オーストラリアでコレラ(cholera)と呼ばれている大型のオウムの一種が多数出現し住宅街をオウムが占拠しています。住民大迷惑も保護対象で為す術なしの動画。本来コレラは内陸部に棲息しているが、エサを求めて大きな群れを形成して新しい地域にたどり着くと、その場所に棲みついていた小型のオウムを追い出してしまう。
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オーストラリアの住宅街をオウム「コレラ」が占拠。
住宅街をオウムが占拠し住民大迷惑状態ですが保護対象で為す術がありません。
豪ニューサウスウェールズ州南東部沿岸に位置するナウラで2021年4月27日、大量の白い鳥コレラ(Corella)が民家の庭や屋根、道路などに降り立ち、街を埋め尽くす様子が動画がアップされました。
コレラ(Corella)は道路や民家の屋根を埋め尽くし、甲高い声で鳴きます。
オーストラリアでコレラと呼ばれている大型のオウムの一種。
多数のオウム、コレラに住民らは鳴き声による騒音や大量の糞に悩まされています。
動画はこの地域に住むシェリフ・サラヤさん(Sherif Saraya)が撮影したもので、白い鳥はコレラ(Corella)と呼ばれる大型のオウムの一種。
4月27日、ニューサウスウェールズ州ノウラで、鳥の大きな群れが近所を暴徒化する中、オカメインコのペアが止まり木とペックを共有して記録されました。
シェリフ・サラヤが撮影したこの映像は、何千ものコレラ(この地域に自生する白いオカメインコの一種)が彼の通りに降りてきたように撮影されました。
地元メディアによると、鳥は「信じられないほど破壊的」である可能性がありますが、保護された種であり、それらを止めるために多くを行う必要はありません。
本来コレラは内陸部に棲息しているが、エサを求めて大きな群れを形成して新しい地域にたどり着くと、その場所に棲みついていた小型のオウムを追い出してしまうという。
オーストラリアの野鳥保護団体「Birdlife Australia」で働くショーン・ドゥーリーさん(Sean Dooley)は次のように言います。
「コレラが沿岸地域にやって来たのは1990年代後半のことです。かつて千年に一度の大干ばつが発生した時、通常の棲息域から外れてしまったことが追い打ちとなり、同地域で数を増やして棲みついてしまったのだと私達は考えています」
また同州にあるニューイングランド大学のギゼラ・カプラン教授(Gisella Kaplan)は、以下のコメントをしています。
「通常コレラは20~30羽程度の群れで行動します。今回の巨大な群れは、他の地域にいた複数の群れが同地域で集まった結果だと思います。」
「こうしたケースはほとんどの場合、食糧や水不足または気温の異常な上昇が原因となっており、内陸部を追われて沿岸地域に逃れてきたと考えられますね。」
コレラはオウムの仲間ということで可愛らしい見た目をしており、害は無いように見えるが、動画を見ると分かるように鳴き声は甲高く大量に集まると騒音でしかない。また糞が道路や家に降りかかってしまい、住民たちにとっては大迷惑である。
しかしコレラはオーストラリアにおいて保護対象の鳥であり、こうした被害にもかかわらず住民たちは為す術がないといいます。
西オーストラリア州の生物多様性保護局「Department of Biodiversity, Conservation and Attractions」は「故意および、意図せずともコレラを殺したり傷つけること、または許可なしに捕獲、移動させることは違法行為となります」
「地域で食べ物を与えないようにするか、コレラを怖がらせるような方法が有効でしょう。必要であれば、銃殺や捕獲により数をコントロールする必要があるかもしれません」とコメントしています。
オーストラリアの住宅街をオウム「コレラ」が占拠の動画。
ー Love Birds: Cockatoos Share a Perch and a Peck
オウムが引き継ぐように郊外はヒッチコック映画からのシーンのように
見えます。
ーSuburb Looks Like Scene From a Hitchcock Movie as Cockatoos
Take Over
まとめ
今回は「オーストラリアの住宅街をオウム「コレラ」が占拠の動画!」というテーマでお送りしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。