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将棋

第79期名人戦B級2組順位戦4回戦藤井聡太二冠・谷川浩司九段対局棋譜。

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7月9日実施の第79期名人戦・B級2組順位戦4回戦藤井聡太二冠・谷川浩司九段対局講評と棋譜。藤井聡太二冠、谷川浩司九段との「元中学生棋士」対決です。結果は108手で藤井聡太二冠が勝ちました。

藤井聡太王位・棋聖

藤井聡太王位・棋聖

目次

第79期名人B級2組順位戦4回藤井聡太二冠・谷川浩司九段対局講評。

谷川浩司九段

谷川浩司九段

 

7月9日実施の第79期名人戦・B級2組順位戦4回戦藤井聡太二冠・谷川浩司九段対局講評です。結果は108手で藤井聡太二冠が勝ちました。

第79期名人戦・B級2組順位戦4回戦が高校生棋士、藤井聡太二冠(18)=王位、棋聖と名人を5期獲得し永世名人の資格を持つ谷川浩司九段(58)との対局が、大阪市福島区の関西将棋会館で実施されました。

 

結果は108手で藤井聡太二冠が勝ちました。

 

午前10時、谷川九段の先手で対局が始まった。持ち時間は各6時間。

 

2人とも中学時代にプロ入りというスピード出世組で、将棋界に5人しかいない「中学生棋士」同士の激突になりました。

中学生棋士は、加藤一二三九段(80)、羽生善治九段(49)、渡辺明名人(36)=棋王、王将と合わせ三冠と今対戦の谷川九段と藤井聡太二冠の5人です。

 

谷川九段は21歳2カ月という最年少名人の記録も保持しています。一方、藤井二冠はデビュー以来、順位戦は32勝1敗という驚異的な好成績で、谷川九段の最年少名人の記録を塗り替える可能性もあります。

 

史上最年少&17世名人・谷川浩司九段と最年少名人候補・藤井聡太二冠がB級2組4回戦で対戦しました。

 

数々の輝かしい実績を残してきた17世名人資格者と、誰もが認める名人候補。注目の対戦はB級2組で実現しました。

 

谷川九段は今期B級2組では1勝2敗。2回戦では藤井二冠の師匠である杉本昌隆八段に逆転勝ちを収めています。

 

藤井二冠はC級1組では1期足踏みをしたものの、前期は昇級を果たし、今期からはB級2組に所属しています。

 

開幕からの成績は3勝0敗。順位戦通算成績は32勝1敗とおそるべき勢いで勝ち進んでいます。

 

谷川九段は名人戦・順位戦においてA級以上32期(歴代3位)、名人位5期(17世名人資格獲得)などの実績を残しています。

 

谷川九段は19歳の時に名人戦挑戦者決定リーグ(現在の順位戦A級)に昇級。

1期目で名人挑戦権を獲得し、1983年度名人戦七番勝負に登場。

加藤一二三名人(当時)に挑戦して4勝2敗でシリーズを制し、史上最年少21歳で名人位を獲得しています。

 

藤井二冠自身は一貫して、各種年少記録に関してはほとんど興味がないようです。それでももし藤井二冠が史上最年少名人の記録を更新しようとすると、この先ノンストップでA級に昇級し、名人挑戦権を獲得する必要があります。

 

谷川九段は初手に角道を開けます。

対して藤井二冠はお茶を一服したあと、飛車先の歩を突きます。

戦型は谷川九段得意の角換わり腰掛銀模様に進みました。

先手の谷川九段が採用した角換わりは、藤井二冠もデビュー以来得意戦法として使いこなしています。

プロの間でも非常に研究が進んでいることから、時間をかけた序盤が長く続き、駒が本格的にぶつかりあったのは、午後6時からの夕食休憩を終えた後からでした。

お互い少しのミスも許されない戦いの中、少しずつ有利、優勢としたのは藤井二冠。

確実に勝ちに近づく指し回しは安定感がありました。

 

対局後は4連勝について「残りも全力を尽くして昇級を目指せればと思います」と語っています。

敗れた谷川九段は「こちらが立場的にはぶつかっていく気持ちでした。(角換わりは)一番指している戦型で、と選びました。中盤早々にミスを連発してしまったので悔いが残ります」と振り返った。

最年少でプロ入り、タイトル獲得など、数々の記録を打ち立ててきた藤井二冠だが、最年少での名人獲得は、最難関の記録の一つとして知られている。

名人になるためには、順位戦のA級でトップとなり、挑戦権を獲得する必要があるが、藤井二冠が「21歳2カ月」をクリアするためには、参加中のB級2組を今期で通過し、次に来期でB級1組を1期抜け、さらにA級初挑戦で挑戦権獲得、名人戦で勝利することが条件となります。

谷川九段は、1年目こそ足踏みをしたが、その後は4期連続で昇級を果たし、一気に名人の地位まで駆け上がった経験の持ち主。

B級2組には今期25人の棋士が在籍。全員が10局指し、成績上位3人が昇級する。10戦全勝であれば4人以上でも昇級だが、前年成績を元にした順位で21位の藤井二冠は、同一成績で並んだ場合「頭ハネ」をされる可能性も高い。

 

実際、C級1組では9勝1敗の好成績を収めながら、4人が並んだところ順位で最下位だったため、頭ハネで昇級を逃した経験がある。

つまり今期も昇級には全勝相当の成績が必要です。


藤井聡太二冠に谷川浩司九段が順位戦敗戦後の一言に一同衝撃…郷田真隆九段の言葉や次戦・村山慈明七段との展望も【第79期順位戦B級2組】

藤井聡太二冠に谷川浩司九段が順位戦敗戦後の一言に一同衝撃…郷田真隆九段の言葉や次戦・村山慈明七段との展望も【第79期順位戦B級2組】

 

第79期名人B級2組順位戦4回藤井聡太二冠・谷川浩司九段対局棋譜。

第79期名人B級2組順位戦4回藤井聡太二冠・谷川浩司九段対局棋譜(全指し手)です。結果は108手で藤井聡太二冠が勝ちました。

 


藤井聡太 二冠 史上最年少名人へ、また一歩前進!➡ 谷川浩司 九段 対 藤井聡太 二冠 /【2020年9月9日】第79期 順位戦 B級2組 4回戦 ★投了後の最善手例に

 


【主催者許諾済】藤井聡太二冠vs谷川浩司九段 第79期順位戦B級2組4回戦 速報【ゆっくり将棋解説】

棋戦  :第79期順位戦B級2組4回戦
公開日時:2020年9月9日
主催  :毎日新聞社・朝日新聞社・日本将棋連盟
協賛   :大和証券グループ
持ち時間:各6時間(チェスクロック方式)

まとめ

今回は「第79期名人戦B級2組順位戦4回戦藤井聡太二冠・谷川浩司九段対局棋譜。」というテーマでお送りしました。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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