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第70期王将戦挑戦者決定リーグ藤井聡太二冠・広瀬章人八段対局棋譜。

投稿日:2020年11月2日 更新日:

11月2日実施の第70期王将戦挑戦者決定リーグ藤井聡太二冠・広瀬章人八段対局の講評と棋譜。結果は藤井聡太二冠が勝ちました。

藤井聡太王位・棋聖

藤井聡太王位・棋聖

目次

第70期王将戦挑戦者決定リーグ藤井聡太二冠・広瀬章人八段対局講評。

広瀬章人八段

広瀬章人八段

 

11月2日に行われた第70期王将戦挑戦者決定リーグ藤井聡太二冠・広瀬章人八段対局の講評です。

結果は、藤井聡太二冠が勝ちました。

藤井聡太二冠とが広瀬章人八段の王将戦挑戦者決定リーグです。

過去の対戦成績は1勝1敗でした。

 

将棋の高校生タイトルホルダー・藤井聡太二冠(18)=王位・棋聖と、広瀬章人八段(33)の第70期王将戦挑戦者決定リーグの対戦は東京・千駄ケ谷の将棋会館で午前10時から開始。

持ち時間は各4時間。先後はあらかじめ決められており、広瀬八段の先手。戦型は角換わり腰掛け銀に進んだ。

7人のうち3人が落ちる。順位3位で1勝3敗の藤井二冠は、もう1敗もできない状況にある。一方、順位1位の広瀬八段は現在1勝2敗。

 

3度目の対戦となる両者は、これまでも大一番で激突してきた。

初顔合わせは2018年2月17日の朝日杯決勝で、藤井二冠が最年少棋戦Vを飾る歴史的な一戦となった。

前回は昨年11月19日の前期王将リーグ最終戦で、勝てば藤井二冠の初タイトル挑戦が決まるところだったが、最後に頓死という幕切れが待っていた。

 

徐々に勝利に近づいた最終盤。藤井は100手目の△6四同銀で微妙な展開に。

104手目△7一歩と打った直後には「先手から決め手があってもおかしくない」と敗戦を覚悟したほど。

だが優位に立ったはずの広瀬が消極的な守りの銀を8九に配置すると、生気を取り戻すように反撃を開始する

「(110手目)△6八金から(112手目)△7八桂成という手を発見して角が使えるようになった。ここで好転したと思います」。と藤井二冠。

昨年11月19日、昨期の挑決リーグ最終一斉対局。4勝1敗同士の頂上対決で、勝った方が7番勝負出場という大舞台での広瀬戦。

終始押され気味だった中盤戦から盛り返し、勝利寸前まで到達した藤井。だが1分将棋の中で最後は選択ミスをしてしまい、逆転負けを喫した。

 

この点藤井は、 「以前の対局について特に意識していません。(広瀬は)強い相手なのでこちらがしっかり集中して臨まなければいけないと思っていました」とコメント。

約1年ぶりの因縁を辛うじて振り払った史上最年少2冠。これで2勝3敗となり、20日の最終一斉対局で木村一基九段(47)を倒せばリーグ残留の可能性が高い。「最終局も盤上に集中して指したいと思います」と締めた藤井二冠。

 

一方広瀬八段は、中盤から藤井に押され気味だったが、一度は逆転。しかし「(107手目の)▲8九銀に代わる手があったのでは…」と失着を悔やんだ。残り2戦を連勝すればリーグ残留が決まる。「残留目指し頑張りたい」と話した。

 

第70期王将戦挑戦者決定リーグ藤井聡太二冠・広瀬章人八段対局棋譜。

第70期王将戦挑戦者決定リーグ藤井聡太二冠・広瀬章人八段対局棋譜(全指し手)です。

 


将棋対局速報▲広瀬章人八段ー△藤井聡太二冠 第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦[角換わり腰掛け銀]

第70期王将リーグ▲広瀬章人八段△藤井聡太二冠
藤井聡太二冠が勝ちました。
(持ち時間:4時間)

 


大逆転劇! 第70期 王将戦 藤井聡太二冠 vs 広瀬章人八段 ピンポイント解説 【将棋】

 


第70期 王将戦 挑戦者決定リーグ戦 広瀬章人八段vs藤井聡太二冠

 

まとめ

今回は「第70期王将戦挑戦者決定リーグ藤井聡太二冠・広瀬章人八段対局棋譜」というテーマでお送りいたしました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

-将棋

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