第6期叡王戦五番勝負第5局藤井聡太王位・棋聖対豊島将之叡王対局の講評と棋譜。結果は、藤井三冠誕生しました。藤井聡太王位・棋聖が勝ち叡王を奪取しました。史上最年少(19歳1ヵ月)で三冠を達成しました。
目次
第6期叡王戦五番勝負第5局藤井聡太二冠対豊島将之叡王対局講評。
結果は藤井聡太王位・棋聖が勝ち叡王を奪取しました。史上最年少(19歳1ヵ月)で三冠を達成しました。
2勝2敗のタイで迎えたシリーズ最終戦、藤井王位・棋聖が勝てば、史上最年少、19歳1カ月での三冠達成となる大注目の一局の戦型は相掛かりでした。
相手の豊島叡王とは通算成績で7勝9敗と負け越していた。
この叡王戦では2勝1敗と奪取に王手をかけた第4局では、序盤から研究でリードを奪われ敗れていました。
叡王戦は、タイトル戦の中では最速となるストップウォッチでの持ち時間4時間です。
藤井王位・棋聖の先手番で始まったが4局連続の相掛かりでスタート。
開局からともに早いペースで指し手が進んだ。
その後は序盤・中盤と非常にじっくりとした進行になった。
両者とも各4時間の持ち時間が残り40分になっても互角のまま。
やがて藤井王位・棋聖がじりじりとリードを確保。
最終盤は、持ち前の終盤力を使って、粘る豊島叡王を振り切った。
対局後の、藤井王位・棋聖のコメント。
「かなり難しい中盤が続いていたと思います。なんとかバランスを保てたのかなと思います。(終盤は)6二金と打って勝っていると思いました」。
「全く実感はないんですが、フルセットは自分にとって初めてなので、その中で結果を出せたのはよかったです」。
「本局では全く意識はしていなかったんですが、これからも対局は続くので、結果は気にせず前を向いていけたらと思っています。あまり年少記録は気にしていないです」
「第4局はこちらが完敗だったので、内容的には課題を感じる部分もあったんですが、フルセットまで指せて勉強になったシリーズでした」。
第6期叡王戦五番勝負第4局藤井聡太二冠対豊島将之叡王対局棋譜。
ー祝!藤井三冠誕生!! 叡王戦 藤井聡太二冠 vs 豊島将之叡王
将棋解説 【棋譜並べ】 主催:株式会社不二家
ー将棋対局速報▲藤井聡太王位・棋聖(2勝2敗)ー△豊島将之叡王
(2勝2敗) 第6期叡王戦五番勝負 第5局[相掛かり]
第6期叡王戦五番勝負 第5局
▲藤井聡太王位・棋聖△豊島将之叡王
藤井聡太王位・棋聖が勝ち叡王を奪取しました。
また、史上最年少(19歳1ヵ月)で三冠を達成しました。
(持ち時間:4時間)