プロボクシング ▽WBA、IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦井上尚弥対ジェーソン・モロニー戦が10月31日、米ネバダ州ラスベガスで行われました。結果は7回KOで、井上尚弥のKO勝ち瞬間の動画。井上尚弥・ジェーソン・モロニー戦の試合内容。#Naoya Inoue against Jason Moloney
目次
井上尚弥、ラスベガスで衝撃のカウンターKO
井上尚弥が世界戦15連勝!具志堅超えの日本新記録です。
プロボクシング ▽WBA、IBF世界バンタム級タイトルマッチ12回戦井上尚弥ジェーソン・モロニー戦の結果は7回KOで井上尚弥が勝ちました。
WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(27)=大橋=が、WBA2位、IBF4位の挑戦者ジェーソン・モロニー(29)=オーストラリア=に7回KO勝ちした。
WBAは4度目、IBFは2度目の防衛に成功し、具志堅用高を抜き、日本人世界戦連勝記録を「15」に更新。試合後には、これも日本人初となる世界主要4団体王座同時制覇の夢を語った。戦績は井上が20戦全勝(17KO)、モロニーが21勝(18KO)2敗。
モロニーの首がグルンと“右向け右”した。7回残り10秒の拍子木が合図。ワンツーを仕掛けた相手の左ジャブをかわし、井上の右拳がモロニーの左頬に突き刺さる。
相手の右が出る瞬間を突く絶妙のタイミングで右カウンターを狙い撃ち。挑戦者は首が右に90度回ると、腰から砕け落ちた。立てない。10カウント。
KO勝ち。井上は誇らしげに左拳を高々と上げた。
「最後のパンチはすごく納得のいく形。無観客は大丈夫だったけど、ラスベガスで少し硬くなった。1年ぶりの試合にしては感覚は良かった」と井上。
世界戦15連勝は具志堅を抜く日本人単独トップだ。2回以降、圧力をかけて試合を支配。
6回には相手の左ジャブ連発に合わせたカウンターの左フックで最初のダウンを奪った。
「(倒した)2つのパンチは日本で練習していた。モロニーのレベルの高さを前半に少し感じたので、ジャブでダメージを与えて弱らせる、カウンター狙いの作戦に切り替えた」という王者は「対応力を感じた」と自画自賛した。
ファイトマネー100万ドル(約1億500万円)と日本人軽量級では破格の試合を制した井上は「次は4団体統一を目指していきたい」と、世界にも5人しかいない日本初の完全統一王者を目指すことを宣言した。
井上尚弥・ジェーソン・モロニー戦の試合内容。
ハロウィンのボクシング聖地で強打炸裂。井上尚弥は鮮やかなKO勝ちに「ここラスベガスでやるうえでよかった」とうなずいた。
KO負けがなかった挑戦者を力と技で沈めた。
序盤から圧倒しながらも強引に倒すのは難しいとみると、カウンター狙いに変更。
6回に左を合わせて最初のダウンを奪うと、7回にもカウンターの右強打。「フィニッシュをどうしようか、やりながら考えていた」という矢先の結論だった。
「手ごたえはあった。モロニーのレベルの高さを前半に少し感じた。足も上体も動かすので的を絞らせてくれないという印象を1~4回は受けたのでジャブでダメージを与えて弱らせてカウンター狙いでいこうかなと作戦を切り替えた。対応力を感じた。
脚をつりかけたようだが、「すこし違和感があった。左脚。3、4回くらい。次の課題として減量方法も考えていこうと思う。」
新型コロナウィルスの影響で、4月に組まれていたカードが延期になり相手が変更になった。
日本では、普段のように海外から練習相手を呼べなかった。米国入り後は、自由に外に出られず、試合は無観客。それでも「集中していたので大丈夫だった」という。
井上尚弥・ジェーソン・モロニーKO瞬間勝利の動画!
ー井上直哉ノックアウト優勝-7回戦2:59 Naoya Inoue Winner by knockout – 2:59 of 7th ROUND
井上尚弥ラスベガス防衛戦
11月1日(日) よる8時~9時
WBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ
王者:井上尚弥
(大橋)VS挑戦者:ジェイソン・マロニー
(オーストラリア)
まとめ
今回は「井上尚弥・ジェーソン・モロニーKO瞬間勝利の動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。