シンガポール新型コロナウィルス感染急増してきています。今まで、シンガポールは完成抑制がきいていて、比較的新型コロナウィルス拡散が少なかったのですが、ここに来てシンガポールで新規感染者が移民労働者のなかで急増しています。感染急増の原因は移民労働者です。シンガポール政府の対応は。さらに、移民労働者を抱える国の感染拡大リスクについて。
目次
シンガポールで移民労働者に新規感染者が急増
シンガポールででは、4月18日、1日の感染者数としては、最多の942人の感染が
確認されました。
累計の感染者数では、21日の時点で9000人を超え、インドネシアやフィリピンを上回ってきています。
実は、新規感染者数の95%が移民労働者です。
多くは、バングラデシュやインドなどの低所得国の出身で、建設現場や造船所で働き、同じ部屋の中で、10人ほどが密集して暮らしています。
シンガポールは、これまで、スマートフォンのアプリを使った感染者追跡や、人と人との距離確保などを徹底してきました。
ですが、移民労働者の間で感染爆発が起こったことで今後、急な感染の拡大する恐れも出てきています。
シンガポール政府の対応
シンガポール政府は、移民労働者の対策として住居の衛生管理を強化し、収入支援も行いました。
4月18日には、建設現場で働く移民労働者に対し、5月4日までの自宅待機を命じました。
移民労働者を抱える国の感染拡大リスク
今、ご紹介した、シンガポールの問題は、経済活動を移民に頼る他国にとっても、同様に深刻です。
例えば、移民に労働力を依存している中東諸国でも同様で、東南アジアの低賃金労働者に依存しており、感染拡大のリスクが大くなっています。
例えば、ある人権団体は、アラブ首長国連邦に宛てた書簡で「低賃金の移民労働者は人権侵害に対して、脆弱で、感染の危機にさらされている」と指摘している。
密集を避けられない住居環境や、医療サービスへのアクセスが困難な点などがあります。
オーストラリアマードック大学のギャリー・ローダン名誉教授は、「低賃金の外国人労働者が多い国は、労働者の居住環境や現状に注意を払うべき」と主張しています。
まとめ
今回は、「シンガポール新型コロナウィルス感染急増の原因は移民労働者!」というテーマでお送りしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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