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大学入試共通テスト記述式延期はいつまでなのか!

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2020年度の大学入試共通テストの記述式の延期がようやく正式発表されました。今回の記述式は、入試改革の目玉であっただけに、いつまで延期されるのか、国は2024年度からの実施を目指すと言っているが実際のところはどうか、動向をまとめてみました。

大学入試共通テスト記述式が順次延期された流れ

2019年11月1日、それまで、中止について、一切、言及していなかった、荻生田光一文部科学大臣が突然、英語の記述式テストの来年度からの民間試験の導入を断念すると発表。この時の会見での荻生田大臣の中止理由は、「自信をもっておすすめできるシステムになっていない」としています。

 

そして、12月17日、大学入試共通テストの「国語」と「算数」の記述式問題導入も延期を発表。首相官邸、与党からの「政権への悪影響」を考えた政治判断であったようです。

大臣は、先の、「英語」の記述式問題中止の会見では、「国語」「数学」はあくまで、実施するという立場だったので、またしても、受験生や受験関係者を翻弄するかたちとなってしまったわけせす。

これで、結果として大学受験改革の目玉であった記述式の導入予定であった、「英語」「国語」「算数」の3教科すべての延期が決まったことになりました。

大学入試共通テストの記述式問題の何が問題だったのか。

では、このバタバタ劇に発展してしまった、大学入試共通テストの「記述式テスト」導入は何が問題だったのか?この問題点を分析することで、国が予定する2024年の実施の可否がわかります。

実際、このまま文科省の思惑通り実施されていたら、どうなっていたか?

 

驚くほど、浅慮な計画であったといっても過言ではありません。いろいろ、問題点が、指摘されていますが、2024年度実施の可否も、一番問題になる点が、試験の公平性です。

公的試験で、これほどの規模の試験で、試験の公平性が保たなければ、言葉上の説明で現状のシステムを「公平性が保たれました」と実施を強行することは無理でしょう。

また、今回の、直前の延期とそれに至るまで、いきさつで、相当、受験生、関係者、国民の怒りを買っています。

大学入試共通テスト記述式最大の問題は公平性の欠如

根本的問題といえるのが、この記述式問題の採点を、一民間会社のベネッセホールディングスの子会社が受託し、採点をおこない、採点者として、バイトをやっとって行うということです。バイトであれば、大学生なども、含みます。

 

記述式で採点の公平性を保つのは、本来かなり難しく、その前提として採点者の質がある一定以上なければ、なりません。実際理想を言えば、出題者と同等レベルの採点者の質です。

 

なぜかというと、記述式の場合、細かく採点基準を設けても、採点者の裁量が必要で、その裁量を限りナック制限すれば、輪切り的要素の試験になり、記述式のメリットがなくなるからです。

まあ、出題者と同等レベルの採点者の質は、理想として、ある一定水準のレベルは必要になります。

言っては何だが、例えば、大学生サイトに採点のバイトに当たらせる大学生といっても、最近の受験制度の変遷で、受験する受験生以下の学力の大学生もたくさんいます

かつては、どこの大学の大学生だからといえばある一定レベルの学力はあったが、今は、入試の多様化で、それも一概にいえません。

ですが、50万人もの採点をわずか20日でおこなうには、相当数の採点者が必要です。

 

例えば、その、採点のバイトの採用に採用試験でもするとなれば、その、採用試験の問題の中身が、問題になります。採用段階の不正も起こりえます。

 

一民間企業にこのような今回の入試制度改革の根幹にあたるような事柄を丸投げしている状態です。

つまり、今回の大学入試共通テストの改革の目玉である「記述式」の導入は根幹じたいが、揺らいでいる状況です。

2024年度までの実施延期とは、今のところ言っていますが、もし、2024年度に行うとしても、現状のやり方はもはや、「公平性」という大学受験の根幹の部分でいきずまっている以上、実施見送り、もしくは、別の形を検討せざるを得ない状況とみるべきでしょう。

大学入試共通テスト記述式のもう一つの不公平性

こちらの、問題は、対策如何で対処できる問題ですが、現状の抱える「不公平性」の問題点としてあげます。

もうひとつの「不公平」の点が、民間業者活用による経済的負担が増し、経済力のある家庭環境の受験生のほうが、有利になることもありうえます。複数の受験を受け、その中には、2万円を超える受験料を払い受験しなければならず、地方では、交通費、宿泊費の負担もそれに加わり、公的要素の高い受験にしては、受験者の負担が大きすぎるのである。

 

今の制度では、経済的負担が大きくなると、裕福な家庭ほど、受験回数を多くして、試験になれて高得点も取りやすくなります。

 

文部科学相の「身の丈発言」は、格差社会を肯定する発言だったのか?

