林葉直子が将棋をやめた後悔を語る。美貌の“天才女流棋士”人気のあった林葉直子が3月2日、情報番組「ノンストップ!」に出演。ここで林葉直子が将棋をやめた後悔を語る。「将棋や将棋ファンは優しくて大好き。将棋をやめなきゃよかった」と、そして、この気持ちが、余命1年から劇的な復活を遂げることになる。林葉直子が将棋をやめた後悔とは何か。そして、自己破産・余命一か月の原因、林葉直子の不倫の代償とは何か。
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林葉直子が後悔を語る。
林葉は12歳でプロ入り。史上最年少の14歳で女流王将を獲得すると、10連覇して“将棋界のアイドル”となった。
林葉直子さんは、デビュー当時から、ルックスの良さでメディアで引っ張りだこになり、CMオファーまで舞い込んできました。
1983 三菱パソコン MULTI8林葉直子CM
林葉直子さんは番組でCM出演は「ギャラが全然違うから『えー!』って。500万円くらいだった」と語っています。
その後27歳の時に女流棋士を引退します。この引退が後に林葉直子さんを後悔においやります。
そして、1998年30歳の時に不倫が発覚。
さらにヘアヌード写真集も出しました。
写真集を発売した理由について林葉さんは、知り合いが将棋雑誌を作っていたものの資金難になり、300万円なければ廃刊になる話を聞かされたそうです。
ちょうどそのときでヌード写真集の話があり、ギャラは800万円でした。
そこで「私が返してあげなきゃ」と思い、そのまま300万円を無償で渡したそうです。
1998年不倫スキャンダルで一線から退いてから、一晩でブランデー2本を空けるなど、酒浸りの生活を送るようになっっていきます。
2008年には過度のアルコール摂取がたたり、肝硬変に。治る見込みはないと余命1年を宣告され「人生に後悔はない」と死を覚悟したという。
林葉直子さんは、「相手が同業者だったので、ご迷惑をおかけして一緒の世界にはいられなくなった。飲んでなきゃいられなくて、お酒がありがたかった。不摂生な生活を送っていた。今思えば将棋をやっていれば対局前は飲まないので、続けていればよかった」と当時の心境をかたった。
そして、次第に「将棋や将棋ファンは優しくて大好き。将棋をやめなきゃよかった」と後悔を感じるようになった。
この後悔の気持ちをばねにもう一度、ちゃんと生きようと決心します。
酒をやめて減塩を守り、ラーメンやうどんを控え体を摂生しました。
移植をしなければいけない状態から、劇的に症状が回復し、医者から「肝臓がきれいですね」と言われるまでになった。
若干やせてはいるが、昨年11月には対局できるほどに体調が戻り、現在はユーチューブで対局を公開している。
復活したのは「何があるかわからないから最後まであきらめない」という棋士時代の戦いの姿勢を思い出したと説明。
余命一か月宣告・自己破産を受ける原因とは
将棋をやめなければという後悔のもととなった当時の様々な出来事がありました。
まず、将棋をやめなければという後悔のもととなった原因の一つ「自己破産」です。
林葉さんは、棋士時代から父親に通帳と判子を預けていました。
マンションや高級車を勝手に購入されていただけでなく、父から「3000万円の家が欲しい」と言われて買ったものの、じつは1億円以上の家だったことも。
ローンで買うことにしたが、途中で父親が他界してしまいます。
林葉が借金を受け継いで、結局支払うことはできず、2006年に自己破産するこに。
その後2014年に肝硬変が発覚。「余命1年を宣告された」といいます。
そして、そんな様々な出来事の中、アルコールの飲みすぎになります。
「口から血が出てきた」のが最初の症状だったという。
そして「血小板が少なすぎてお腹がパンパン。肝不全に近いって言われました」と医師から言われます。
治療法はなく、ただ薬を飲み続けるだけで、悪化すれば死に至ると宣告されます。
容貌も変わりはて、体重は38kg程度まで落ち、かつてキリッとした顔で将棋盤に向かっていたころの面影はすっかり失ってしまいました。
林葉直子の不倫の代償
原因はお酒の飲み過ぎで、きっかけは29歳のとき、世間を騒がせた先輩棋士(中原誠)との不倫騒動でした。「ワイルドターキーを1日1本飲んで、死ぬんじゃないかと思った」といいます。
不倫相手との子を妊娠したことがあったが、彼に「誰の子?」と言われて堕ろした。「残念なのは産んどきゃな、って」後で後悔したり。
そんな、不倫、中絶、借金などが重なって肝硬変の原因になってしまったわけです。
林葉直子の現在
現在の林葉直子さんは、すっかり、体調も回復されて元気に活動なさっています。
テレビにも時々出演されています。
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このように、林葉直子さんは、あの時の将棋をやめなければよかったという
後悔をばねにして、見事に復活しています。