2021年11月11日に実施の第34期竜王戦七番四局藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局(1日目)の講評と棋譜です。
目次
第34期竜王戦七番四局藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局講評。
11月12日に実施の第34期竜王戦七番四局藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局(1日目)の講評です。
場所は山口県宇部市。
藤井聡太三冠が挑む、将棋界最高峰の戦い竜王戦七番勝負の第4局。
この対局には「竜王」獲得と史上最年少での四冠達成がかかります。
挑戦者の藤井三冠は豊島将之竜王に3連勝し竜王獲得まであと1勝と王手をかけています。
竜王を獲得すると、羽生善治九段の22歳9か月での最年少四冠達成の記録を更新し、初の10代での四冠となります。
一方、対局前に「1個勝てれば流れが変わることもある」と語った豊島竜王です。
結果は豊島将之竜王を下し、同シリーズの成績を4勝0敗のストレートで竜王奪取に成功しました。
その結果、羽生善治九段が保持していた最年少四冠記録22歳9カ月を大幅に更新する19歳3カ月で最年少四冠を達成。史上初の「10代四冠」になるとともに、竜王を含めた四冠を保持しました。
二人の対戦は、豊島竜王の先手番から角換わりでスタートしました。
お互い、深く研究を進めている戦型とあってか、1日目の午前中は非常に指し手のペースが早く、昼食休憩まで64手目まで進行し、早くも中盤に入りました。
午後に入ると、激しい局面に両者ともに長考合戦。
封じ手までに9手分しか進まずに74手目を藤井三冠が封じて、形勢互角で1日目を終了。
2日目、じりじりとペースを掴み始めたのは藤井三冠。
自玉の頭で起きた戦いにうまく対応すると攻めの手番が回ってきたところで豊島陣を強襲。分厚い攻めで徐々にリードを拡大したが、最終盤では一時逆転され熱戦に。
それでも持ち時間が残り10分を切った中でも、厳しい攻めを止めなかったことで再逆転。
第34期竜王戦七番四局藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局棋譜。
ー祝!藤井竜王誕生! 竜王戦 藤井聡太三冠 vs 豊島将之竜王
将棋解説 【棋譜並べ】
まとめ。
今回は「第34期竜王戦七番四局 藤井聡太三冠対豊島将之竜王対局棋譜。」というテーマでお送りしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。