リコーは、新型コロナウイルスの感染の有無を調べる遺伝子(PCR)検査の精度を測定できるキットを月内に販売します。これにより、PCR検査の精度確認が可能になります。
目次
PCR検査の精度測定の検査キットを発売
医療機関や検査会社がPCR装置、試薬の性能を事前に確認でき感染患者を見逃すといった誤判定のリスク、検査制度のばらつきを減らす効果がきたいできるという。
リコーが発売する「DNA標準プレート」は、チューブ状の
容器を100個程度つなげた形状のもの。
各容器には、、新型コロナウイルスに特徴的な塩基配列を持つDNAを最大1000個まで正確に注入。
検査会社は、何個のDNAが含まれた標準プレートをPCR検査で検出できるかを調べることで
装置や試薬の性能を確認できる。
例えば、DNAが50個入った容器は検出でき、49個では検出できなかった場合微量のDNAにたいするPCR検査制度は、50個以上だとわかる。
新型コロナウイルスのPCR検査を巡っては、装置や試薬が医療機関ごとに異なり
検査制度のばらつきが問題でした。
装置や試薬の性能が正確にわかれば検査制度を改善できるようになります。
まとめ
今回は、「PCR検査の精度測定の検査キットを発売【PCR検査の精度確認が可能に!】」というテーマでお送りしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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