燃料警告灯 あと何km走れるかあなたの車で知ってますか？。実は車種によってだいぶ差が出てきます。車種、運転の仕方、道路状況、エアコンの使用等です。普通は小型車の場合５0Lのタンクでおよそ5L以下になったら点灯します。そして、あなたの車の場合での燃料警告灯が点灯してからの走行可能距離を知る方法についてまとめます。
車の操作部
目次
燃料警告灯 あと何km走れるかを調べる方法
燃料警告灯 あと何km走れるかを、あなたの車で調べる方法です。
通常は、50Lのタンクで燃費が10km/Lの車ならおよそ5L以下になったら点灯する場合が多いので、まずは、あなたの車の取説で、スペックを調べます。
車の取説には、燃料タンクの大きさ（例えば５０L)と、残り何Lで燃料警告灯が点灯するかが出ています。まずはそれを調べます。
そして、購入の時のカタログには燃費が書かれています。
これらで計算します。
例えば、燃料警告灯が残量５Lで点灯する場合で燃費がカタログ値１０ｋｍ／Lであれば
５×１０＝５０ｋｍになります。
あと、おすすめなのがあなたの車の実燃費を測って置くことをおすすめします。
というのも、メーカーのカタログ値よりも、実燃費の方が低めにでるのが一般的だからです。
燃費は、搭乗人員、道路状況、エアコンの動作、運転の仕方などのよって大きく変わります。
それなので、あなたの車の実燃費の測り方を紹介します。
満タン給油で、給油から、給油までの走行距離を給油量で割って計算します。
例えば給油量が３０Lでその間のトリップメーターが３６０ｋｍの場合
３６０÷３０＝１２ｋｍ／ｌとなります。
ただし、冬場で通勤が多い場合のアイドリング暖機運転、高速道路走行などで、違って来ますので、何回か複数回測って割り出します。
その実燃費に警告灯点灯タイミグの残量を掛けます。
一般的な残量５Lの場合１２×５＝６０ｋｍとなります。
車の運転席
突然燃料警告灯が付いた場合の対処
ついうっかりして給油せずに当然燃料警告灯がついてしまった場合の対処方法です。
峠とか、高速でガソリンスタンドまで距離がある場合など慌ててしまいます。
まず、車が傾斜している場合はセンサーに位置によって警告灯の点灯タイミングが違って来ますので、坂ではない場所で燃料警告灯の点灯タイミングを見ます。
そして、直近のガソリンスタンドまでの距離を調べ、何とかなりそうな場合はひたすら燃料の消費をおさえる運転に切り替えます。
まず、エアコンをきります。エアコンは燃費に非常に大きく左右します。
時には２割以上燃費を下げる場合もあります。
そして、発電機の負荷も抑えるために、ライトも必要最低限にします。車の暖房は燃費には関係ありませんカーステレオも切ります。
そして、アクセルワークをなだらかにして、ブレーキの使用をなるべく抑えます。
一般道であれば４０～５０ｋｍ／ｈくらいにスピードも抑えます。
とくに、軽自動車の場合はスピードを抑えるのは効果的です。
そして、最近の車の大部分がVCT（無段変速）なので、車のスピードを抑えることで
VCTを動作させる油圧エネルギーを節約できます。
高速道路では７０～８０ｋｍくらいの控え目運転にします。
一方、もはや、ガソリンスタンドが、近くにない場合はJAF等の応援を依頼するしかありません。
高速道路で多いガス欠トラブルを防ぐ
ガス欠トラブルは高速道路で最も多いケースです。
通常の幹線の高速東名高速などでは、５０ｋｍおきにSA（サービスエリア）があり、
給油できますが、東北方面など地方の高速は、５０ｋｍごとにありませんので要注意です。
航続距離の短い例えばジムニーなどの場合、５～１５L程度携行缶を積んでおく方が安心な場合もあります。
ディーゼル車は特に要注意
ガソリン車もガス欠は、車にはあまりよくありませんが特に要注意なのがディーゼル車つまり軽油を燃料にして走る車です。
なぜかというと、ディーゼル車は点火プラグがなく燃料の圧縮だけで燃料を燃やすためエンジンの燃焼室にポンプで軽油を送り込みます。
ガス欠になると、そのポンプに空気がはいり、ポンプを破損してしまいます。
