ロンドン西部のテムズ川にかかるハマースミス橋は映画『ボヘミアン・ラプソディ』のロケ地の1つであり、そこに棲みついたことでこのアザラシは「フレディ・マーキュリー」と呼ばれるようになった。この英テムズ川で人気者だったアザラシが安楽死し、襲い掛かった犬の飼い主に非難殺到の動画。
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テムズ川のアザラシ「フレディ・マーキュリー」安楽死。
英ロンドンを流れるテムズ川に先月から生後10か月のアザラシが棲みつき、その可愛らしい姿はロンドン住民を虜にし“フレディ・マーキュリー”のあだ名で愛されていた。
しかし先日、犬に襲われて治療を受けたものの回復の見込みはなく、獣医により安楽死が決断されてしまった。
この件で犬の飼い主は警察から事情聴取を受けたが無罪となり、ネット上では多くの人が怒りを爆発させている。
ロンドン西部のテムズ川にかかるハマースミス橋は映画『ボヘミアン・ラプソディ』のロケ地の1つであり、そこに棲みついたことでこのアザラシは“フレディ・マーキュリー”と呼ばれるようになった。
2021年3月21日の午後、テムズ川沿いで茶色のミックス犬に襲われているフレディの姿を獣医1人を含む4人の通行人が発見し、協力して犬をフレディから引きはなした。
その後、犬は飼い主により呼び戻され、飼い主はそのまま現場を立ち去ったという。
当時の様子を捉えた写真では、犬に襲われているフレディが苦悶の表情を見せており、目を背けたくなるような光景だ。
この写真を撮影したダンカン・フィリップスさん(Duncan Phillips、55)は「本当に獰猛な犬でした。救助に入った人が何度も引き放すそうとしていましたが、犬はフレディのことを全く離そうとしなかったのです」と振り返っている。
海洋生物の救助を行う団体「British Divers Marine Life Rescue(BDMLR)」が駆けつけるまで、目撃者はフレディのそばに寄り添って待っていたそうだ。
フレディはロンドン東部にある動物病院「South Essex Wildlife Hospital(SEWH)」に運ばれ治療が行われた。
SEWHがレントゲン検査を行った結果、フレディの足ひれは骨折し、関節は脱臼、じん帯や神経も傷ついている状態だった。足ひれの損傷に加えて体には他にも噛まれた傷が残っており、感染症も懸念された。
SEWHはFacebookで「治療のために骨を固定させようとしましたが、フレディをじっとさせておくことは難しく、脱臼も治すことができないと判明しました」と明かしていた。
どうにかしてフレディの酷いケガを治すことができないかと考えたSEWHは、哺乳類の海洋生物を専門とする獣医などと連絡を取って尽力した。だが治療方法がなく、野生で生きていくことができないと判断されたフレディは、苦渋の決断で安楽死となってしまった。
このニュースを見た人々はショックを受け、「これは酷すぎる事件だ。この犬の飼い主は罪に問われるべき」「本当に心が痛む。無責任な飼い主は恥を知るべきだ」「この飼い主を見つけ出して、フレディの治療にかかった費用を全部払わせてやりたいよ」など怒りの声が続出した。
SEWHは「こうした事件は、今回のフレディだけに起きたのではありません。犬を飼っている人は、どうかアザラシの近くでリードを外さないように注意してください」とコメントしている。
その後、この件の捜査を行っていたロンドン警察は今月23日、犬の飼い主は弁護士のレベッカ・サベン=クレアさん(Rebecca Sabben-Clare、49)だと公表した。
レベッカさんは商法(商売に関する法律)を得意としており、地元では一流の弁護士として知られている。
レベッカさんは事件現場近くにある580万ポンド(約8億6千万円)の豪邸に住んでいるという。
ロンドン警察はレベッカさんや目撃者から聞き取り捜査を行い、レベッカさんには「犯罪にあたる行為はなかった」と述べた。
この警察の発表に、人々から以下の様なレベッカさんへの非難の声が殺到している。
「お咎め無しだって? せめて謝罪文でも公表すべきだ」
「犬をコントロール下に置かなかったことは違法だと思うけど」
「来週にはまたリードなしで散歩させているだろうね」
「頭が良くても、常識が無かったみたいだ」
「フレディも可哀そうだけど、これが小さな子どもだった可能性もある。なぜ罪に問われないのか理解できない」
「罰金もないとか信じられない」
フレディを襲った犬の飼い主。
フレディはサウスエセックスワイルドライフホスピタルでテムズ川のほとりで日光浴をしているときに、犬に襲われ首と足ひれに深い裂傷を負ったことで亡くなりました。
飼い主の弁護士が、フレディのアザラシを致命的に攻撃した犬を歩いていた女性と名付けられました。
通行人が生後9か月の子犬から犬を引きずり出そうとしたときに、現場に向かって走っているのが見られた人物として、レベッカサベンクレアQC(49歳)が特定されました。
彼女は後に、見物人が助けようとしたときに、片方の腕の下で犬を抱えているのが描かれました。
日曜日のテムズ川のほとりでのアザラシの致命的な殴打は昨日警察によって調査されていました。
フレディは、フリッパーが壊れたために野生に戻せなかったため、野生生物病院の獣医に倒されなければなりませんでした。
犬の飼い主に責任を負わせるよう要求するという大きな抗議が続いた。
伝えられるところによると、サベンクレア女史の弁護士は、RSPCAと警察は彼女に犯罪は犯されていないと言ったと述べた。
フレディは、ロンドン南西部のバーンズにあるハマースミス橋の近くで日光浴をしている間、定期的に歩行者を楽しませました。彼の死は、ソーシャルメディアに悲しみが溢れているのを見てきました。
フレディへの死を悼む献花は、攻撃の現場に残されています。
テムズ川のアザラシ「フレディ・マーキュリー」安楽死の動画。
安楽死のフレディ:殴打の場面で犬と一緒に描かれた女性は「最高の弁護士です」
ーFreddie the seal: Woman pictured with dog at scene of mauling
‘is top lawyer’
フレディ・マーキュリー・シール:犬が水銀シールを殴打したことを謝罪する
トップ弁護士。
ーfreddie mercury seal: top lawyer whose dog mauled mercury seal apologises
ロンドンのニュース:写真は、犬が西ロンドンでアザラシを攻撃する悪質な瞬間を示しています-アザラシフレディ
ーlondon news :photos show vicious moment dog attacks seal in west london- seal Freddie
まとめ
今回は「テムズ川のアザラシ「フレディ・マーキュリー」が襲われ安楽死の動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。