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パウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱の真相!

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米大統領選に関し、パウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱の真相について。パウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱については様々な憶測が流れています。主流メディアは、パウエル弁護士の「陰謀論」に対し、トランプ陣営が距離を置いたという論調でした。#Powell Attorney

パウエル弁護士

パウエル弁護士

目次

パウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱

 

11月22日のパウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱を発表。

実際は、トランプ陣営は「離脱を発表」というより、「トランプ弁護団の一員ではない」と言っています。

トランプ氏の顧問弁護士ルドルフ・ジュリアーニ(Rudy Giuliani)氏は、「シドニー・パウエル氏は独自に法律家として活動している。トランプ弁護団の一員ではない」「トランプ大統領の顧問弁護士でもない」と発表した。

パウエル弁護士

パウエル弁護士

 

これについて、主要マスコミの論調は以下のようです。

米大統領選で敗北が確実になったドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の陣営は、大統領選に関する根拠の無い陰謀論を主張し、広く嘲笑の的となっていた弁護団の一員だったシドニー・パウエル(Sidney Powell)弁護士とは無関係だと明らかにした。

 

トランプ氏は11月14日、自身の弁護団にパウエル氏が加入するとツイッター(Twitter)に投稿していたのが、11月22日のパウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱した。

パウエル弁護士

パウエル弁護士

 

ここで、注意したいのが、トランプ陣営はパウエル弁護士に関し正確には「離脱を発表」はしていないということです。「トランプ弁護団の一員ではない」と言っています。

しかも、最初から「トランプ弁護団の一員ではない」と言っています。

そして、あたかも、パウエル氏の「大統領選に関する根拠の無い陰謀論を主張」があるので距離を置いたかのような説明がなされています。

しかし、トランプ陣営の主要弁護士は、誰一人「根拠の無い陰謀論を主張」などとは言っていません。

パウエル氏の「大統領選に関する根拠の無い陰謀論を主張」

パウエル弁護士

パウエル弁護士

 

パウエル氏の「大統領選に関する根拠の無い陰謀論を主張」とは、どんな内容でしょうか。

主要メディアによると以下の論調です。

トランプ弁護団は数日前、首都ワシントンで開催された共和党全国委員会(RNC)で90分にわたる異例の記者会見を行い、トランプ氏の再選を阻む「国家的な陰謀」が進んでいると証拠を示すことなく主張した。

パウエル氏はこの会見で、大統領選ではジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領が選挙人306人を獲得して勝利を確実にし、得票数でも600万票以上の差をつける見通しにもかかわらず、232人しか獲得していないトランプ氏が圧勝したと力説した。

さらに、大統領選に対するサイバー攻撃があり、トランプ氏の票が数百万票奪われたと主張。これにはキューバベネズエラなどの「共産主義」の国々が関与した可能性があると訴えた。

 

 

パウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱の真相

 

パウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱した真相を考えるとき、参考になるのが、トランプ弁護団の今や顔であるリンウッド弁護士が、今回のパウエル弁護士のトランプ弁護士団を離脱の件に関し、離脱という言葉は使わず「トランプ弁護団の一員ではない」とし「予定通りだ」と言っています。

「予定通りだ」ということは、主要メディアのいう「陰謀論」への警戒でもなく、感情的なもつれというようなことでなく、トランプ陣営の戦略的な作戦と見たほうが妥当かも知れません。

ここで、もう一つ事実として参考になるのが、数日前まで、パウエル弁護士が、今回の大統領選の不正選挙疑惑に対し、かなりの憤り、義憤をあらわしていたことです。

 

それは、尋常のものではなかったので、やはり、トランプ陣営の目指すべき不正選挙をあばき、トランプ大統領再選という目指すべきところは一致しているでしょう。

 

ここで、戦略的に見たときに、今後の法廷闘争という見地から考える必要があります。

 

トランプ陣営の最優先目標は、トランプ大統領の再選です。

 

これには、時間的制約が非常に大きく来年1月中には新大統領が決まります。

そして、これは民事訴訟になります。

一方、もう一つは、二度と不正選挙が起こらないようにするには、不正選挙をした人たちを厳しく法の下で罰することです。これは刑事訴訟です。

そして、じっくり時間をかけたほうが、攻めるほうのトランプ陣営は戦いやすい。

 

パウエル弁護士は、もともと連邦検察官だったので、刑事訴訟を得意としています

 

パウエル弁護士は、立場をトランプ陣営と別にすることで、利益相反など気にすることなく不正選挙を刑事訴訟として責めることができます。

 

おそらくトランプ氏の近くにも攻めるべき敵がいるとみているのでしょう。例えば共和党、政権中枢です。

そして、パウエル弁護士の刑事事件としての法廷闘争とトランプ陣営の訴訟はお互いに相乗効果をもちます。

だから非常に優れた戦略でしょう。だから、この「パウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱」のニュースは民主党にとって戦々恐々かもしれません。

パウエル弁護士の能力はダダものではありません。あの鋭い言葉の武器は恐ろしいものがあります。

 


ー パウエル氏 トランプ弁護団から脱退【第65回】

 

まとめ

今回は「パウエル弁護士がトランプ弁護士団を離脱の真相!」というテーマでお送りいたしました。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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