くも膜下出血のため1月21日に倒れ、入院していた作家の伊集院静さんが、先月に退院していました。後遺症もなく、現在は、「リハビリ病院でリハビリに励んでおります。毎日3キロ近くの散歩を始めています」とのことです。作家活動も継続されるそうです。また、新社会人に向けてのエールを送られています。「令和初の新社会人諸君。今君たちがそこに立っていることを偶然と思うな。偶然は神様の采配である。社会の水も風も、甘くもないし厳しいぞ」という内容です。
目次
伊集院静氏、無事退院後遺症は残らず作家活動継続
作家の伊集院静氏が、今年1月21日にくも膜下出血で倒れて入院しました。
伊集院氏はその後、1月22日に手術を受け成功しました。
妻で女優の篠ひろ子(71)は、直筆で「経過は良好ですが、この先どのような状態になるのかまだ予断を許さない状況です」とメッセージを寄せていました。
くも膜下出血とは、脳の表面でくも膜の下の層を走っている動脈にできたこぶ(動脈瘤)が破れて、くも膜の下に出血が広がる病気で、出血した周辺では脳細胞に酸素が行かなくなり後遺症が残る場合もあります。
今回は幸いなことに後遺症はなかったようです。
所属事務所のファクスで発表した内容では、以下の通りです。
倒れた翌日に手術を受けて成功。その後は療養につとめていた伊集院さんはファクスで「施術をして頂いた病院の担当の先生、スタッフ、看護士の皆さんのご尽力で、先月、病院を退院いたしました」と報告。
脳に関する病気だっただけに後遺症が心配されたが、全く無かったそうで「現在はリハビリ病院でリハビリに励んでおります。毎日3キロ近くの散歩を始めています」とした。
入院前までは週刊誌をはじめ、多くの連載を抱えていたが、今後について「随時、再開の予定ですが、入院前よりは少しペースをゆっくりしようと思っています」と、体調を気遣いながら仕事を続けていく予定。
伊集院静氏、新社会人にエールを送る
伊集院静氏、新社会人にエールを送ってくれました。
内容は、「令和初の新社会人諸君。今君たちがそこに立っていることを偶然と思うな。偶然は神様の采配である。社会の水も風も、甘くもないし厳しいぞ」と4月に新社会人となる若者に向け、メッセージを贈りました。
篠ひろ子さんの伊集院静氏の入院時のコメント
篠ひろ子さんが公表した伊集院静氏の入院時のコメントは次の通りでした。
寒くなって参りましたが皆様お元気でお過ごしでしょうか。
突然ではございますが、夫の伊集院静が一月二十一日の夜く
も膜下出血で倒れ翌日二十二日に手術を致しました。手術は成功し経過は良好ですが、この先どのような状態にな
るのかまだ予断を許さない状況です。週刊誌、新聞など連載を多く抱えている立場におりますが道
半ばで書く事を断念せざるえを得ないとしたら、こんなに悲し
い事はありません。願いが叶うのであれば又、ペンを持って皆様に作品をお届け
出来る事が私の心からの思いです。いままでのように穏やかな執筆生活を取り戻せる日まで精一杯頑張って参りますので、どうかそれまでは静かに見守って頂けますように心よりお願い申し上げます。
以上、篠ひろ子さんのコメントでした。
まとめ
今回は「伊集院静くも膜下出血のため、入院し無事退院、新社会人にエールを送る」という内容でお送りしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。