荻生田文部科学大臣は、10月24日のテレビ出演で「(英語民間試験は、)自分の身の丈わせて頑張ってもらえば」の発言でです。

それでなくとほ、これだけ世間を不安に陥れた組織の長が、「身の丈に応じて、頑張ってもらえば」とは。もはや、神経を逆なでされたようなものである。

これは、どういう意味か?良く解釈すれば、「受験生が自分の実力に応じた」という解釈で済むが、それは、受験制度がかわる以前から、そうであろう。

考えたくはないが、今回の制度で、変わる受験生の負担に関しての意識が働いたと思われても仕方がない。なぜなら、その場でいう言葉ではないからです。

今回の民間試験導入は、地域的、経済的格差の問題も出ており、「失言」では済まされない発言でしょう。

大学入試共通テストの導入目的はなんだったか

現行の大学入試センター試験を廃止し、2021年より、1導入する試験で、ことの起こりは、2013年の教育再生実行会議の第4次提言で、高等学校教育の質の確保と向上を目的としてなされた提言である。

 

そして、記述式テスト導入により、英語では、話す力と書く力を評価可能にし、国語と数学でも記述式を導入することで、現状のマークシート方式より、、思考力、判断力、表現力を評価する目的があります。

そして、これほどの、多数人数が同時に受験する大学入試の共通試験に、記述式試験の導入が決められました。

すでに、行われたプレテストでは、自己採点との不一致も問題に。

 

大学入試共通テストの導入前のプレテスト(試行テスト)が2回実施されましたが、例えば国語の記述式問題では、1回目の正答率が、0.7%、ほとんど誰も解けませんでした。二回目が15%に上がりましたが、初回の0.7%は、外しすぎです

 

そして、自己採点との不一致が大きいのも問題です。従来自己採点は、自分が合格圏内に収まりそうな予測をたてるために行います。記述式の自己採点正確さが見込めなければ、受験生にとってこれほどの不安はありません。

受験生の中には、もう、来年はチャンスがないような受験生も必ずいます。

やはり、公平性の観点からこのままの、記述式導入は困難というしかない。

実際、私が、高校入試での英語、数学、国語、の記述式の模試の採点を長年やってきていますが、問題作成もとの採点指針の詳細があっても、最後は、その採点者の裁量の部分が多く出てしまいます。

採点者によって、採点する素養の十分備わった人でも、厳格に考える採点者もいればそうでない採点者もいます。それに、加えて今回の共通テストの記述問題の場合、採点者のレベルも違っています。

さらに、科目ごとに言えば数学に関しては、特に、そこまでしてまで記述式にする理由が見当たりません。

数学を将来にわたって、職業にするような受験生は、2次試験で記述式を受け数学的、実力センスは、十分みきわめられ、たとえ、正解に到達しきれなくても、途中までの回答で部分点を与えている大学も多くあります。

共通試験の目的趣旨からして、正解できたかできなかっただけなら現行のマークシートで十分です。数学のマークシートの場合、最後まで解かなくても、解答欄にある解答のある特定の記号(または変数)で解答が特定できてしまう受験生をいるでしょうがそれも実力があってこそできます。

こと、国語に関しては、最も採点に不公平さがでるので、こちらも公平性を考えるのであれば中止が妥当です。

 

英語の話す力、話す力、書く力は大切な要素ですので、高校での教育の質の確保であれば、

高校卒業要件として、各高校で、一定の指針を国が定め試験を行うという考えもあります。

 

とにかく、公平性は入試の絶対条件です。このことを、わきまえれば次にすべき方向はおのずと決まるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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