パートナーを亡くしたカワウソが、デートアプリでクリスマス前に愛を見つけるという英国からの動画。「コーニッシュ・シール・サンクチュアリ(Cornish Seal Sanctuary)」に暮らすオスのコツメカワウソのハリス(Harris)は、4年間連れ添ったメスのアプリコット(Apricot)を亡くした。そして数週間後、このアピールに応えたのが英ノース・ヨークシャーのスカボローにある保護施設「シー・ライフ・スカボロー・サンクチュアリ(Sea Life Scarborough Sanctuary)」に暮らすメスのコツメカワウソのパンプキン(Pumpkin)だった。
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パートナーを亡くしたカワウソがデートアプリでクリスマス前に愛発見
「コーニッシュ・シール・サンクチュアリ(Cornish Seal Sanctuary)」に暮らすオスのコツメカワウソのハリス(Harris)は8月26日、4年間連れ添ったメスのアプリコット(Aprico)が死んでしまった。
ハリスは2016年初め、家族に拒絶されて「ウェルシュ・マウンテン動物園(Welsh Mountain Zoo)」から同施設に移動してきた。
コツメカワウソは一夫一婦でつがいの結びつきが非常に強いと言われており、ハリスはアプリコットを溺愛した。
伴侶であり親友であったアプリコットを失ったハリスの悲しみは相当のもので、なかなか立ち直れずにいるハリスを心配した。
そこでスタッフは2020年9月初旬、「Fishing for Love」というカワウソ専用のデートアプリを立ち上げた。
新しいパートナーを探そうとスタッフが立ち上げたデートアプリで、オスはクリスマス前に運命のパートナーにめぐりあったという。
運命のパートナーにめぐりあった成り行きは以下です。
スタッフはハリスの写真付きのプロフィールを作り「カワウソが生涯連れ添うパートナーを探しています」と綴ると、こうアピールした。
「僕はとても魅力的で、愛情込めて抱きしめることが好き。聞き上手でもあります。ほかのどんなカワウソよりも君のことを愛します。」
そして数週間後、このアピールに応えたのが英ノース・ヨークシャーのスカボローにある保護施設「シー・ライフ・スカボロー・サンクチュアリ(Sea Life Scarborough Sanctuary)」に暮らすメスのコツメカワウソパンプキン(Pumpkin)だった。パンプキンも9月末にパートナーのエリック(Eric、)を亡くしており、同施設のスタッフがパートナーを探していたのです。
こうして2匹はまずチャットアプリ「WhatsApp」を使ってネットで何度かお見合いをし、ハリスがパンプキンのいるスカボローの保護施設へとやってきた。カワウソを実施にお見合いさせることは非常に難しく、メスのテリトリーにオスを移したほうがうまくいくからだという。
同施設内の仮住まいに移された2匹はその後、何度もデートを重ねてお互いの相性を確かめ合った。そして周りの心配をよそに2匹はすぐに意気投合し、再び愛を見つけて寄り添うようになったという。
そんな2匹の様子を目の当たりにしたスカボローの保護施設の飼育員であるトッド・ジャーマンさん(Todd German)は「2匹はつらい時期を乗り越え、パンプキンは再び幸せを掴みました。
またハリスも私たちの施設に非常によく馴染んでおり、もうすっかり私たちの家族の一員です」といいます。
コツメカワウソはカワウソ類の中ではもっとも体が小さく体長は40~65センチほどで、平均寿命が15歳と言われる。生息数は減少しており、国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定されています。
カワウソがデートアプリでクリスマス前に愛発見の動画。
オンラインマッチメイキングの後に遺族のカワウソが恋に落ちる。
ーBereaved otters fall in love after online matchmaking
Aquarist Rose Germanは、アジアの短い爪のカワウソであるパンプキンとハリスが、以前のパートナーを失った後、封鎖された愛をどのように見つけたかについて説明します。
まとめ
今回は「パートナーを亡くしたカワウソが、デートアプリでクリスマス前に愛発見動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。