遺影についての様々なこと、いつごろ撮影すべきなのか、どんな表情がいいか、どこで撮影すれば良いかについてまとめています。遺影写真の準備は【終活】のなかの重要なことがらで事前に準備しておいたほうが良いなかのひとつです。
目次
遺影の写真はいつ撮るか、撮影の時期
遺影の写真はいつ撮るか、 いつまでに撮るか?
というような、遺影写真の撮影時期に関してです。
できれば、この世の中からの旅立ちの準備【終活】を考えたときに、遺影写真の準備するタイミングで迷われるかと思います。
それの関しては、まず、遺影はどんな目的で使われるかを考えると撮影時期も自然とわかります。
遺影写真は、まずお葬式や通夜など法事で必要になります。
さらに家族の歴史としてずっと残っていきます。
亡くなられたかたのありし日をしのび、生き生きと活動されていたころを思い出すための「よすが」でもあります。
これが、非常に大事な遺影写真の役割でもあります。
亡くなられた時よりも「あまり若すぎても変!」と思われるかもしれませんが、故人のありし日を偲(しのぶ)のが主な目的と考えれば逆に若わかしい感じの遺影写真のほうが好まれます。
亡くなられた時の姿写真にこだわることはありません。
そう考えると、老年期60歳を過ぎたあたりから遺影の撮影最適年齢になります。
ちょうど、そのころは、顔の相にもそれまでの人生の集約された人柄がにじみ出るころです。
そして、さらに大事なのが「なるべく元気な時」を選んで遺影撮影をするのがいいと思います。
人によっては、60歳を越えたころから、2年~5年に一度程度撮影するかたもいますが
やはりあくまでも、後にのこされた家族が亡くなられたかたのありし日をしのび、生き生きと活動されていたころを思い出すためと考えれることが大切です。
そう考えますと、あなたが、自分がお気に入りの写真があればそれがベストです。
実際、突然亡くなられて、遺影写真の準備もなかったので、20年前の写真を遺影写真に急きょ加工して使用したら葬儀の時も参列のかたに非常に好評で「いいお写真顔ですね」と褒めてもらう場合が多々あります。
それで、おすすめの遺影の撮影準備は60歳を過ぎて、他の【終活】を行うときに一緒に準備することをおススメします。そして、それからでも何回も取り直しはできます。
遺影の写真はどんな表情がふさわしいか
遺影の写真はどんな表情がふさわしいかです。
スタジオで撮影する場合は、カメラマンのセンスで、表情のつくり方をアドバイスしてくれます。
一方、御自分で撮影したり、今あるアルバムから、トリミング(遺影にする顔の部分だけ加工して抜き出す)して遺影写真を作る場合は、遺影写真にはどんな表情がいいか迷われると思います。
やはり、先ほどの「生き生きと活動されていたころを思い出すための「よすが」」と考えれば、かたい表情より、やわらかい表情、さらに、軽く微笑している表情も好感がでます。
遺影だからとあまり意識しすぎないほうが良い遺影写真ができます。
遺影の写真はどこで撮影するか遺影写真の費用は
遺影の写真はどこで撮影することができるかと遺影写真の費用についてです。
街の写真館で撮影
あなたの住んでいる街の写真スタジオで撮ってもらえます。
スタジオですので背景や光の加減がプロのテクニックで仕上げてもらえます。
従来は銀塩写真の大型サイズのフィルムを使いましたが、最近はデジタル写真に切り替えている写真館も増えました。
銀塩写真のほうが、柔らかく仕上がりますが、実際ほとんど大差はありません。
価格はまちまちで5000円から4万円とスタジオによっておおきな開きがあります。
葬儀屋に依頼
故人がなくなられた後に準備する場合は、葬儀屋にいらいすることもあります。
その場合はデジタル写真であればデータをわたすのがベストです。
加工がきれいにできます。
また、銀塩写真のネガやプリントでも加工ができます。
価格は7000円~12000円くらいでできます。
自分で撮影する
自分で撮影しても十分、遺影写真としては満足のいく写真が用意できます。
また、慌てる事無くじっくり写真撮影や写真選びが可能です。
出来ればスマホ写真ではなく1眼レフのカメラで画素数がある程度大きい写真がベターです。
画素数で言えばデジタルカメラの場合200万画素以上がおすすめです。
銀塩フィルムの場合、プロは大型フィルム(ブローニーサイズ等)を使いますが一般の35ミリフィルムでも十分大丈夫です。
遺影写真は引き伸ばされますのであまり画素数が小さいとミカン肌のように写真が荒くなる恐れがあります。
遺影写真の加工は、全国サービスのオンライン加工サイトが格安で質の高い遺影写真の加工をサービスをしてくれます。
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価格は数千円からで手軽で宅配を利用できるので、利用される方が年々増加しています。
遺影の写真の服装
遺影の写真の撮影の時の服装ですが、身だしなみはきちんと整えることが大事です。
服装はもちろん、女性の方は適度なメイクも重要になります。
服装も特に決まりはありませんし、服装の色も、遺影写真にしたときの顔とのマッチングが取れていればいいと思います。
撮影したあと、全体の感じで、良いと感じたものが、いいと思います。
なので、必ずしも暗っぽい色柄の服装でなくてもかまいません。
まとめ
今回は、「遺影の写真はいつ撮る?撮影の時期や表情・選び方について【終活】」というテーマで、あなたが【終活】を行うとき必ず必要な遺影写真の準備についての記事をかきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。