モスクワ市保健当局が、モスクワの5月コロナ死者数、WHO基準で5260人でロシア政府基準の2・8倍と発表。これをもとに、ロシア全土の累計死亡者を単純計算すると、6月12日現在の死亡者は18、261人になります。
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モスクワ市保健当局が国際基準で発表
モスクワ市保健当局は6月10日、5月の新型コロナウイルスによる死者数について、世界保健機関(WHO)の国際基準に基づけば5260人だったと発表しました。
ロシア府はモスクワ市の死者数を1895人としてきたが、国際基準だと約2・8倍ということになります。
ロシア政府は、これまで、ウイルスが死亡の「根本的な原因」と診断された場合だけをウイルスの死者として発表してきた。
国際基準では感染後の持病悪化による関連死なども含めている。
モスクワ市の4月の死者数も国際基準で再集計し、636人から1561人に増えていた。
ロシアの死亡者数を国際基準で表示
露政府は5月27日、国際基準に基づいて死者を集計するよう全国に指示した。
露政府は6月11日に全国の死者数を6532人と発表したが、国際基準が反映されているかどうかは不明だ。今後、反映されて死者数が増える可能性もある。
単純計算になってしまうが、今回のモスクワ市の発表の国際基準に照らした死亡者数の2,8倍をロシア全体の今までの死亡者数に当てはめてみると
6月12日現在ではロシアの死亡者数は、6522人なので
ー 6522×2,8=18、261人になる。
感染者に対する死亡者割合を感染者の多いアメリカ、ブラジル、ロシアで比較すると6月12日の時点で
ー アメリカ 5,6%
ー ブラジル 7,9%
ー ロシア 3,6%
以上のような結果になり、ようやく比較の土場に乗った感じである。
まとめ
今回は「ロシアのコロナ感染死者数を国際基準で比較では2.8倍、死亡率は?」というテーマでお送りしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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