フランス北東部ストラスブールでサロンを経営するデイヴィッド・コダットさん(David Kodat)は、プロバスケットボールのスター選手の散髪を数多くこなすセレブ御用達理容師として知られている。デイヴィッドさんが得意とするのは髪に模様を入れていくラインアートで、ホームレスに無償で散髪するセレブ理容師としても知られる。
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ホームレスに無償で散髪するセレブ理容師デイヴィッド・コダット。
フランス北東部ストラスブールでサロンを経営するデイヴィッド・コダットさん(David Kodat)は、プロバスケットボールのスター選手の散髪を数多くこなすセレブ御用達理容師として知られている。デイヴィッドさんが得意とするのは髪に模様を入れていくラインアートで、クリエイティブな散髪で知られる、
また、セレブを顧客として活躍する一方で、ホームレスに無償で散髪する理容師が注目されている。
男性は幼い頃にホームレスとして過ごしたことがあり、その時のつらい経験を糧に「自分でできることで人を助けられたら」と活動しているという。
そんなデイヴィッドさんが昨年9月、投稿した動画が今月に入ってメディアで紹介されて話題となった。
動画はホームレスの男性が、デイヴィッドさんの散髪により見事に変身する姿を捉えたもので、「ヘア・トランスフォーメーション」と言葉が添えられている。
動画の中のホームレスの男性は長い間、櫛を通していなかったのであろう。長く伸びた髪は絡まってべたついており、口髭と顎髭も伸び放題である。しかしデイヴィッドさんのハサミが入ると、すっきりとした短髪に変身し嬉しそうに笑みを浮かべた。
「今でこそセレブのヘアを担当しているけど、ホームレスだった頃のことは一生忘れることはないよ。だからつらい境遇に置かれている人には手を差し伸べたいんだ…」―そう語るデイヴィッドさんがホームレスの人々に無償散髪を始めたのは2015年頃で、米ニューヨークで同様の活動をしていたヘアスタイリスト、マーク・ブストスさん(Mark Bustos)との出会いがきっかけだったという。
デイヴィッドさんは毎週日曜日にホームレスに食事を配るチャリティ団体のメンバーでもあり、ホームレスを支援する活動についてこう語った。
「チャリティでの活動は僕の原点に立ち戻らせてくれるんだ。どんなに有名なセレブの髪を手掛けても『謙虚でいることを忘れてはいけない』と気が引き締まるんだ。」
そして理容師になった理由について、
「正直に言うと、僕が理容師になったのは学校での成績が良くなくて父に強制されたからだよ。やらざるを得なかったんだ。あの頃は若かったし、本当は理容師にはなりたくなかった。でもやってみたら好きになってね。」
デイヴィッドさんは、ホームレスの散髪についての動機を語っています。
「ホームレスの散髪をすると、つらかった時期を思い出す。そして『人として真っ当なことをしよう』と思うんだ。」
「それに比べると、有名なセレブとのやり取りはまるで世界が違うね。もちろんやりがいはあるけど、僕はセレブだけでなく様々な人々と関わりたいと思ってる。この仕事は融通が利くからね。ある日は外国に行ってセレブのヘアを手掛けて、次の日には路上で困っている人の髪を切る。そんなところが好きなんだよ。ただどんな仕事をしていたって、人を助けることはできると思うよ。」
「この世界には裕福な人が住むすぐ隣に、お金がない人が住んでいる。ただ、人を見かけで判断しちゃいけないんだ。だって僕たちだって明日はどうなるかわからないんだから。僕たちは手を取り合わなくちゃいけない。僕たちが忘れてはいけないことは、目の前にいる人を愛することだよ!」
ホームレスに無償で散髪の理容師デイヴィッド・コダット動画。
理髪師が彼に「素晴らしい」ヘアカットとあごひげのトリムを無料で与えた後、ホームレスの男性は認識できないように見えます。
ーHomeless man looks unrecognizable after barber gives him ‘awesome’ haircut and beard trim for Free
ーTRANSFORMATION DE JONAS MARTIN ( avec DAVID KODAT )
まとめ
今回は「ホームレスに無償で散髪するセレブ理容師デイヴィッド・コダットの動画!」というテーマでお送りいたしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。