が軍は自分たちと同じ国民だという意識を持つための徴兵制」という考えを改めて示していました。
三浦瑠麗対談:「私が徴兵制が再び必要だと言う理由(論座)」では、以下徴兵制について持論を述べています。
今後、アメリカ一強の時代が終わり、世界の国ごとに、平和創出の理論を考えなければいけない時期にきています。
民主主義がどういう条件なら平和につながるかを考えました。
従来、民主主義が戦争を安易に始められる構造を作ってしまってはないかと考え、博士論文「シビリアンの戦争」を書きました。
歴史的には軍が暴走するというのが常識だけれども、現在はむしろシビリアンが暴走している傾向があるのではないかと考えます。
社会の側にはどこか軍人への蔑視があり、いざというときには元を取ろうとする傾向があります。
アメリカでは志願制に移行してのち、湾岸戦争以降、今まで金を払い続けてきたのだから、軍人は戦うのが当たり前という風潮が強まった。民主主義の欠陥だと思います。
イラクでは予備役の人を大量に戦地に送り出し、多くの人が死んだ。
同じ人が何度も戦場に送り返される事態も生じています。異論・反論が許されていない「一部の人」にそこまでの負担を押し付け続けるのは、やはり民主的な政府のやるべきこととは思われない。
プロの軍隊はリスペクトされるべきだが、彼らだけに負担を押し付けず、多くの人びとが「戦争のコスト」を認識して平和的な判断を下すためにも、徴兵制が必要である、と考えたのです。
軍が戦争に従事したならば、むしろ開戦を決めた国民と政治家の責任です。
であれば、抽象的に軍を“暴力装置”と位置付けるだけではなく、軍人も国民であるということに目を向けるべきですね。
自前で自国を守る防衛力、つまり通常兵力による抑止力を持つとともに、「平和主義の国」として自らを定義し続けなくてはいけない。
まさに、そうした「自画像」を日々更新し続けることこそが、今の日本に最も欠けているところであり、今後の課題です。
核の拡大抑止を担保し、自前の防衛を強化しつつ、引き続き平和国家であるという明確な方針を打ち出すことが肝要です。
軍事技術の発展に伴い、私たちが強化しなければいけない防衛の範囲は、宇宙やサイバーなどにまでどんどん広がっています。
そこで、日本自身も抑止力を持つと同時に、何を基準に反撃を踏みとどまるべきかという点も、十分考えなくてはいけない。
そうした局面で徴兵制がどこまで効き目はあるかは分かりませんが、少なくとも、対立している国家との局地紛争は避けられる効果があるのではないかと思います。
例えば韓国では、少なくとも若者にとって、徴兵制の存在が戦争を思いとどまらせる効果は十分にある。
以上が、三浦瑠麗対談:「私が徴兵制が再び必要だと言う理由(論座)」では、以下徴兵制について持論の要旨です。
BS-TBSの報道番組『報道1930』。8月29日のテーマ
『三浦瑠麗に聞く “日本に徴兵制は必要か”』で徴兵制について語っています。
ー 報道1930まとめ19/8/29放送
ー【三浦瑠璃VSひろゆき】「戦争をしたくないなら、○○と○○を徴兵するべき!?」橋下徹も絶句した劇薬ともいえる提案とは?
#Amazonプライム解約運動のネットの声
#Amazonプライム解約運動のネットの声はどうでしょうか。「徴兵制」という言葉にあり得ないと思われるような拒絶感があるようです。
「Amazonプライムって、入ったつもりないのに、いつの間にか入ってしまうのだが、入るとそれはそれはそれで映画とか見たりするので、だらだら続けちゃうんだよね。とりあえず解約した。解約理由の事由記載欄に「松本人志と三浦瑠麗をCMに起用したため。」と書いておいた。」
「「三浦瑠麗さんは自分できちんと考える方」 ちょっと茂木さん、笑わせないで下さいよw #噴飯」
「RT @takagiy: 名門・湘南高校にとって、石原慎太郎を輩出したことは間違いなく黒歴史なのだけれど、ここに新たに三浦瑠麗さんが加わりそうな感じ。」
「こんな異常な発言をしていた人物をCMに起用したんだから、そりゃボイコットされても仕方ないですよ。 #Amazonプライム解約運動 『三浦瑠麗氏のワイドナショーでの「北朝鮮テロリスト」発言に批判殺到してる模様』NAVER まとめ」
「RT @takijikani1929: 三浦瑠麗氏の随分前の「日本に平和のための徴兵制を」というのが流れてくるから見てみたら、『「血のコスト」を平等に負担することで国民のコスト認識を変えさせる』と言っててゾッとした。」
「Amazonプライム、運良く有効期限切れだったので更新しませんでした。 もちろん理由は、CMで三浦瑠麗を起用しているからです。 そして、今後はAmazonの全てのサービスを利用しません。」
「「民衆は戦争を求めがちだから当事者にすればビビッて戦争を忌避するであろう」ってことか。超絶上から目線でワロタw 三浦瑠麗「日本に平和のための徴兵制を」 豊かな民主国家を好戦的にしないために、徴兵制を提案する #三浦瑠麗 #文春オンライン」
引用:https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E4%B8%89%E6%B5%A6%E7%91%A0%E9%BA%97&ei=UTF-8&ifr=tp_bz_pc
以上ネットの声でした。
まとめ
今回は「三浦瑠麗「徴兵制」問題とは何か?主張の根拠!」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。