2020年4月20日20時20分、志賀廣太郎さんは、誤嚥性肺炎のため、川崎市内の介護施設で死去。享年71歳。志賀廣太郎さんの生い立ち、CM、舞台、最近の映画、ドラマ、好みのもの。好きな言葉は「漂えど沈まず」。
目次
志賀廣太郎さん死去
ドラマ「三匹のおっさん」などで知られる俳優の志賀廣太郎さんが20日午後8時20分、誤嚥性肺炎のため死去しました。71歳でした。
志賀さんは近年、体調不良でドラマ降板が続いていました。
志賀さんは19年放送のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」で、春野先生役で出演予定だったが、18年4月に体調不良のために降板を公表。
春野先生は金栗四三の妻となる春野スヤの父で医者という重要な役どころ。
代役は佐戸井けん太と発表された。
志賀さんは18年7月のフジテレビ系「ノンストップ!」で「いだてん」降板について、体調不良こそ「おかげさまで」回復しつつあるが「あんまり運動をやらなかったから。もう少し歩くことを復活させる」と体力回復に意欲を見せていた。
だが19年4月に脳梗塞の症状で倒れ、テレビ東京系ドラマ「きのう何食べた?」を放送途中で降板することに。主人公・筧史朗の父・悟朗役だったが、田山涼成が代役を務めた。
降板の際、所属事務所は「回復いたしましたらまた元気な姿をお見せできるよう、しばらく休養を取らせていただきます」とコメントを発表していた。
実は、2018年ころから、激ヤセした姿が目撃されるようでした。
2017年10月に放送されたドラマ『陸王』(TBS系)では、老舗足袋屋の専務取締役「ゲンさん」に出演しました。
その後、2019年1月から放送されたNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の降板を発表。4月放送のドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京系)では、体調不良で途中降板に。
そして、2019年年8月のドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)に出演していた当時、ネットでは、痩せすぎていると心配の声があがっていました。
志賀廣太郎さん生い立ち
志賀さんは、兵庫県生まれで、幼稚園時代に東京都杉並区に引っ越しする。
その後世田谷区へ移る。世田谷区立船橋中学校の同級生には高田文夫がいます。
幼稚園の園長や小学校の担任が児童演劇協会に所属するなど演劇に造詣が深かったことから、中学・高校から演劇部に所属。
俳優座の養成所が移管されると聞き、桐朋学園大学短期大学部に入学。
大学では演技の他に狂言、日舞、バレエ、体操などを学んだが、なかでも能を観世銕之丞に学んだことは印象に残っており、音声学を学んだ柴田武からは、「君の声はいい声だから大事にしなさい」と言われたという。
1971年、桐朋学園大学短期大学部専攻科演劇専攻修了。
卒業後はすぐ役者の道に進むつもりだったが、素晴らしいと思える先生に多数出会ったことから大学に残ることを決め、1973年までゼミの助手を務める。
当時は翻訳劇の舞台が多く、ヨーロッパ原作の劇が現地でどう演じられているのかが気になったため、ドイツに渡り、語学学校を経てシュトゥットガルトの専門学校へ入学。
そこでは演技の基礎と考えていた体操を1年近く学び、あちこち移動した後、ウィーンで日本人補習授業校の小中学生の国語教師を務める。
30歳を前に、交際していた女性と結婚するため1977年に帰国。
1978年より母校の演劇科にて非常勤講師を務める。学生には南果歩などがいた。
ドラマや舞台において、上司役や刑事役、教師役や医者役などを持ち前の風貌と渋い声で演じ、様々な場面に欠かすことのできない名脇役として活躍してきました。
ドラマプロデューサーの伊與田英徳は、「地味な存在の役を、そのままいい具合に地味に演じることができる。地味な役でもカッコよく演じたい役者さんも多いなか、配役のキャラクターや演出を理解して演じる志賀さんは貴重な存在」と評価しています。
志賀廣太郎さんの好み
志賀廣太郎さんの好みのものは、以下だったようです。
服装は、私服は「チェックしか着ない」と話し、チェックが好きだったようです。
好きなものは、酒と温泉が好きと言っています。
好きな言葉は「漂えど沈まず」です。
志賀廣太郎さんのCM出演
1995年 アップルコンピュータ「アップルマジック’95」
ー 1995 Apple CM in Japan
1996年 花王「ビオレ」ナレーション
1996年 ファイナルファンタジー
1997年 TBC「いきなさいTBC篇」
1998年 パナソニック・「Let’s Note」
1999年 クオーク「誕生篇」
ー【CM】クオーク ”みんな知ってる僕のこと篇”【2000年】
1999年 サントリー「BOSS7年末篇」
ー 【CM 1998-00】SUNTORY BOSS7 30秒×7
1999年 セガ「プロサッカークラブをつくろう!」
2000年 住友銀行
2001年 KDDI
2001年 「IMAGINATION」
2002年 シードコンタクト
2002年 UFJ銀行
2007年 ポッカ「キレートレモン」
2008年 ソフトバンクモバイル「同窓会篇」
2014年 日清食品「カップヌードル」
ー日清カップヌードルTVCM|2014 志賀廣太郎「壁ドン」篇
2015年 auシニアスマホ「二人の悩み」篇」で川原和久と共演
2015年 公共広告機構(現:ACジャパン)
2016年 リクルート「ホットペッパー」
ー リクルート ホットペッパーグルメ
2017年 明治乳業「明治ヨーグルトR-1」
ー 【CM】明治 R-1
志賀廣太郎さんのCD
志賀廣太郎さんのCDは、彼オヤジシリーズです。
DVD
枯れオヤジ〜カレセンと呼ばないで〜
志賀廣太郎さんの出演した舞台
志賀廣太郎さんの出演した舞台です。
1988年 東京ノート
1998年 ソウル市民
1999年 海よりも長い夜
2000年 ソウル市民1919
2000年 ナイス・エイジ
2001年 上野動物園再々々襲撃
2006年 ナイス・エイジ
2014年 パン屋文六の思案?続・岸田國士一幕劇コレクション?
