ヘビの肉をジャーキーに、卵を使ってクッキーを作ったパイソンハンター。米フロリダ州エバーグレーズ在住のドンナ・カリルさん(Donna Kalil)は12月16日、自身のInstagramにアメリカでパイソン(ニシキヘビ)の卵で作ったクリスマス用のグルテンフリークッキーを作った。ドンナ・カリルさんのクッキー画像とアメリカでパイソン(ニシキヘビ)の捕獲動画。
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ヘビ肉をジャーキーに卵を使ってクッキーを作ったパイソンハンター。
アメリカでパイソン(ニシキヘビ)ハンターとして活躍するドンナ・カリルさん(Donna Kalil)が、捕獲したビルマニシキヘビの卵を使用してクリスマスクッキーを作った。
パイソン(ニシキヘビ)ハンターは捕まえたビルマニシキヘビをパスタのソースやジャーキーの材料として使用したことをSNSに投稿した。
「明日、ロッキーロード・チョコアーモンド・パイソンエッグのクッキーを食べに来てください。パイソンのジャーキーもご用意しています。」
丸型やヘビ型に焼かれたクッキーはマシュマロやチョコ、アーモンドを練り込んだ“ロッキーロード”フレーバーだというが、材料の中にビルマニシキヘビの卵を使用したと明かしているのだ。ビルマニシキヘビは東南アジアを原産とする外来種です。
ドンナさんは、クッキーを作る前に、ビルマニシキヘビの卵を凍らせてからバターと混ぜ合わせたという「パイソンの卵は良いタンパク源になる」と話している。
ビルマニシキヘビは潜在的に水銀含有レベルが高く、摂取した際の安全性については定かになっていない。
水銀は石炭の燃焼や採掘などにより大気中に排出され、長い年月をかけて海水やエバーグレーズのような湿地帯に溜まる。
ビルマニシキヘビは水銀濃度が高いエバーグレーズでは天敵がいない頂点捕食者なので体内に大量の水銀が蓄積される。
ドンナさんは調理する前に家庭用の水銀測定キットでビルマニシキヘビに含まれる水銀の量をチェックしており、水銀蓄積量が少ないとされる6フィート(約182センチ)以下の個体を使用しているという。また日常的に食べるのも避けているようだ。
ドンナさんは、フロリダ州で2017年にスタートしたビルマニシキヘビの駆除プログラムに参加している。ペットとして飼われていたビルマニシキヘビが大きくなりすぎて捨てられてしまったことが原因で、同地域にてビルマニシキヘビが増加したという。
1980年代頃から増え始め、この地域に上手く適合したことで今では頂点捕食者となってしまった。生態系を破壊しかねないこのビルマニシキヘビを、ドンナさんはこれまでに470匹も捕獲してきている実績をもつ。
ヘビの肉と卵を使ってクッキーを作ったパイソンハンター動画。
DonnaKalilによるPythonハンティング。
ー Python Hunting with Donna Kalil
「ガールズナイトアウト」-フロリダのエバーグレーズでビルマニシキヘビを狩る。
ー“Girl’s Night Out” – Hunting the Burmese Python in the Florida Everglades
侵略的なビルマニシキヘビがフロリダのエバーグレーズを襲う中、南フロリダの水管理地区は、この非常に侵略的なヘビを探して湿地をパトロールするために認可された「パイソンハンター」を採用し始めました。
まとめ
今回は「ヘビの肉をジャーキーに卵を使ってクッキーを作ったパイソンハンター動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。