アイルランド東部ウィックロー県にあるラグナクイラ山で2021年2月6日、ジョン・フランソワ・ボンネットさん(Jean Francois Bonnet)とシアラ・ノーランさん(Ciara Nolan)のカップルが冬の山を山登りをしていた。そこで、2週間迷子だった大型犬を発見し担いで下山した動画。
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冬の山で2週間迷子の大型犬を登山客が見つけ担ぎ下山。
アイルランド東部ウィックロー県にあるラグナクイラ山で今月6日、ジョン・フランソワ・ボンネットさん(Jean Francois Bonnet)とシアラ・ノーランさん(Ciara Nolan)のカップルが山登りをしていた。
登山をしていたこのカップルが、寒さで凍えて動けなくなっていたゴールデンレトリバーを頂上付近で発見した。
そして、犬を担いで10キロの道のりを下山した。
実はこの犬は2週間前に山の中で行方不明になっており、体重は3分の1ほど落ちてしまっていたが、おかげで無事に飼い主と再会できたという。
よくこの山を登るというジョンさんは、その日は、天気が悪く、視界も良くなかったといいます、
そんなコンディションの中で2人が頂上近くを歩いていた時、前にいたシアラさんが「犬がいる、犬がいるよ!」と大きな声をあげたという。
そこには岩のそばで丸くなっている、1匹のゴールデンレトリバーがいた。
その犬は寒さで凍え、弱っていましたね。吠える元気も無かったようだったので、予備で持っていた上着を着せてあげ、食べ物も少し与えました。
シアラさんも「犬がいた場所は風除けになるような物は無く、冷たい風にさらされていました。今の時期はどんどん寒くなりますし、このタイミングで見つけることができて本当にラッキーだったと思います」と言います。
そしてシアラさんがジョンさんの背中にその犬を担がせると、2人はためらうことなく下山を始めた。
ジョンさんは凍っていたり岩だらけの道を、犬を背負いながら進まなければならなかったので、何回か滑って転んでしまいました。
そして約10キロの道のりを4~5時間かけて下り2人の家に到着すると、犬の体を温めて再びエサを与えた。幸いにもその犬には首輪が付いていたので飼い犬だと分かり、飼い主を探すために2人はアニマルレスキューに連絡した。
この犬は、エリーナ・オシェイ・ゴエテレンさん(Erina O’Shea Goetelen)一家の愛犬「ニーシャ(Neesha)」と分かりました。
エリーナさん達は1月23日、ニーシャともう1匹の飼い犬でジャーマンシェパードの「ハーリー(Harley)」と登山をしに来て、ニーシャ(Neesha)が行方不明になってしまいました。
ニーシャが当時山ではぐれてしまった状況は以下です。
少しの間、自由に歩いてもらおうと2匹のリードを外したところ、突然シカが現れて2匹はシカを追いかけて駆け出してしまいました。
急いで追いかけましたが、早すぎて追い付けませんでした。それで森の中に入って行った2匹を見失ってしまいました。
家に帰ったら2匹がいるかもしれないと思い一度帰宅しましたが、どこにもいませんでした。翌日にハーリーを駐車場近くで発見しましたが、ニーシャは一緒ではありませんでした。
その後はドローンを使ったり、ニーシャが匂いを辿れるように道に洋服などを置いてみましたが、2週間が経ってもニーシャは見つからなかったのです。
エリーナさんは、無事ニーシャが見つかったあと以下の様にコメントしています。
「ニーシャは8歳と高齢だったので、もう生きている望みは薄いと絶望していました。しかしニーシャが見つかったと連絡が入り、本当に嬉しかったです。シアラさんたちには感謝してもしきれないです。」
無事にエリーナさんらと再会できたニーシャは、動物病院に運ばれた。3分の1ほど体重が減っていて体に切り傷があったものの、大きなケガは無かったという。
冬の山で2週間迷子の大型犬を登山客が見つけ担ぎ下山する動画。
カップルレスキューロストドッグウィックローマウンテンズで2週間。
ーCouple Rescue Lost Dog At Wicklow Mountains For Two Weeks
カップルは失われた犬を10km運び、飼い主と再会します|犬が救助された。
ーCouple carries lost dog for 10 km reunites her with owners | Dog Rescued
まとめ
今回は「アイルランドの冬の山で2週間迷子の大型犬を登山客が見つけ担ぎ下山の動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。