2016年 宮本武蔵(完全版)東京芸術劇場シアターイースト)
2017年 バージン・ブルース こまばアゴラ劇場
2017年 朗読劇「画狂人 北斎」 – 葛飾北斎
志賀廣太郎さんの最近の映画
志賀廣太郎さんの出演した最近の映画です。
2012年 マメシバ一郎3D – 芝重男
2012年 演劇1(想田和弘監督)
2012年 おだやかな日常(内田伸輝監督)
2013年 謎解きはディナーのあとで(土方政人監督)
2013年 シャニダールの花(石井岳龍監督)
2013年 ほとりの朔子
2013年 豆大福ものがたり
2014年 ジャッジ!(永井聡監督) – カラオケ店の店長
2014年 劇場版 仮面ティーチャー
2014年 魔女の宅急便(東映、清水崇監督)
2014年 薔薇色のブー子(福田雄一監督) – デパート社長・鈴木由三郎
2014年 女子ーズ(福田雄一監督)
2015年 幕が上がる(本広克行監督) – 滝田先生
2016年 あやしい彼女 – 中田次郎 役
2017年 映画 昼顔(東宝)- 坂上教授 役
2017年 銀魂(福田雄一監督)
2017年 亜人 (本広克行監督) ‐ 警視庁警備局長
2018年 ちはやふる -結び-(小泉徳宏監督) – 伊勢大二郎
2018年 となりの怪物くん(月川翔監督)
2018年 四月の永い夢(中川龍太郎監督) – 幸男
ー 『四月の永い夢』大ヒット上映中!/予告編
志賀廣太郎さんの最近のドラマ
志賀廣太郎さんの最近出演したドラマです。
2018年 三匹のおっさんスペシャル〜正義の味方、史上最大、最後の戦い!…かも?〜
2014年 ほんとにあった怖い話 「タクシードライバーは語る」(フジテレビ) – ヒトミの父
2014年 孤独のグルメ Season4(テレビ東京) – 大橋幸三
2014年 極悪がんぼ(フジテレビ) – 小林春男
2014年 平成舞祭組男(日本テレビ) – 伊丹秀夫
2014年 松本清張 黒い福音〜国際線スチュワーデス殺人事件〜(テレビ朝日) – 斉藤三郎
2015年 月曜ゴールデン「遺品整理人 谷崎藍子5」(TBS) – 曽根
2015年 DOCTORS3 最強の名医(テレビ朝日) – 武藤重之
2015年 銭の戦争(フジテレビ) – 白石孝夫
2015年 リスクの神様(フジテレビ) – 財部栄一
2016年 ラヴソング(フジテレビ)
2016年 神の舌を持つ男(TBS) – 芳井一(番頭)
2016年 スニッファー 嗅覚捜査官(NHK) ‐ 矢口孝雄
2016年 フラジャイル(フジテレビ) – 高柴善太郎
2016年 昼のセント酒(テレビ東京) – 清田平吉
2016年 ウルトラマンオーブ(テレビ東京) – 岩木渉
2016年 宇宙の仕事 第6話 – ロラリラス星人
2016年 Chef〜三ツ星の給食〜(フジテレビ) – 志賀廣太郎(本人役)
2017年 炎の経営者(フジテレビ) – 笹島太一
2017年 昔話法廷(NHK) ‐ 里田良雄
2017年 リバース(TBS) – 広沢忠司
2017年 陸王(TBS) – 富島玄三
ー 陸王』 4分23秒でわかる第1話SPダイジェスト
2018年 花のち晴れ〜花男 Next Season〜(TBS) – 小林孝蔵
2018年 今野敏サスペンス 回帰 警視庁強行犯係・樋口顕(テレビ東京) – 市川雄作
2019年 イノセンス 冤罪弁護士(日本テレビ) – 湯布院和人
ー イノセンス 全編予告 川口春奈、坂口健太郎
2019年 きのう何食べた?(テレビ東京) – 筧悟朗 ※途中降板
ー きのう何食べた?全話ダイジェスト
まとめ
今回は「志賀廣太郎死去、生い立ち、CM、舞台、最近の映画、ドラマ」というテーマでお送りしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。