インドのグジャラート州バーヴナガルに住むガネーシュ・バレイヤさん(Ganesh Baraiya)は、現在19歳で身長91センチ、体重15キロと小さな身体をしている。父ヴィサルさん(Vithal)は、ガネーシュさんが5歳の時、身長が伸びないことを心配して病院を転々としたが、医師らは低身長の原因を突き止めることができなかった。ガネーシュ・バレイヤさんは、「医師になりたい」という夢を持っています。
目次
世界一小さな医師を目指すインド人。
インドのグジャラート州バーヴナガルに住むガネーシュ・バレイヤさん(Ganesh Baraiya)は、身長91センチ、体重15キロと19歳の平均値とはかけ離れた小さな身体を持つ。
父ヴィサルさん(Vithal)は、ガネーシュさんが5歳の時、身長が伸びないことを心配して病院を転々としたが、医師らは低身長の原因を突き止めることができなかった。
ガネーシュ・バレイヤさんは、「医師になりたい」という夢を持っています。9人きょうだいの長男であるガネーシュさんは幼い頃から物静かで勉強好きだった。
そして現在は医師の卵として大学の医学部で学んでいる。
農業で生計をたてている父のヴィサルさんはガネーシュ・バレイヤさんについて幼少のころの話をしてくれました。
「病名は今もわからないままだよ。ガネーシュを300キロ離れた寺に連れて行ってお祈りをしてもらったこともあったけど、身長が伸びることはなかったね」。
「7人の女きょうだいは全員中学校(10年生)までしか行ってない。だからガネーシュにはしっかりと勉強をしてもらいたかったんだ」。
「ガネーシュが幼い頃には、サーカス団がやってきて『息子を14万円で買いたい』と言われたこともあった。断ったけど、息子がどこかに連れて行かれるんじゃないかと気が気じゃなくてね。学校に肩車をして連れて行って授業を一緒に聞いて、また肩車して連れ帰ってきたこともあった。身体が小さいことをバカにする子もいたけど、優しい子もいたよ。」
「ただ息子の成績はいつも良かった。特にダルパット・カタリヤ医師(Dalpat Katariya)が経営する学校に入学したことで、より大きな夢を描くようになったんだ。」
「9年生の頃だった。校長先生からたくさんの刺激を受けたんだ。そして『君なら医師になることができる。ギネス記録が狙えるような「世界一小さな医師」になって、インドの農村部で活躍できる』と激励され、教育費を全て負担してもらった。それから僕は、大学の医学部に入るために必死に勉強して、試験に合格したんだ。」
こんな、ガネーシュさんに、大きな障害が訪れました。
2018年、ガネーシュさんは医学部の入学を断念せざるを得なくなってしまいました。すでに医学部の1年生の課程を修了しています。
グジャラート州政府と高等裁判所がガネーシュさんについて「低身長であるため緊急患者への対応ができない。彼は医師としてふさわしくない」との判断を下した。
失望したガネーシュさんはカタリヤ医師の協力を得て控訴し、最高裁判所が判決を覆して再び夢がかなうことになった。
り、将来の夢についてこう話す。
「医学部の入学が認められた時は、みんなで喜んだよ。くじけそうになっただけに、医師になるという夢に向かって再び勉強できることを心から嬉しく思っている。将来は医療費を支払うことができない人を助けることができるような、そんな医師になりたいんだ。」
カタリヤ医師は、次のように述べている。
「ガネーシュのことは私の2番目の子供だと思っているんだ。身体がどんなに小さくても彼は強い意志を持ち、自信を失うことはなかった。彼が医者になればインドの誇りとなるだろうね。私は最後まで、しっかりと彼のサポートを続けるつもりだよ。」
世界一小さな医師を目指すインド人の動画。
世界最小の医者になる3フィートの男|生まれつき。
ー3ft Man To Become World’s Smallest Doctor | BORN DIFFERENT
まとめ
今回は「身長91センチ体重15キロで世界一小さな医師を目指すインド人の動画!」というテーマでお送りいたしました。
ガネーシュさんがギネス記録が狙えるような「世界一小さな医師」になって、インドの農村部で活躍できる日が来ることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。