南カフカス地方の旧ソ連構成国、アゼルバイジャン西部ナゴルノカラバフ自治州で27日に起きた同国とアルメニアの大規模な戦闘は28日も続いた。アルメニア側は兵士59人が死亡したとし、アゼルバイジャン側は民間人7人が死亡したと発表。双方の負傷者は計200人超とされる。#59 Armenian soldiers dead fighting Azerbaijan
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アルメニア兵士59人死亡。アゼルバイジャンと戦闘
戦闘はアゼルバイジャン側が仕掛けたとみられている。ナゴルノカラバフ自治州はアルメニアの実効支配下にあり、双方は互いに軍事拠点に砲撃などを実施。
アゼルバイジャンは同自治州の複数拠点を占領したが、アルメニア側は28日までに奪還したとした。
アゼルバイジャンのアリエフ大統領は27日、「領土の不法占領を終結させる」とし、同自治州を奪還する意思を示唆。戦闘が拡大すれば、同自治州で計数十人以上が死亡した2016年の衝突を上回る規模となる恐れがある。
アルメニア兵士死亡のアゼルバイジャンと戦闘動画。
アルメニアとアゼルバイジャンが争われているナゴルノ・カラバフ地域をめぐって衝突。
ーArmenia, Azerbaijan border clash killing 39 raises fresh fears of all-out war
南コーカサス地域の紛争地域をめぐるアゼルバイジャン軍とアルメニア軍の衝突で数十人が殺害され、国際電話が即時停戦を求めている。
法的にアゼルバイジャンの一部と見なされているが、1991年に独立を宣言して以来、アルメニア人によって運営されている飛び地であるナゴルノ・カラバフ地域では、国間の緊張が何ヶ月も高まっています。
戦闘は9月27日の一晩と翌日を通して報告され、双方は重砲を使用し、民間人を標的にし、外国の傭兵を配備したとして互いに非難した。
アルメニア軍とアゼルバイジャン軍が2日目に衝突し、数十人が死亡。
ーアルメニアとアゼルバイジャンの係争地で両軍戦闘(2020年9月28日)
旧ソビエトのアゼルバイジャンとアルメニアの係争地で両国の軍隊の大規模な衝突があり、多数の死傷者が出ています。
アゼルバイジャン西部のナゴルノカラバフで27日、アゼルバイジャン軍とこの地域を実効支配するアルメニア軍との間で大規模な戦闘が発生しました。タス通信によりますと、両国ともに相手側が先に攻撃を開始したと主張していて、民間人を含む多数の死傷者が出ているということです。アルメニア政府は27日に戒厳令を発令し、この事態に対応するために国民を総動員すると発表しました。一方のアゼルバイジャンも28日から戒厳令の導入を決めていて緊張が高まっています。ナゴルノカラバフを巡っては、領有権を主張する両国の間で30年以上にわたって紛争が続いていて、今年7月の戦闘でも双方に16人の死者が出ていました。
紛争の激しい地域で死者数が増加しているアルメニア、アゼルバイジャンの2日目の戦い。
ーArmenia, Azerbaijan battle for 2nd day as death toll rises in highly-disputed region
まとめ
今回は「アルメニア兵士59人死亡!アゼルバイジャンと戦闘動画。」というテーマでお送りいたした。