中国で7年間、手描きのお札で買いに来るホームレスに笑顔で麺を売り続ける店主の動画。中国の浙江省温州市で12月8日に撮影された動画がシェアされ、多くの中国ネチズンに感動を与えている。
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手描きのお札でホームレス客に笑顔で麺を売り続ける店主。
中国・浙江省温州市で12月8日に撮影された動画がシェアされ、多くの中国ネチズンに感動を与えている。
動画は屋台で麺を販売している若い夫婦が撮影したもののようだが、夫婦のもとには麺を買うために通い続ける常連客がいました。
その常連客はホームレスの男性で、動画では彼が麺を購入するために店主にお札を渡す様子が捉えられています。
しかしそのお札は、白い紙にカラーペンで手描きした偽札だったのです。
彩りは綺麗だが、誰が見ても偽物と気づくこのお札を、店主は何も言わずに受け取り3食分の麺をホームレス男性に手渡したのです。
手描きで作った偽札を持ってやって来るホームレス男性に何も言わず麺をそのまま売り続ける店主の話題が届いた。店主はホームレス男性を非難することもなく「彼の絵は素晴らしい」と称賛している。
動画の中で店主は、ホームレス男性の手描きのお札を手にして笑みを浮かべている。
店主によると、このやり取りがすでに7年も続いているという。また店は過去2回ほど引っ越ししたそうだが、それでもホームレス男性は探しあててまた通って来るそうだ。
そんなホームレス男性にも多少の良心の呵責があったのか、時には本物のお札を持って2元(約30円)で麺を買っていくこともあるという。このホームレス男性について、店主は次のように語っている。
「彼の背景は知らないけど、こんなに絵の才能があるなんて、きっと過去に色々な人生を歩んできたに違いありません。彼がお金を払おうが払わなかろうが、全く問題にしていません。ただ彼に食べ物をあげたいと思っているだけです。」
この心優しい店主に対しSNSでは、次のような声が見られました。
「良い行いをすると良いことが返って来るんだよね。」
「屋台の店主も奥さんも本当にいい人だね。彼らの商売がもっとうまくいくことを願うよ。」
「7年も人助けをするなんて容易なことではないよ。私たちの何人が彼と同じことができるだろうか。」
ちなみに中国では今年6月、人口13億9273万人のうち6億人が月収1000元(約1万5000円)程度であることが公表された。貧困層のほとんどが都会へと出稼ぎに出るが、中には仕事がうまくいかず、故郷へ帰ることもできずそのままホームレスになる人も多いようだ。今回の店主が手を差し伸べたホームレス男性も、同じような境遇だったのかもしれない。
手描きのお札でホームレス客に笑顔で麺を売り続ける店主の動画。
ホームレスの人は手描きの紙幣で麺を買う!上司は8年間我慢する。
ー 流浪漢手繪紙鈔買麵!老闆收8年不忍揭穿
彷徨う叔父の「手描きの紙幣」は7年間麺を購入しました。
ー 流浪大叔「手繪紙鈔」買麵7年 老闆暖舉逼哭全網
まとめ
今回は「手描きのお札でホームレス客に笑顔で麺を売り続ける店主の動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。