1月11日実施の第70期王将戦七番勝負第1局渡辺明王将対永瀬拓矢王座対局の講評と棋譜。結果は渡辺 明王将が勝ちました。
目次
第70期王将戦七番第1局渡辺明王将対永瀬拓矢王座対局講評。
1月11日に行われた第70期王将戦七番勝負第1局渡辺明王将対永瀬拓矢王座対局の講評。
1日目の終わり渡辺明王将の封じ手は5五歩でした。
結果は渡辺 明王将が勝ちました。
渡辺明王将(36)に永瀬拓矢王座(28)が挑む第70期王将戦七番勝負第1局は、静岡県掛川市の掛川城二の丸茶室で実施された。渡辺明王将の封じ手(77手目)は5五歩だった。
渡辺明王将は3連覇、永瀬拓矢王座は初挑戦での奪取を目指す。1日目は、角換わり相腰掛け銀から渡辺が桂を捨てて先攻し、1日目から激しい展開となった。
1日目は、玉が安定しているが歩切れの渡辺、持ち駒に歩は豊富だが自陣が手薄な永瀬のどちらが読み勝っているのか注目される中、封じ手局面となった。
渡辺明王将の封じ手の5五歩は控室でも予想されており、飛と角の利きを生かして攻めを続ける一手。
永瀬拓矢王座は約1時間の連続長考で応じたが、渡辺は昼食休憩をはさむ1時間17分の長考で6八同飛から動き、7四銀(89手目)と玉の退路を狭めながら飛取りに打って攻めをつなぐ展開になった。一方、永瀬拓矢王座は9七歩成(90手目)から動いて混戦に持ち込もうとした。
解説の神谷広志八段は「1日目、過去の実戦例から離れた直後から渡辺王将が指しやすい形勢ではないかと感じました。封じ手以降も渡辺王将の指し手は的確で、7四銀(89手目)は読みの入った好手。永瀬王座は何か途中で誤算があったのでしょうが、持ち味の粘り強い指し回しで持ちこたえて終盤勝負にもつれこみました。第1局から双方の持ち味が出た応酬です」と語った。
第70期王将戦七番第1局渡辺明王将対永瀬拓矢王座対局棋譜。
ー強者の戦い! 第70期 王将戦 渡辺明王将 vs 永瀬拓矢王座 ピンポイント解説 【将棋】
ー将棋対局速報▲渡辺 明王将ー△永瀬拓矢王座 第70期王将戦七番勝負 第1局[角換わり腰掛け銀]
第70期王将戦七番勝負第1局▲渡辺 明王将△永瀬拓矢王座
渡辺 明王将が勝ちました。
(持ち時間:8時間)
まとめ
今回は「第70期王将戦七番勝負第1局渡辺明王将対永瀬拓矢王座対局棋譜(1日目)。」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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