8月17日に実施された第33期 竜王挑戦者決定戦羽生善治 九段 対 丸山忠久九段第1局目講評と棋譜。結果は、丸山忠久 九段の勝ち。
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第33期 竜王挑戦者決定戦羽生善治 九段 対 丸山忠久九段第1局目講評
8月17日に実施された第33期 竜王挑戦者決定戦羽生善治 九段 対 丸山忠久九段第1局目講評。丸山忠久 九段の勝ちでした。
持ち時間は各5時間で、先手は羽生九段。
丸山忠久九段が、対局開始から2時間も消費時間0分!羽生善治九段にノータイム指し連発ではじまりました将棋・竜王戦挑決三番勝負の第一局目。
将棋の竜王戦挑戦者決定三番勝負の第1局が8月17日に行われ、羽生善治九段(49)と丸山忠久九段(49)が対局。戦型は、後手番の丸山九段が一手損角換わりを採りました。
丸山九段の得意とする戦法ゆえか、正午からの昼食休憩まで持ち時間を1分も消費しないノータイム指しを続けて序盤が始まりました。
ともに1970年9月生まれの同学年対決だが、今回の三番勝負で注目といえば、なんといっても羽生九段のタイトル100期です。
現在のタイトル獲得数は99期。2018年に行われた竜王戦七番勝負で防衛すれば100期の大台達成となるところだったが、あと1勝及ばず目前で逃した。
その後、タイトル挑戦からも遠ざかっており、ファンからも久々のチャンス到来を大きな期待を寄せている。
対戦相手の丸山九段は名人2期、棋王1期を経験している実力者。本戦初戦では、最年少タイトルホルダーになった藤井聡太棋聖(18)と対決、千日手の末に勝利をもぎ取った豪腕だ。
本局は後手番から得意の一手損角換わりを採用したが、研究の範囲内だったとしても、持ち時間を1分も使わず昼食休憩まで指し続けるのは非常に珍しい。
既に羽生九段を持ち時間で1時間30分リードした。
将棋の対局では持ち時間をストップウォッチ、チェスクロックのいずれかではかるが、本局はストップウォッチ。
1分未満で指した場合には切り捨てとなるため、丸山九段のように59秒までに指し続ければ、1分も持ち時間が減らない事態が起こる。チェスクロックの場合は1分未満も計算される。
序盤で羽生善治九段3時間30分(消費1時間30分)、丸山忠久九段 5時間(消費0分)と持ち時間の差がつきました。
第33期 竜王挑戦者決定戦羽生善治 九段 対 丸山忠久九段第1局目棋譜
第33期 竜王挑戦者決定戦羽生善治 九段 対 丸山忠久九段第1局目棋譜(全指し手)
ー羽生善治 九段 vs. 丸山忠久 九段 第33期竜王戦挑戦者決定三番勝負 第1局 棋譜紹介 2020.08.17 3:23~より詳細な棋譜解析
対局日 :2020年8月17日
棋戦名 :第33期竜王戦挑戦者決定三番勝負 第1局
対局者 :羽生善治 九段 vs. 丸山忠久 九段
結果 :丸山忠久 九段の勝ち
手数 :76
持ち時間:5時間
まとめ
今回は「第33期 竜王挑戦者決定戦羽生善治 九段 対 丸山忠久九段第1局棋譜。」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。