オーストラリアで大量のタンブルウィードが街を襲い、暴風で玄関前に積み上がる枯草に住民ら困惑している動画。どこを見てもタンブルウィードだらけ、片付けてもきりのない膨大な量に住民らはお手上げ状態。#Australian tumbleweeds swamp
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オーストラリアで大量のタンブルウィードが街を襲う。
2020年12月5日に暴風が発生した豪ビクトリア州メルボルン郊外のヒルサイドでは、走行中のトラックが横転するほどの猛烈な風で最大瞬間風速が30.5m/s(110km/h)に到達する恐れがあると警報が出される程。
実際の最大風速は熱帯低気圧なみ(17.2m/s未満)だったが、ビクトリア州の緊急通報サービスには倒木や家屋への被害など約7時間で200件以上の通報が寄せられた。
そして、他にも思わぬ被害は出てしまった。
それは、玄関のドアを覆ってしまうほど大量のタンブルウィードで家から出られなくなってしまう事態も発生するほど。
12月初旬にオーストラリアを襲った暴風は、どこからか大量のタンブルウィードを運び込んできて、家や道路などがタンブルウィードで覆い尽くされ、家から出られなくなるほど高く積もってしまった。
暴風で大量のタンブルウィードが、玄関前に積み上がる枯草に住民ら困惑しています。
西部劇でよく見かけるタンブルウィードは「回転草」とも呼ばれ、形成する植物は年間を通して根を張って成長するが、枯れると風によって根元から折れて地面を転がって丸くなる。実際には転がりながら種をまき散らして繁殖しており、フワフワとした見た目からは想像し難いが乾燥して硬いという。
昼頃に強くなった風はどこからか枯草を巻き上げ、大量のタンブルウィードをヒルサイドに運び込んだ。夜にかけて風は次第に強くなり、家の周りや庭、道路などを覆い尽くしてしまい、住民たちを困惑させた。
そんな住民の一人、クレア・ピゴットさん(Claire Pigott)は「家の庭もタンブルウィードで全て覆われてしまいました。どんどん積み重なって、一番高いところで4メートルにまで到達しているとのことです。
飼い犬もどこにいるのか見えない状態でしたし、玄関を開けると山のように枯草があって。もうどこから片付けたらいいのか分かりません」といいます。
長年この地域に住むナオミ・ガウシィさん(Naomi Gauci)も「15年ここに住んでいますが、こういった出来事は初めてですね。どこを見てもタンブルウィードだらけで、頭がおかしくなりそうですよ」と嘆く。片付けに取り組む住民もいたが、かさばる枯草でゴミ箱はすぐに一杯になってしまい、お手上げ状態だという。
タンブルウィードのもととなる植物は地域により様々で、多く種類が掛け合わされることにより直径2メートルの大きさになることもあるそうです。
大量のタンブルウィードが街を襲う動画。
荒れ狂う風が家をタンブルウィードに襲われてしまう| 9ニュースオーストラリア
ーWild winds leave homes overrun by tumbleweeds | 9 News Australia
ビクトリアを横切る強風が住民を奇妙な現象から屋内にとどまらせるので、何十もの家がタンブルウィードに襲われました。
暴風がビクトリア州の巨大なタンブルウィードを襲う| 7NEWS
ーWindstorm whips up giant tumbleweeds in Victoria | 7NEWS
荒天により、州の一部で数百件の緊急通報と緊急の雷雨喘息警報が発令されました。それはまたヒルサイドの通りで異常なイベントを引き起こしました。
まとめ
今回は「オーストラリアで大量のタンブルウィードが街を襲う動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。