豪クイーンズランド州ブリスベンで火事を知らせたオームの動画。寝ていた飼い主のアントン・グェンさんの名前を火災報知器が鳴る前に「アントン! アントン!」と何度も叫び、火事を知らせたオームエリック(Eric)の話。
目次
豪クイーンズランド州ブリスベンで火事を知らせたオーム。
オーストラリアの住宅地で民家が全焼するという火災が発生した。
この時、家事をにいち早く知らせたのが、住民のアントンさんが飼っていた1羽のオウム。名前は、エリック(Eric)。寝ていた飼い主の名前を火災報知器が鳴る前に何度も「アントン! アントン!」と叫び、火事を知らせたという。
豪クイーンズランド州ブリスベンのカンガルー・ポイントで11月3日、住宅火災が発生した。通報を受けた消防隊が午前2時過ぎに現場に到着すると、家は大きな炎に包まれていたという。
大きな火災になってしまったのにもかかわらず、住んでいたアントン・グェンさん(Anton Nguyen)は無傷で自宅の外に避難していた。この奇跡的な脱出は、アントンさんが飼っていた“エリック(Eric)”という名前の1羽のオウムのおかげだった。
アントンさんは当時のことを「寝室で寝ていると『バン!』という音がして、エリックが騒ぎ始めました。起き上がってみると、少し煙の臭いを感じました。エリックを手に乗せドアを開けて家の裏を確認すると、炎が上がっているのが見えたのです。急いでかばんを持ち、階段を駆け下りて家の外に出ました」と明かしている。
エリックは火災報知器が鳴り出す前から「アントン! アントン!」と何度も叫び始めたため、アントンさんは早い段階で火災に気付き素早く脱出することができたのだった。
徐々に炎は家を丸ごと包んでしまうほど大きくなった。消防隊員らが1時間以上かけて火を消し止め、火は隣家に燃え移ることなくアントンさんが住んでいた家だけで済んだという。
アントンさんは「家が燃えてしまったのはショックですが、私とエリックがいれば大丈夫です」とコメントしている。
今回の火災の原因については調査中。
豪クイーンズランド州ブリスベンで火事を知らせたオームの動画。
オウムはオーストラリア人を住宅火災から救う。
ー Parrot saves Australian man from house fire
まとめ
今回は「豪クイーンズランド州ブリスベンで火事を知らせたオーム!」というテーマでお送りいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。