今年のアメリカは、過去10年で最悪のインフルエンザ流行の年になりそうで
すでに1500万人罹患し 8200人死亡がしている。
米国インフルエンザの流行、1500万人罹患し8200人死亡の詳細
米国でインフルエンザが流行、すでに1500万人罹患し8200人死亡しています。
米国の南部から広がり始め、より広範囲に広がり始めており、インフルエンザの季節は通常よりもはるかに早くピークに達する可能性がかなりあります、と米保健当局は言っています。
米国の冬のインフルエンザの大流行は、15年以上ぶりになります。
6万1000人が亡くなった2017~18年や、同様に最悪だと言われた2014~15年と比べても感染拡大の勢いが強い。特にB型が流行しており、免疫のない小さな子供の犠牲者数が増える傾向にあります。
検査で感染が確認されたインフルエンザによる入院を報告する FluSurv-NET によると、2019年10月1日から2020年1月25日の時点で確認された入院率は人口10万人あたり29.7人となっています。最も入院率が高いのは65歳以上で、次に0~4歳の子ども、そして50~64歳、18~49歳、5-17歳でした。
【8,633人の入院患者の内訳】
5,173人(59.9%) インフルエンザA
3,401人(39.4%) インフルエンザB
27人(0.3%) インフルエンザAとBの両方
32人(0.4%) ウイルス型未確認
昨年10月1日以降のシーズンにアメリカでインフルエンザが関連する病気で死亡した子どもは推定64人となっています。
ワシントン州保健局が発表した1月18日付けの発表によると、インフルエンザ感染によるワシントン州での死亡者数は子ども4人を含む38人。
【ワシントン州での死亡者の年齢別人数】
5歳未満 2人
5~17歳 2人
18~29歳 1人
30~49歳 2人
50~64歳 14人
65歳以上 17人
CDC は、インフルエンザは感染している人が咳やくしゃみをしたりするとウイルスが飛散し、周囲にいる人はウイルスが含まれた空気を吸うことで感染する飛沫感染で広がると考えられていることから、感染予防に次の3つを推奨しています。
・手を頻繁に洗う
・咳をする際は口をおおう
・病気のときは外出を控える
米国ではこれまでに1億7300万本、十分なワクチンの供給があるそうです。また、インフルエンザにかかった際は、48時間以内に薬を投与するのが効果的といいます。
今回は、米国でインフルエンザが流行、すでに1500万人罹患し8200人死亡したニュースの速報です。
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