2021年10月8日、9日に実施の第34期竜王戦七番一局 藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局の講評と棋譜です。結果は藤井三冠が先勝しました。
目次
第34期竜王戦七番一局 藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局講評。
10月8日9日実施の第34期竜王戦七番一局 藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局の講評です。
両者は今年度3度目のタイトル戦。今年度だけで11局目となる。
戦型は相掛かりでした。結果は藤井三冠が先勝しました。
豊島将之竜王対藤井聡太三冠の対局の第34期竜王戦七番勝負は10月8日9日に東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で第1局1日目が行われました。
豊島竜王にとっては3連覇がかかり、唯一のタイトルを死守できるかの防衛戦です。
挑戦者の藤井三冠(王位・叡王・棋聖)にとっては史上最年少19歳四冠が期待される七番勝負です。
前日の検分にての両者のコメント。
豊島竜王。
「王位戦という棋戦で、竜王戦と同じ持ち時間で1勝4敗だったので、もうちょっと競ったスコアにまずはしたいというのが目標です」
藤井三冠。
「対局は続いていますけど、明日からの竜王戦に向けて、良い状態でこれているのかなと思っています」
9日の二日目立会人の中村修九段が開封しました。
豊島竜王の封じ手は△8四飛でした。
先手陣の8筋を狙う意味で棋士の間でも本命視されていた手です。
この手を見た藤井三冠は、46分の考慮で▲5六金と指し、角道を通しました。
解説の松尾歩八段は、「藤井三冠の▲5六金は深い読みに裏付けられた手だと感じました。角交換を含みに激しい戦いも視野に入るので、両者は熟考する展開が続きそうです」とコメント。
第34期竜王戦七番一局 藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局棋譜。
第34期竜王戦七番勝負 第1局
▲藤井聡太三冠△豊島将之竜王
藤井聡太三冠が勝ちました。
第2局は10月22・23日(金・土)に京都市右京区「総本山仁和寺」で行われます。
(持ち時間:8時間)
ー歴史に残る名局! 竜王戦 藤井聡太三冠 vs 豊島将之竜王
将棋解説 【棋譜並べ】
ー【公式完全解説】初手から終局まで<竜王戦 七番勝負 第一局
/豊島将之竜王 対 藤井聡太三冠>│ABEMA将棋
まとめ。
今回は「第34期竜王戦七番一局 藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局棋譜1日目。」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。