話題にあがっている石川区長は、都港湾局長などを歴任し2001年から千代田区長に就任。小池氏の側近です。今この小池氏側近石川千代田区長に優遇(収賄)スキャンダルが持ち上がっています。
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小池氏側近石川千代田区長のスキャンダル
2020年3月、場所は、高級住宅街の千代田区三番町の十八階建ての新築タワーマンションです。
2018年一月、石川区長は三井不動産レジデンシャルから、妻や次男と共有名義で、そこの一室を購入しています。
ところが、この部屋が「事業協力者住戸」だったことがNHKの報道で判明。
「事業協力者住戸」とは、マンションを建てるにあたって事業に協力した関係者が、一般販売の前に優先的に提供される部屋のことです。
一般的に、「事業協力者住戸」の対象者は地権者がほとんどですが、石川区長は地権者ではありません。
三井不動産はメディアの取材にたいし「お得意様です」と説明し波紋を広げています。
2010年から三井不動産がてがけた飯田橋駅西口再開発では、土地が3ヘクタール未満だったため、区の主導で容積率が2倍以上上乗せされた。
そこにできた40階建てのマンションを、石川区長が、2014年に長男らと購入して2年半で転売。
売却益は、七千万円あったという。
そして、今回2015年11月に石川区長や妻、次男らが内覧したとのこと。
この時南向きの2LDKの部屋が気に入ったと販売元の三井不動産レジデンシャル
に伝えた。
そして、一か月後の12月12日から一般向けの登録抽選が行われた。
そして、全92部屋のうち区長が希望する部屋を含む3戸が「事業協力者住戸」になっていました。
石川区長家族は、またもや、抽選なしの優遇を受けたわけです。
販売元は、次男に「事業協力者住戸」であると説明し、申し込みをうけたという。
その時、価格は、約1億2千万円で、石川区長夫妻が8千万円、残りは
次男がしはらったという。
今回の優遇(便宜供与)は収賄罪になるか
郷原信郎弁護士は、区長は、利害関係人である三井不動産側から人気物件を購入する
機会をもらったという点に収賄性があり収賄罪になりえると指摘します。
小池都知事と石川区長の関係
小池都知事と石川区長は「石川さんは、私のパートナー。東京大改革を二人三脚で進める」と公言しています。
石川氏が、5選を目指した2017年の選挙は、小池知事と、千代田区が地盤の都議会のドン、内田都議の代理戦争と呼ばれ注目されましたが小池氏は「敵の敵は味方よ」と石川氏を支持し、七日間の選挙期間中、5回応援しています。
その後も小池氏は、塾長を務める希望の塾に招いて既得権益の打破をテーマに講演してもらったり、最近も区のローカル市紙で対談しています。
まとめ
今回は「小池百合子側近区長のタワーマンション購入での優遇スキャンダルとは何?」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。