2021年6月8日実施の順位戦A級1回戦羽生善治九段対佐藤康光九段対局の講評と棋譜。結果は羽生善治九段が佐藤康光九段に130手で勝ちました。
目次
順位戦A級1回戦羽生善治九段対佐藤康光九段対局講評。
6月8日に行なわれた順位戦A級1回戦羽生善治九段対佐藤康光九段対局の講評です。
結果は羽生善治九段が佐藤康光九段に130手で勝ちました。
羽生善治九段対佐藤康光九段の対戦は歴代4位の165局。
対戦成績は通算の勝敗は羽生九段の110勝、佐藤九段の55勝となった。
タイトル99期で永世七冠の羽生九段、タイトル13期で永世棋聖の佐藤九段の対決。
165局目にあたる本局は、矢倉の出だしの戦型になった。
持ち時間6時間をフル活用する順位戦らしい進行で、午後6時の夕食休憩までに39手目までと、じっくり時間をかけた序盤は互角の展開だった。
夜戦の入ってもなお互角の戦いが続いたが、終盤にかけ優勢に転じたのは佐藤九段だった。
自玉の硬さにも明確に差がつき、はっきりと優勢になった。
その後粘る羽生九段が耐え、佐藤九段が持ち時間を使い切ったあと、寄せに隙を見せたところで一気に反撃。形勢も逆転すると、持ち時間を使い切った後でも長手数の詰み筋を逃さず勝利。
順位戦A級1回戦羽生善治九段対佐藤康光九段対局棋譜。
順位戦A級1回戦羽生善治九段対佐藤康光九段対局棋譜(全指し手)です。
ー文句なしの羽生マジック! 順位戦 羽生善治九段 vs 佐藤康光九段
将棋解説 【棋譜並べ】
まとめ
今回は「順位戦A級1回戦羽生善治九段対佐藤康光九段対局棋譜。」というテーマでお送りしました。
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