2021年4月27日実施の第6期叡王戦段位別予選(九段戦)谷川浩司九段対行方尚史九段の講評と棋譜。結果は、行方尚史九段が準決勝で谷川浩司九段に勝利。戦型は相掛かり。69手と比較的短手数での終局。
目次
第6期叡王戦段位別予選(九段戦)谷川浩司九段対行方尚史九段対局講評。
4月27日に行なわれた第6期叡王戦段位別予選(九段戦)谷川浩司九段対行方尚史九段の講評です。
行方九段先手で、戦型は相掛かりとなりました。互いに飛車先の歩を交換し合ったあと、行方九段は相手の飛車先、および行方九段の弱点である8筋角頭になかなか歩を打ちません。
28手目、谷川九段がそこに歩を垂らしたタイミングで行方九段も動き、戦いが始まりました。
谷川九段が少し無理気味に攻めていくのに対して、行方九段はしっかり受けます。さすがの谷川九段も手を作ることができず、中盤で差がつきました。
谷川九段は投了。69手と比較的短手数での終局でした。
行方九段から見て、これで谷川九段との対戦成績は9勝8敗(直近6連勝)となりました。
勝者はブロック決勝に進出。佐藤康光九段(51)と本戦出場最後の1枠をかけて対局。
谷川九段は、1976年12月に四段昇段。竜王戦4組(1組以上:22期)、順位戦B級2組(A級以上:32期)。
名人5期で、十七世名人の有資格者であるほか、通算タイトル数は現役3位、歴代5位の27期。棋戦優勝も22回を数えるレジェンド棋士。
行方九段は、1993年10月に四段昇段。竜王戦3組(1組:7期)、順位戦B級2組(A級:6期)。棋戦優勝は2回。粘り強い将棋が魅力の居飛車党。
第6期叡王戦段位別予選(九段戦)谷川浩司九段対行方尚史九段対局棋譜。
ー将棋対局速報▲行方尚史九段ー△谷川浩司九段 第6期叡王戦段位別
予選九段戦[相掛かり]
第6期叡王戦予選▲行方尚史九段△谷川浩司九段
行方尚史九段が勝ちました。
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まとめ
今回は「第6期叡王戦段位別予選(九段戦)谷川浩司九段対行方尚史九段対局棋譜。」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。