米国で、高校の年鑑アルバムで黒人生徒の名前が無く「黒人の男」と記載 保護者から非難の声があがる動画。米インディアナ州ナッシュビルにあるブラウン郡高等学校で、2020年版の年鑑アルバムが生徒および保護者に今年も配布された。その中で、各生徒の名前が記されていたが、黒人の生徒だけ名前が無く「黒人の男(BLACK GUY)」と記載されていた。
目次
高校の年鑑アルバムで黒人生徒の名前が無く「黒人の男」と記載。
米インディアナ州ナッシュビルにあるブラウン郡高等学校で、2020年版の年鑑アルバムが生徒および保護者に今年も配布された。
この高校で配布された学校年鑑アルバムで、バスケットボールチームの集合写真に各生徒の名前があるなか1人だけ黒人生徒の名前が「黒人の男」と記載されていた。
これに気づいた生徒の保護者達から学校に苦情が入り、問題視されている。
米インディアナ州ナッシュビルにあるブラウン郡高等学校で、2020年版の年鑑アルバムが生徒および保護者に今年も配布された。
アメリカではほとんどの学校が毎年この時期になると生徒や保護者に対して年鑑アルバムが配布される。アルバムには卒業生や各クラスの生徒の写真はもちろんのこと、年間の学校行事やクラブ活動に従事してきた生徒達の写真が掲載される。
ところが同校の一部の保護者から、今年の年鑑アルバムについて「男子バスケットボールチームの集合写真に人種差別的要素がある」といった声があがった。
その集合写真に写る生徒のほとんどが白人で、その中で1人だけ黒人の生徒がいた。そして写真の下には各生徒の名前が記されていたが、黒人の生徒だけ名前が無く「黒人の男(BLACK GUY)」と記載されていたのだ。このことに一部の保護者は憤慨したようだ。
この件について、学区内の教育長であるローラ・ハンマック氏(Laura Hammack)と同校のマシュー・スターク校長(Matthew Stark)は「これは本当に非難されてもおかしくないミスである」とし、10月19日に次のように声明を出した。
「当校では、学校においての生徒達の姿をこの年鑑アルバムを通して誰にでも見てもらえるようにしています。私達は完璧を目指して努力しており、どんな些細なミスだとしてもそれは筋が通らないことだと思っています。今回の件は笑って済まされるようなミスではありません。」
そしてハンマック氏は「黒人の男」とだけ表記されてしまった生徒とその家族のことを思うと「心が痛む」とも明かしており、今回の年鑑アルバムは回収して改訂版を配布することを検討しているという。
しかしながらなぜこのような重大なミスを犯してしまったのかは明らかになっていないそうだ。
高校の年鑑アルバムで黒人生徒の名前「黒人の男」と記載の動画!
年鑑に「黒人の男」と記載されているインディアナ州の高校生が調査につながる。
ーIndiana high school student listed as ‘Black guy’ in yearbook leads to investigation
ブラウンカウンティハイの2020年の年鑑には、学生の名前を使用する代わりに「黒人の男」と記載されていました。
ブラウンカウンティHSの学生が年鑑に「黒人の男」と記載されている。
ーBrown County HS student listed as ‘black guy’ in yearbook
ブラウン郡HS年鑑に人種差別的なコメントが見つかりました。
ーRacist comment found in Brown County HS yearbook
インディアナ州南部の高校は、学生が本名ではなく、年鑑に「黒人の男」という引用としてどのように記載されているかを解明しようとしています。
まとめ
今回は「高校の年鑑アルバムで黒人生徒の名前が無く「黒人の男」と記載の動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。