鳩山元首相が朝日新聞を痛烈批判。「生ぬるい」黒川氏と同席した社員に対する扱いに「生ぬるい」とtweet。それに対し、朝日新聞社の対応は、いつものごとく「今後の社員教育に生かしてまいります。」でした。
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鳩山元首相が朝日新聞を痛烈批判
鳩山由紀夫元首相が5月21日、ツイッターにて、東京高検の黒川弘務検事長が緊急事態宣言が出ている5月に新聞記者らと賭けマージャンをしていた件で、朝日新聞を痛烈に批判。
東京高検の黒川弘務検事長が辞任したことについて、、同席していた社員に対する扱いが「生ぬるい」として朝日新聞を批判した。
鳩山氏は「賭け麻雀がばれて黒川検事長が辞意を表明した。当然であろう」
「産経新聞の記者の自宅で朝日新聞の社員もいたという。朝日の記事は一面で黒川氏の賭け麻雀を指摘しながら、朝日社員については『不要不急の外出を控えるべきところ…』と生ぬるい」と一喝した。
さらに、鳩山氏は「違法な賭け麻雀をやったことが問題なのに曖昧にしている」と、朝日新聞の報道姿勢に苦言を呈した。
朝日新聞の対応
東京高検の黒川弘務検事長が緊急事態宣言が出ている5月に新聞記者らと賭けマージャンをしていた件で、朝日新聞社の対応を見てみましょう。
「朝日新聞社員、賭けマージャン認める 4、5月に計4回」
こんな見出しで、黒川検事長が辞任した賭けマージャン事件について記事を出しています。
何やら、他人事のような見出しですが大丈夫でしょうか?
以下、朝日新聞の記事です。
朝日新聞東京本社に勤務する50歳代の元記者の男性社員が、緊急事態宣言下に、東京高検の黒川弘務検事長とマージャンをしていた問題について、朝日新聞社が社員から聞き取った内容を報告します。社員は緊急事態宣言が出た後、計4回、金銭を賭けてマージャンしていたことを認めました。
社員は5月1日と13日、東京都にある産経新聞社会部の記者の自宅マンションで、同記者と同社の別の記者、黒川氏の計4人で、夕方から深夜や翌日未明にかけ、現金を賭けてマージャンをしていた。同じ部屋に各自が持ち寄って飲食もした。いずれの日もマージャンが終わった後に、社員はタクシーで1人で帰宅した。
13日は産経新聞記者と社員が数千円勝ち、産経の別の記者と黒川氏がそれぞれ負けた。1日は社員が負けたという。
4月13日と20日にも同じ場所でマージャンをした。
4人は、5年ほど前に黒川氏を介して付き合いが始まった。この3年間に月2、3回程度の頻度でマージャンをしており、集まったときに翌月の日程を決めていた。1回のマージャンで、勝ち負けは1人あたり数千円から2万円ほどだったという。社員は東京社会部の司法担当記者だった2000年ごろ、黒川氏と取材を通じて知り合った。
2017年に編集部門を離れ、翌年から管理職を務めていた。黒川氏の定年延長、検察庁法改正案など、一連の問題の取材・報道には全くかかわっていない。
社員は「緊急事態宣言下に軽率な行動をとったことを深く反省しています」と話している。
以上のような朝日新聞の記事でした。
ここからが朝日新聞の真価が問われる対応ですが、
「重ねておわびします」の後、 岡本順・朝日新聞社執行役員広報担当のコメントとして
「 社員が社内でのヒアリングに対し、検事長とのマージャンで現金を賭けていたことを認めました。新型コロナ感染防止の緊急事態宣言中だったこととあわせて社員の行動として極めて不適切であり、皆さまに不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことを重ねておわびします。」
確かに、鳩山元総理が言うのももっとも、「新型コロナ感染防止の緊急事態宣言中だったこととあわせて」とは、あきれますね。
かけマーシャンは、れっきとした刑法罰に当たります。緊急事態宣言中とはレベルの違う話ではないでしょうか?
朝日新聞にとって、「新聞記者の職業としての信頼性」が問われていることがわかっていないようです。
もう、今年になって、2度目の謝罪です。この間は、女性記者でした。やはり、いわゆる「慰安婦」問題をでっちあげて何食わぬ顔で新聞を発行し続ける会社だけのことはあります。
これに続きさらにコメントが続きます。
「取材活動ではない、個人的な行動ではありますが、さらに調査を尽くし、社内規定に照らして適切に対応します。また、その結果を今後の社員教育に生かしてまいります。」
「取材活動ではない、個人的な行動」などと、言い訳など謝罪文に含め、やはり反省してません。
鳩山前首相の意見はもっともでした。
まとめ
今回は「鳩山元首相が朝日新聞を痛烈批判した。朝日新聞社の対応は?」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。