1月23日24日実施の第70期王将戦七番勝負第2局渡辺明王将対永瀬拓矢王座対局の講評と棋譜です。1日目に永瀬拓矢王座が封じた57手目の封じ手は「6一桂成」でした。結果は渡辺 明王将が勝ちました。
目次
第70期王将戦七番第2局渡辺明王将対永瀬拓矢王座戦講評。
1月23日、24日に行われた第70期王将戦七番勝負第2局渡辺明王将対永瀬拓矢王座対局の講評。
渡辺明王将(36)に永瀬拓矢王座(28)が挑む第70期王将戦七番勝負第2局は、大阪府高槻市の「山水館」で行われました。
結果は渡辺 明王将が勝ちました。
1日目に永瀬が封じた57手目の封じ手は「6一桂成」だった。
二日目終盤局面、110手目で永瀬挑戦者は歩成ではなく、成桂引きを選択しました
永瀬挑戦者は渡辺玉を受けなしに追い込みました。
残り29分の渡辺王将。わずか1分を使って王手をかけ始めました。
渡辺「(終盤は)ちょっと読み切れてなかったですね。(本譜の▲7三成桂に代えて)▲7三歩成の場合、上がどうなってるのか。代案がないからしょうがないと思ってやっていたんですけど、読み切れてはいなかったです。本譜の場合は詰みじゃないかと思ってたんで。だから△6四玉立って詰みなんで勝ちになっているとは思いましたけど、それまではちょっと読み切れていなかったですね」
渡辺王将は永瀬玉の詰みを読み切っていました。
116手目。渡辺王将は飛車を成って、王手をかけます。 渡辺玉は6四、永瀬玉は5六とよせます。
120手目。渡辺王将は銀を打ち、相手玉に王手をかけます。
永瀬「(▲7三歩成としておけば)一応詰まない気がしたんですけど、最後の△5五銀を少し勘違いしてしまって。組み合わせを少しうっかりして詰まされてしまったという感じです」とコメント。
第70期王将戦七番第2局渡辺明王将対永瀬拓矢王座戦棋譜。
第70期王将戦七番第2局渡辺明王将対永瀬拓矢王座戦棋譜(全指し手)です。
ー将棋対局速報▲永瀬拓矢王座ー△渡辺 明王将 第70期王将戦七番勝負 第2局[相掛かり]
第70期王将戦第2局▲永瀬拓矢王座△渡辺 明王将
渡辺 明王将が勝ちました。
(持ち時間:8時間)
まとめ
今回は「第70期王将戦七番勝負第2局渡辺明王将対永瀬拓矢王座対局棋譜。」というテーマでお送りいたしました。
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